2016年8月31日水曜日

カウニステ×Stamp and Diary、フィンランドと日本のファッションブランドコラボのローンチイベントにお邪魔した



2008年にフィンランドの首都ヘルシンキに生まれたテキスタイルブランド「Kauniste」(カウニステ)。そして新しいスタートと日々の日常をテーマに名付けられた日本のブランド「Stamp and Diary」(スタンプ・アンド・ダイアリー)。遠く離れたフィンランドと日本のブランドのコラボレーションが実現しました。




そのローンチイベントが行われたのはヘルシンキ中心地にあるKaunisteのショップ(写真)。この日はTaiteiden Yöと重なったこともあり、街中に多くの人が繰り出していました。ローンチイベントは午後7時から9時まででしたが、Kaunisteのショップがある通りFredrikinkatuはいつにも増して人通りが多く、窓の外から店内をのぞいたり、足を踏み入れる人も少なくありませんでした。

Taiteiden Yo:芸術の夜/The Night of the Arts、街中の様々な場所に視覚芸術、舞台芸術、文芸、音楽など様々なアートがあふれだす年一夜限りのイベントで、今年28回目となる。




今回店内に並んでいたコラボレーション作品は、伊勢丹のフィーカ・デリのパッケージイラストなども手掛けるHanna KonolaによるデザインのKaunisteのテキスタイル「Konfetti」(コンフェティ、紙吹雪のようなものを意味する)を使用したStamp and Diaryによるワンピースやスカート。同じKonfetti柄でも、パステルカラーのものと、白黒のものが用意されていました。「フィンランド人はカラフルな服が好きで挑戦してみたいという気持ちを持っているが、多くの人は最終的に無難な白黒のものを選んでしまう」、ととあるヘルシンキのデザインショップオーナーが語っていましたが、それもあってなのかも。




店員さんたちもコラボモデルを着ていました。




店内にはそれ以外にもKonfetti柄の商品があります。




Stamp and Diaryからはコラボモデルではないものの出展もありました。

なお、今回のコラボはKaunisteとStamp and Diary、様々な国を飛び回る両ブランドの創設者が偶然ばったり出会って、そこからコラボまで発展したとのことでした。

フィンランドの女性のファッションは、隣国ロシアのものとは大きく違います。ロシアの女性のファッションは女性らしさを強調し、ウエストや胸を強調したり、ハイヒールを履いたりするようなものが多いですが、対してフィンランドでは着心地や履き心地、実用性を兼ね備えています。かといって洒落っ気がないわけではなく、実用性やシンプルさの中にも可愛らしい形や色、模様などがあしらわれたお洒落さのあるのがフィンランド風。

テキスタイルデザイナーと布生地の匠の合作により美しいテキスタイルを生み出すKaunisteと、着心地にこだわった服を作るStamp and Diaryのコラボもきっとフィンランドの人たちの心にも響くはずです。






トップ画像以外の写真:@petorah
写真掲載は撮影者、お店の許可、共に得ています。

(abcxyz)

2016年8月28日日曜日

kaiken 改憲?会見?

kaiken (かいけん) ― 「改憲」 じゃなくて 「すべてを / すべての」!

「kaiken」は「kaikki」(すべて)からきており、「すべての」や「すべてを」という意味です。

Kaiken aikaa.(いつも=すべての時間)
Tiedan kaiken. (私はすべて知っている)

Japanese:かいけん kaiken
・改憲(Constitutional change)
・会見(interview meeting / press conference)

Finnish:all of (genitive)


(abcxyz)