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2016年11月14日月曜日

Eurocentric Disney Depicts Japan 『ドナルドダック』コミックで描かれてる日本が適当すぎる




Briefly in English: This week's Aku Ankka (Donald Duck) comic features an episode where Karhukopla (Beagle Boys) goes to Japan. Story, written by Byron Erickson (who was Don Rosa's editor), specifically mentions this country as Japan, but "Japan" described by Andrea Ferraris doesn't seem Japan to me at all but typical "mixed Asia". For me it rather resembles South Korea I have seen in South Korean TV shows.

In the same issue's episode "Merten viekkain kauhu" (D 2016-017) Germany's Hamburg Town Hall and St. Michaelis Church are depicted with great accuracy, this is nothing more than Eurocentrism and an international company like Disney shouldn't allow this. Especially because Aku Ankka comics are widely read by Finnish children.


フィンランドで代人気の「ドナルドダック」こと『Aku Ankka』。今週号では日本が舞台になった話も収録されています。ストーリーとしては泥棒たちKarhukopla(英語だとBeagle Boys)がドナルドダックのお金持ちのおじさんRoope Ankka(スクルージ・マクダック)の金庫に侵入するのに失敗するのに飽き、イギリス、フランス、日本に行くというお話。


カメラをたくさん持った日本人観光客、日本人の名前としてHashimotoと出てきたり、「すぐに俺たちがガイジン(gaijin)だとバレてしまう」、「東京」、通貨が「円」だったりと、部分的にはちゃんと日本っぽいのですが…




「適当なアジアの国」感がプンプンします。部屋の中の様子や家並びなどは私が韓国ドラマの中で見た韓国に近いかも。

ただストーリーとは別々の人が担当しており、ストーリーはByron Erickson(アメリカ人)、絵はAndrea Ferraris(イタリア人)となっています。Ericksonは、歴史にも詳しく『Aku Ankka』のストーリーにもその知識を活用するフィンランドで超人気のライター兼アーティストDon Rosa(アメリカ人)の編集者でもあった人。そこから推測するに(邪推でしかありませんが)この号で展開する適当な日本観はアーティストFerrarisによるものではないかと。

一方同じ号の別のエピソードではドイツのハンブルグが、ハンブルグの観光名所であるタワーや教会などが緻密に描かれています。これはヨーロッパ中心主義以外の何物でもありません。

作品番号「D 2010-144」からするとこの作品が作られたのはしばらく前の2010年。フィンランドも国際的になってきて、日系、韓国系の子供だっている中で、世界のディズニーともあろうものがこのような適当な世界観を世界に広めるのは非難されるに値するでしょう。時代的にも「ステレオタイプ的な馬鹿な大人向けの」(politically incorrectな)冗談を交えて描くことだけで差別として捉えられても仕方がない時代、特に子供向けの作品でこんな有様では編集部の手抜きにも程があると思います。


image by Walt Disney Aku Ankka N:o 45 - 9.11.2016

(abcxyz)

2016年5月31日火曜日

そのとき歴史が動いた:フィンランド、ソ連、ケッコネン。いちばん有名な「Hyvä veli」話

いちばん有名な「Hyvä veli」の例はソ連時代60年代の話。当時のフィンランドの大統領Urho Kekkonenは、大統領選が近づき再当選したかったものの、Kekkonenの相手の方が勝機がありそうな状況でした。

フィンランドはロシアとYYA契約(ソ連とフィンランドの間の安全保障条約みたいなもので「友情、協力、相互援助」の合意)を結んでおり、ソ連の敵国を手伝ってはいけないという状況でした。当時の西ドイツはソ連の敵であり、その当時バルト海で西ドイツの軍隊活動が急に活発化していました。

Kekkonenがハワイに行っていたときに、ソ連から急にモスクワのフィンランド大使にフィンランドに向けたメッセージが届きます。その内容は、「西ドイツの軍隊活動についてフィンランドの軍隊と話がしたい」というもの。フィンランドとしては中立の立場をとりたいために軍隊をこのことに巻き込みたくなく、Kekkonenは軍隊と相談せずにどうにかできないかとソ連に尋ねます。それに対してソ連は「フィンランドの今の外務政治家たち(大統領であるKekkonenと、Kekkonen側であった外務大臣)を信頼している」などというやり取りがあったそう。

結局皆がソ連を恐れ、Kekkonenの相手の大統領候補が途中で大統領戦を降りたためにKekkonenが当選。

その後、Kekkonenはソ連の人に会った時に「メッセージは私のためになりました」、「計画はうまくいっていました」などとあいまいなことを言っていたそう。

Kekkonenは、ビールや家具の絵柄にもなったりと、ある意味現代ではキャラクター化されてもいますが、結局Kekkonenは32年間も大統領でおり、今でもフィンランドでは「彼のせいでソ連とうまくいった」という声も、「彼は最悪の独裁政治家」という声も聴かれます。ちなみにこれを受けて今のフィンランドでは12年(2回選出)より長い間大統領の座に居座ることができなくなっています。

Kekkonenはソ連のトップの人たちと仲が良く、一緒にサウナに行ったりスキーに行ったりしていた=Hyvä veliだったため、説としては「Kekkonenがソ連にメッセージを送るよう頼んだ」という説が今でも一番信じられています。


(abcxyz)

2015年4月28日火曜日

フィンランド(で食べた)アイスクリーム:ドイツLidlの『トワイライト』っぽいアイス




Lidlはという家族経営の会社Schwarzを親会社に持つドイツのディスカウントスーパーマーケットです。ヨーロッパ中に1万店舗以上が存在し、店舗内は棚に商品を詰めるのではなく商品が積み上げられている状態だったり、顧客カードなどが存在しないぶん安く商品を提供しています。今回ご紹介するのはLidlのアイスブランドGelatelliの「Eclipse」です。





このアイスは「Eclipse」(英語で「日食/月食」の「食」という意味)と名付けられた商品名といい、暗い森に月食/日食が描かれたパッケージといい、ロゴが牙状になっているところといい、なんだか小説/映画『トワイライト』シリーズの『エクリプス』(Eclipse)を連想させます。




外側はコーラ味の黒い層、その下に赤いイチゴ味の層のアイスキャンディー(mehujää)があり、その中に白いバニラアイスクリームが入っています。





Lidlではバラ売りはしておらず、箱に7本入ったパッケージのみ。GalatelliはLidlのブランドではありますが、アイスの製造国はスペインと表記されています。一本あたりのカロリーは76kcal。


(abcxyz)

2015年3月3日火曜日

ドイツ産の梅酒、「板前 Plum Wine」酒飲みで知られるフィンランド人に10点満点評価を下してもらった!




「Itamae / 板前」ブランドのPlum Wine(プラムワイン)、ポーランドの食料品店で見つけて、安かったので買ってみました。同じ棚には、値段の違う日本の「チョーヤ」ブランドの梅酒もありました。13PLNくらいだったかな?

アルコール度数は10.5%。アルコール飲料評論家(vitsi)で、ブログ『妙見星の下で』のペトラさんによると、「日本食に合わなくはないだろうけど、梅酒ではない」、「梅酒というより、もっとプラムのワインらしい味。本当の『梅』ではなく、プラムから作られているんじゃないかな」とのこと。


10点満点評価で「6.5点」とのこと。





こちらはおつまみとして買った「Serowy warkoczyk wedzony」(スモークド・ピッグテール・チーズ)。四つ編みされているチーズです。スモークされた風味で、多少弾力があります。右上にアルコールを示す「おつまみマーク」があるのに使われている写真は子供同士がこのチーズをあげあうようすが描かれています。こちらはポーランドのもの。

2013年10月1日火曜日

フィンランドの物の値段:ベーキングソーダ / Ruokasooda 100g

今回紹介するのは、1891年に創業した、ベーキングパウダーやケーキミックス、ヨーグルトなどを作っているドイツの会社、Dr. Oetkerの「Ruokasooda 100g」です。

さて「Ruokasooda」は何かというと、「ruoka」(食品 / food)と「sooda」(ソーダ / soda)という言葉の組み合わせで、「ベーキングソーダ」(baking soda)のことですが…それよりもパッケージに大きく表記してあるドイツ語の「Bikarbonat」は英語で言えば「Bicarbonate」、「炭酸水素塩」の事なので、厳密に言えば「ベーキングソーダ」(=「Sodium bicarbonate」=「炭酸水素ナトリウム」)とは違うのかも。…続く





さて、気になるお値段は…?

0.67ユーロ、現在の日本円換算で約89円でした。(1ユーロ約133円)


…続き。更に言えば、フィンランド語表記の上にある、スウェーデン語表記であるはずの「Natron」は英語で言っても「Natron」、日本語で言えば「ナトロン」。Wikipediaによれば「炭酸ナトリウム10水和物(Na2CO3·10H2O)と約17%の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3、重曹とも)を主成分とする、天然に産出する鉱物」ということで、これもちょっと違うもの…。

スウェーデン語で「Bicarbonate / 炭酸水素塩」は「Vätekarbonat」だし、「Sodium bicarbonate / 炭酸水素ナトリウム」は「Natriumvätekarbonat」。Wikitionary曰く、ドイツ語での「Natron」は、英語で言えば「bicarb」=「Bicarbonate」の口語形、とのことだけど…。一体これは何なんだ!

2012年6月11日月曜日

フィンランドで買った爪切りのはなし。

フィンランド大使館さんがツイートされているように、フィンランドで爪を切る際は「爪切り」ではなく「はさみ」で切る方が多いみたいです。

こちらは私がフィンランドへ行った際に買った爪切り。



あれは4年ほど前、爪切りを持たずにフィンランドに行った時でした。なかなか爪切りが見つからないので、どこに行けば買えるのか悩んだ挙句、薬局に行くことに。ヘルシンキ中央駅からそう遠くないストックマンStockmanに行き、中の薬局の人に爪切り(英語で「nailclipper」)はないかと尋ねたところ、「爪切りバサミのこと?」と聞かれ、「いやいや、そうじゃないやつ」と身振り手振りで説明したら、これをとり出してくれました。



飛び散る爪をカバーするものなんてついてないので注意しないと部屋中爪だらけになります。セロテープで側面を貼り付けちゃうのがいいのかも。でも、同じタイプの爪切りを使っていたフィンランド人の友達は、ただ新聞を広げてその上で爪を切っていました。

パッケージを見る限り、爪切りは「YES SOLINGEN」製で、「Nagelknipser」らしい。「Nagelknipser」はドイツ語で「爪切り」のこと。ってことは、これはドイツ製?

Solingenもドイツの地名で、ナイフの製造などでも有名らしい。「YES SOLINGEN」で検索すると出てくるのはチェコやロシアのサイトばかりだが、頑張って調べた結果、「Becker-Manicure」というドイツの会社のもつブランドの名前だということが判明。この会社は1930年創業で、最高級品ブランドの「ERBE」、ミドルレンジブランドの「AYA」、そして、低価格ブランドの「YES」があるとのこと。つまりこの爪切りはお手頃プライスのものということですね。

切れ味は悪くないのですが、もし爪を切らなければいけないほどの期間フィンランドに滞在するなら日本から持っていったほうがいいかもしれませんね。でも、爪切りは機内持ち込みは出来なかったりもするので、預ける荷物の方に入れるのを忘れずに!