nasu (なす) ― 「ナス」 じゃなくて 「ブタさん」
『くまのプーさん』に出てくるピグレット、フィンランドでは「nasu」って呼ばれています。
2011年6月29日水曜日
2011年6月28日火曜日
jaksa ヤクザ!?
jaksa (やクさ) ― 「ヤクザ」 じゃなくて 「やってのける/~するのに十分な力がある」*
*正確には「やってのける/十分な力がある」という意味の動詞が否定形と共に使われるときの形「en jakusa」。元の形は「jakusaa」(やクさー)
Japanese:やくざ yakuza
・ヤクザ(Japanese mafia)
Finnish:jakusaa used with negative form. jakusaa means have enough power to do something, stand
*正確には「やってのける/十分な力がある」という意味の動詞が否定形と共に使われるときの形「en jakusa」。元の形は「jakusaa」(やクさー)
Japanese:やくざ yakuza
・ヤクザ(Japanese mafia)
Finnish:jakusaa used with negative form. jakusaa means have enough power to do something, stand
2011年6月27日月曜日
sima 島?
sima (すィま) ― 「島」 じゃなくて 「フィンランドの蜂蜜酒」
simaはフィンランドのミード(蜂蜜酒)です。レモン、砂糖、ドライイーストでできています。Vappu(ヴぁっぷ)こと「ヴァルプギスの夜」(ウィキペディアへのリンク。文中でシマとされているものがこれ)/「メーデー」用の飲み物で、レモン味の炭酸アルコール飲料です。アルコール度数はとても低いため、アルコール飲料販売店「Alko」ではない所でも売っていたりします。基本的にはメイデイ以外にはお店に売っていないものですが、7月も近い現在も未だ売れ残りのsimaが値引きされて売ってあったりします。家庭でも作ることができ、家で作る際にはレーズンを入れてつくります。レーズンが浮かびあった時が飲み頃だそうです。
simaはフィンランドのミード(蜂蜜酒)です。レモン、砂糖、ドライイーストでできています。Vappu(ヴぁっぷ)こと「ヴァルプギスの夜」(ウィキペディアへのリンク。文中でシマとされているものがこれ)/「メーデー」用の飲み物で、レモン味の炭酸アルコール飲料です。アルコール度数はとても低いため、アルコール飲料販売店「Alko」ではない所でも売っていたりします。基本的にはメイデイ以外にはお店に売っていないものですが、7月も近い現在も未だ売れ残りのsimaが値引きされて売ってあったりします。家庭でも作ることができ、家で作る際にはレーズンを入れてつくります。レーズンが浮かびあった時が飲み頃だそうです。
2011年6月25日土曜日
日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』のフィンランド版
スウェーデンの女性作家の子供向け物語『ニルスのふしぎな旅』を元にした日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』は、フィンランドでも80年代頃から放送されており、今でも子供向け番組として放送されています。
でもこのフィンランド版はちょっと変わってるんです。劇中で登場人物たちがしゃべっているところは、フィンランド版では吹替えされていないのです。その代わりに女性ナレーターが絶えずキャラクターがその時点で感じていることを話していきます。だからニルスたちが口をパクパクさせていても聞こえてくるのは女性ナレーターの声だけ。でも注意して聞いてみれば、その声の後ろでキャラクターたちが何か喋っているのが聞こえてきます。でもそれは日本語ではなさそう…どうもニルスたちはドイツ語(オーストリア・ドイツ語?)を喋っているよう。どうやらフィンランド版はドイツ語吹替版を元に作られているようです。
でもこのフィンランド版はちょっと変わってるんです。劇中で登場人物たちがしゃべっているところは、フィンランド版では吹替えされていないのです。その代わりに女性ナレーターが絶えずキャラクターがその時点で感じていることを話していきます。だからニルスたちが口をパクパクさせていても聞こえてくるのは女性ナレーターの声だけ。でも注意して聞いてみれば、その声の後ろでキャラクターたちが何か喋っているのが聞こえてきます。でもそれは日本語ではなさそう…どうもニルスたちはドイツ語(オーストリア・ドイツ語?)を喋っているよう。どうやらフィンランド版はドイツ語吹替版を元に作られているようです。
2011年6月24日金曜日
2011年6月23日木曜日
2011年6月22日水曜日
voi harmi ヴォイ・晴美 ??
voi harmi (ヴぉい はルみ) ― 「ヴォイ・晴美」(誰だそれ) じゃなくて 「残念」
「voi」には「バター」という意味もありますが、「あーあ…」という残念な状況で「voi voi」といった感じでよく使われます。
「harmi」は「同情」を意味する言葉で、Wikitionaryによればスウェーデン語の「harm」から来た言葉だそうです。スウェーデン語の「harm」は古英語の「hearm」から来ているそうで、「苦しみ」、「痛み」を意味しているとのこと。これはOxford英英辞書によると「危害」などを意味する現代英語の「harm」の元となった言葉です。
「voi」には「バター」という意味もありますが、「あーあ…」という残念な状況で「voi voi」といった感じでよく使われます。
「harmi」は「同情」を意味する言葉で、Wikitionaryによればスウェーデン語の「harm」から来た言葉だそうです。スウェーデン語の「harm」は古英語の「hearm」から来ているそうで、「苦しみ」、「痛み」を意味しているとのこと。これはOxford英英辞書によると「危害」などを意味する現代英語の「harm」の元となった言葉です。
2011年6月21日火曜日
2011年6月16日木曜日
enkä 演歌?
enkä (えんカ) ― 「演歌」 じゃなくて 「私も~じゃない」
私+否定形の en に、英語で言うところの「nor」(また~でもない)を意味する接尾辞 kä がついたもです。
Japanese:えんか enka
・演歌(traditional Japanese popular ballad)
・塩化(chloride)Chemical term
・煙火(smoke and fire) Technical term
・嚥下(swallowing) Technical term
Finnish:I won't en (I don't) + ka: (nor)
私+否定形の en に、英語で言うところの「nor」(また~でもない)を意味する接尾辞 kä がついたもです。
Japanese:えんか enka
・演歌(traditional Japanese popular ballad)
・塩化(chloride)Chemical term
・煙火(smoke and fire) Technical term
・嚥下(swallowing) Technical term
Finnish:I won't en (I don't) + ka: (nor)
2011年6月15日水曜日
happi はっぴ?
happi (はっぴ) ― お祭りの時に着る「半被」(はっぴ) じゃなくて 「酸素」
Japanese:はっぴ happi
・半被 or 法被(traditional Japanese straight sleeved coat, usually worn festivals)
Finnish:oxygen
Japanese:はっぴ happi
・半被 or 法被(traditional Japanese straight sleeved coat, usually worn festivals)
Finnish:oxygen
2011年6月14日火曜日
haikara ハイカラ?
haikara (はいかラ) ― 「ハイカラ」 じゃなくて 「コウノトリ」
「R」を「L」に変えるだけで違う意味になります。どういう意味になるのかはこちらでご確認あれ>>「haikala」
姉妹ブログの「ヨーロッパのダンス系」では、フィンランドのラッパーAsteの「Sekopää」という曲を紹介しているのですが、曲中、歌詞の中で「haikara toi」という一節があります。
Japanese:はいから (haikara)
・ハイカラ(smart, fashionable, rakish) / I've heard the word is combination between ハイ (high) and カラー (collar)
Finnish:stork
If you change the [R] in [haikara] to a [L], its a different word. >> [haikala]
「R」を「L」に変えるだけで違う意味になります。どういう意味になるのかはこちらでご確認あれ>>「haikala」
姉妹ブログの「ヨーロッパのダンス系」では、フィンランドのラッパーAsteの「Sekopää」という曲を紹介しているのですが、曲中、歌詞の中で「haikara toi」という一節があります。
Japanese:はいから (haikara)
・ハイカラ(smart, fashionable, rakish) / I've heard the word is combination between ハイ (high) and カラー (collar)
Finnish:stork
If you change the [R] in [haikara] to a [L], its a different word. >> [haikala]
2011年6月12日日曜日
フィンランド語の発音の仕方と、このブログでの発音表記について
フィンランド語の発音の仕方と、このブログでの発音表記について
フィンランド語の発音は、基本的に日本語風にローマ字を読むのと同じです。ただし、日本語にはない音(AやOの上にテンテンがついた、ドイツ語で言うところのウムラウト)やR、Lなどの日本では区別しない音があるので注意してください。
沢山書いてしまったので難しそうに思えますが、日本語での発音表記に関してのことがほとんどです。発音表記はあくまでも、なるべく正確な発音に近い発音をしてもらうための表記です。発音に深くこだわらない方はそのままアルファベットのローマ字読みをしてみてください、フィンランド人相手でも十分通用します。
日本語表記は基本的にひらがなで、日本語では使わない音は基本的にカタカナで、以下のように記しています。
J+母音の発音は「ヤ行」の発音になります。
例)「日本」という意味の「japani」の場合「やぱに」
L+母音 舌を巻かない らりるれろ行=ひらがな
例)「ダウンロード」という意味の「lataa」の場合「らたー」
R+母音 舌を巻く ラリルレロ行=カタカナ
例)「フレーム」という意味の「raami」の場合「ラーみ」
(舌を巻いた発音ができなくても気にする必要はありません。フィンランド人の中にも舌を巻いた発音ができない人も居ます。)
V+母音 下唇をかむ ヴぁヴぃヴヴぇヴぉ=カタカナ+小さなひらがな
例)「バター」という意味の「voi」の場合「ヴぉい」
Y 発音は口をすぼめ「ゆ」を発音する形にし、「う」を発音する感じの音で、母音扱いとなります。当ブログでの表記はカタカナ。
例)「理解出来ない」という意味の「ymmarra」の場合「ユんまっラ」
Sの後に母音Iが来る音=ひらがな+半角カタカナ
例)「魂」という意味の「sielu」は「すィえる」
(Hの入らないサ行の音ということでこのひょうな表記にしてみましたが、音としては「し」の部分にHが入らない「しえる」といった感じです。)
Sの後にHが来てから母音Iが来る音=ひらがな:
例)「チェス」という意味の「shakki」は「しゃっき」
Tの後に母音が来る音=半角カタカナ
例)「お母さん」という意味の「āiti」は「アいティ」
Ä(aの上にテンテン)=カタカナ
例)「お母さん」という意味の「āiti」は「アいてぃ」
(「あ」とは発音が少々違います。英語で「cat」と発音する際の「a」の音がこれに当たります。)
Ö(oの上にテンテン)=カタカナ
例)「コテージ」という意味の「mōkki」は「モっき」
(「お」の発音とは少々違います。英語では「fur」と発音する際の「u」の音がこれに当たります。)
子音が続く音の最初の子音=半角カタカナ
例)「スウェーデン」という意味の「ruotsi」は「ルおツぃ」
(子音が続くため最初の子音の発音が中途半端な音となるためこういう表記としました)
子音で終わる音=半角カタカナ
例)「アルファベット」という意味の「aakoset」は「ああこせっト」
(子音が続くため最初の子音の発音が中途半端な音となるためこういう表記としました)
Lで終わる音=ら行+’
「」
「母音が二つ続いた音」は音が伸びます。
例)朝という意味の「Aamu」は「あーむ」
日本語で「きた」(kita)と「きいた」(kiita)の意味が違うように、フィンランド語でも母音が二つ続けば別の単語になります。
例)「嘆く人」という意味の「suri」(すリ)と、「大きい」という意味の「suuri」(すーリ)
「子音が二つ続いた音」は音がはねます。
例)猫と言う意味の「Kissa」は、ローマ字の日本語読みと同じで「キッサ」
日本語で「かった」と「かた」の意味が違うように、フィンランド語でも跳ねる音のあるなしで別の単語になります。
例)「誰?」という意味の「kuka」(くか)と、「花」という意味の「kukka」(くっか)
あと、「スウェーデンのオー」ことÅなんていうのもありますが、発音はOと同じで「おー」だし、フィンランド語ではほとんど使われることのないものなので気にしなくてもいいでしょう。
フィンランド語の発音は、基本的に日本語風にローマ字を読むのと同じです。ただし、日本語にはない音(AやOの上にテンテンがついた、ドイツ語で言うところのウムラウト)やR、Lなどの日本では区別しない音があるので注意してください。
沢山書いてしまったので難しそうに思えますが、日本語での発音表記に関してのことがほとんどです。発音表記はあくまでも、なるべく正確な発音に近い発音をしてもらうための表記です。発音に深くこだわらない方はそのままアルファベットのローマ字読みをしてみてください、フィンランド人相手でも十分通用します。
日本語表記は基本的にひらがなで、日本語では使わない音は基本的にカタカナで、以下のように記しています。
J+母音の発音は「ヤ行」の発音になります。
例)「日本」という意味の「japani」の場合「やぱに」
L+母音 舌を巻かない らりるれろ行=ひらがな
例)「ダウンロード」という意味の「lataa」の場合「らたー」
R+母音 舌を巻く ラリルレロ行=カタカナ
例)「フレーム」という意味の「raami」の場合「ラーみ」
(舌を巻いた発音ができなくても気にする必要はありません。フィンランド人の中にも舌を巻いた発音ができない人も居ます。)
V+母音 下唇をかむ ヴぁヴぃヴヴぇヴぉ=カタカナ+小さなひらがな
例)「バター」という意味の「voi」の場合「ヴぉい」
Y 発音は口をすぼめ「ゆ」を発音する形にし、「う」を発音する感じの音で、母音扱いとなります。当ブログでの表記はカタカナ。
例)「理解出来ない」という意味の「ymmarra」の場合「ユんまっラ」
Sの後に母音Iが来る音=ひらがな+半角カタカナ
例)「魂」という意味の「sielu」は「すィえる」
(Hの入らないサ行の音ということでこのひょうな表記にしてみましたが、音としては「し」の部分にHが入らない「しえる」といった感じです。)
Sの後にHが来てから母音Iが来る音=ひらがな:
例)「チェス」という意味の「shakki」は「しゃっき」
Tの後に母音が来る音=半角カタカナ
例)「お母さん」という意味の「āiti」は「アいティ」
Ä(aの上にテンテン)=カタカナ
例)「お母さん」という意味の「āiti」は「アいてぃ」
(「あ」とは発音が少々違います。英語で「cat」と発音する際の「a」の音がこれに当たります。)
Ö(oの上にテンテン)=カタカナ
例)「コテージ」という意味の「mōkki」は「モっき」
(「お」の発音とは少々違います。英語では「fur」と発音する際の「u」の音がこれに当たります。)
子音が続く音の最初の子音=半角カタカナ
例)「スウェーデン」という意味の「ruotsi」は「ルおツぃ」
(子音が続くため最初の子音の発音が中途半端な音となるためこういう表記としました)
子音で終わる音=半角カタカナ
例)「アルファベット」という意味の「aakoset」は「ああこせっト」
(子音が続くため最初の子音の発音が中途半端な音となるためこういう表記としました)
Lで終わる音=ら行+’
「」
「母音が二つ続いた音」は音が伸びます。
例)朝という意味の「Aamu」は「あーむ」
日本語で「きた」(kita)と「きいた」(kiita)の意味が違うように、フィンランド語でも母音が二つ続けば別の単語になります。
例)「嘆く人」という意味の「suri」(すリ)と、「大きい」という意味の「suuri」(すーリ)
「子音が二つ続いた音」は音がはねます。
例)猫と言う意味の「Kissa」は、ローマ字の日本語読みと同じで「キッサ」
日本語で「かった」と「かた」の意味が違うように、フィンランド語でも跳ねる音のあるなしで別の単語になります。
例)「誰?」という意味の「kuka」(くか)と、「花」という意味の「kukka」(くっか)
あと、「スウェーデンのオー」ことÅなんていうのもありますが、発音はOと同じで「おー」だし、フィンランド語ではほとんど使われることのないものなので気にしなくてもいいでしょう。
2011年6月9日木曜日
「空耳フィンランド語!」へようこそ
こんにちは、「空耳フィンランド語!」へようこそ。このブログは主に私abcxyz自身がフィンランド語を学ぶために立ち上げたブログです。
フィンランドは日本から飛行機で行くにも10時間もかかる遠い国ですが、不思議なことに発音は日本語に似ています。そしてびっくりすることに、日本語と同じ言葉もあるんです!普段の会話の中にも日本語の単語に聞こえる言葉がたくさんでてきます。とは言っても意味まで日本語の言葉と同じというわけではありませんが、それが面白いところです。
このブログではそんな、日本語と同じ発音のフィンランド語の単語や、日本語に聞こえちゃう「空耳フィンランド語」をみなさんに紹介していこうと思っています。
知って楽しい、友達に教えても楽しい「空耳フィンランド語」、もちろんフィンランド語の勉強にも役立つはずです。一緒に楽しみながらフィンランド語を覚えていきましょう!
abcxyz
フィンランドは日本から飛行機で行くにも10時間もかかる遠い国ですが、不思議なことに発音は日本語に似ています。そしてびっくりすることに、日本語と同じ言葉もあるんです!普段の会話の中にも日本語の単語に聞こえる言葉がたくさんでてきます。とは言っても意味まで日本語の言葉と同じというわけではありませんが、それが面白いところです。
このブログではそんな、日本語と同じ発音のフィンランド語の単語や、日本語に聞こえちゃう「空耳フィンランド語」をみなさんに紹介していこうと思っています。
知って楽しい、友達に教えても楽しい「空耳フィンランド語」、もちろんフィンランド語の勉強にも役立つはずです。一緒に楽しみながらフィンランド語を覚えていきましょう!
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