Planeetaという中古の本屋チェーン(リンク先はそのチェーン店の一つ)が、昨今のアジア研究に対する処遇の悪さに対してささやかながら支援をしようとしている。
チェーン店の店主であるElmeri Vehkalaさんはすべてのチェーン店で、2016年末までアジア研究関連書籍の売り上げから、2ユーロをヘルシンキ大学の世界文化学科(アジア~中東アジア、アフリカの研究と地域学、文化学、古代学、宗教学などを行う)に寄付すると宣言した。
[via Facebook]
(abcxyz)
2016年4月29日金曜日
2016年4月28日木曜日
連載・さらば福祉国家 フィンランドの日本教育ももはやこれまで唯一の日本文化教授もクビに
日本語・日本文化の教授Rein Raud氏がフィンランドの文部科学省の「節約」政治を受けてクビにされることとなったよう(今年の10月にやめることに)。この役職は元々は日本が出資してヘルシンキ大学に作ったもので、これに関して、日本大使館に連絡がなされているようだ。
このため、これ以降日本語専攻の学生の学士論文、修士論文を見る人は、ヘルシンキ大学の日本語の言語学者(たぶん日本でいう准教授)一人だけとなる。だが、その方は言語学者なために、日本の歴史や社会に関して論文を読む人はいなくなる。
今後日本語を高校の選択科目にするにもかかわらず、唯一フィンランドで日本の日本語・日本文化の教授がいなくなるという変な事態に。フィンランドの文部科学省は先日「東アジア研究の中心になるようにしなさい」と支持していたにもかかわらずこんな事態にるとは。
(abcxyz)
このため、これ以降日本語専攻の学生の学士論文、修士論文を見る人は、ヘルシンキ大学の日本語の言語学者(たぶん日本でいう准教授)一人だけとなる。だが、その方は言語学者なために、日本の歴史や社会に関して論文を読む人はいなくなる。
今後日本語を高校の選択科目にするにもかかわらず、唯一フィンランドで日本の日本語・日本文化の教授がいなくなるという変な事態に。フィンランドの文部科学省は先日「東アジア研究の中心になるようにしなさい」と支持していたにもかかわらずこんな事態にるとは。
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2016年4月24日日曜日
フィンランドの面白CM:チャンピオン・マッコネンVS若き日本人挑戦者イチロー・ナガサキ!
目隠しして食材を当てるコンテスト!そのチャンピオンとなったMakkonenは自分の勝利に溺れ、訓練を怠るあまり、日本から迫りくる若き挑戦者の脅威に無関心であった。
挑戦者Ichiro Nagasakiは挑戦状をたたきつける!「I want Makkonen!」そして渡フィンした挑戦者NagasakiはPrisma(フィンランドのスーパーマーケット)に姿を見せる。Makkonenの兄はその姿を目撃。「こいつを甘く見るんじゃない。Prismaで買い物しているところを見たんだぞ…」とMakkonenに警告するものの、Makkonenは聞く耳を持たなかった。
そしてついに訪れた決着の時…
「Makkonen! You can run, but you can't hide!」(Makkonen!逃げたって隠れることはできないぞ!)
「っしゃー!!!チャンピオン!」新チャンピオンとなったNagasakiの前に、愕然とするMakkonen。しかし兄はやさしくこういうのだった「人生が終わったわけじゃない。再試合をしようじゃないか、今度はちゃんと訓練して」・
ちゃんちゃん。フィンランドのSグループ系列の大型スーパー、PrismaのCMでした。「Kaikki makumaailmat löydät meiltä.」「すべての味はここで見つかる。」ということでこんなCMになっているようです。
この対決に至るまでの、感謝されない兄とMakkonenの成功と没落のCMもどうぞ。
image: YouTube
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2016年4月15日金曜日
泣ける!フィンランドのアフラック…じゃなくてドナルド・ダックのコミックCM
「Aku Ankka」はフィンランドでの「ドナルド・ダック」の名前。フィンランドではこの「Aku Ankka」のコミックが大人気。大人から子供までその名を知らない人はまずいません。
今回ご紹介するのはそんなAku AnkkaのCMです。アヒルが出てくるけど、アフラックのCMじゃありませんよ。
最初は父親が読んでいて、子供が生まれたら子供に読み聞かせ
文字もAku Ankkaに書いてある文字を真似して覚え(日本で「漫画が漢字などを覚えるきっかけになる」というのと同じ役割をフィンランドではAku Ankkaが担っています)
女の子にはAku Ankkaで使われていたジョークを言って笑わせ
でも…思春期にはもう読みたくなったり
そしてAku Ankkaの購読を中止するも…
…やっぱり大好きAku Ankka
最後には「Älä aikuistu / 大人にならないで」。多くのフィンランド人が涙したそうです。
(abcxyz)
今回ご紹介するのはそんなAku AnkkaのCMです。アヒルが出てくるけど、アフラックのCMじゃありませんよ。
最初は父親が読んでいて、子供が生まれたら子供に読み聞かせ
文字もAku Ankkaに書いてある文字を真似して覚え(日本で「漫画が漢字などを覚えるきっかけになる」というのと同じ役割をフィンランドではAku Ankkaが担っています)
女の子にはAku Ankkaで使われていたジョークを言って笑わせ
でも…思春期にはもう読みたくなったり
そしてAku Ankkaの購読を中止するも…
…やっぱり大好きAku Ankka
最後には「Älä aikuistu / 大人にならないで」。多くのフィンランド人が涙したそうです。
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