「peti peto」は、日本国外の方へのお土産に最適な眼鏡クリーナー。ぐしゃぐしゃにしても、手の上でポンポンと数回投げれば、折り紙の動物の形に戻っちゃう、形状記憶加工の施されている眼鏡クリーナーです。
「peti peto」は、ラテン語で「小さな動物」という意味。でもフィンランド語で言うと、ちょっといやらしい意味に聞こえるかも。
peti は sanky や布団、寝床のこと。
peto は野獣。
「olen peto sängyssä」で「俺はベッドでは野獣だぜ」という意味になります。
Latin:peti peto
・peti - small
・peto - animal
Finnish:
peti - sleeping place
peto - beast
(abcxyz)
2016年2月29日月曜日
2016年2月27日土曜日
コーヒーの消費量が世界一といわれるフィンランド、でもコーヒーが不味いのはなぜ?
フィンランドのコーヒー(kahvi)は浅煎り(vaaleapaahtoinen)のものが一般的です。味は薄目で、酸味が強い印象があります。
ところ変わって、イタリア、フランスなど、他のヨーロッパ地域ではよりコーヒー豆が深煎りされているものが多いです。日本で一般的飲まれているコーヒーも深めのものが多いほか、「深煎り」(tummapaahtoinen)を売りにしたものもありますね。
しかし浅く煎ったコーヒーに慣れたフィンランドでは、ときに私たちの慣れ親しんだ深煎りコーヒーの味が「濃すぎる」と感じられることもあるよう。
フィンランドでは浅煎りであるおかげで味も薄いために、たくさんのコーヒーを飲むことができるのかもしれませんね。
写真はHakaniementoriで「Eromanga」(エロマンガ、みたいですがパン屋さんの名前です)で、コーヒーとmunkkipossu*を注文したところ。左の人が注文したのはコーヒーとpulla(バン)。
*munkkipossu
munnki:ドーナッツ
possu:ブタ
ヘルシンキ弁では「ドーナッツ・ブタ」(どう見たらブタに見えるのかはフィンランド人にも不明)というジャムの入ったドーナッツ。ほかの地方では並びが変わり「possumunkki」(ブタ・ドーナッツ)と言うそうです。
(abcxyz)
2016年2月26日金曜日
rakko ラッコ?
rakko (ラっこ) ― 「ラッコ」?ではなくて足にできる「マメ」という意味です。
なお「virtsarakko」では「膀胱」という意味になります。
Japanese:らっこ rakko
・Sea otter
Finnish:blister
(abcxyz)
なお「virtsarakko」では「膀胱」という意味になります。
Japanese:らっこ rakko
・Sea otter
Finnish:blister
(abcxyz)
2016年2月22日月曜日
häikäisee 徘徊性?
häikäisee (ハいカいせー) ― 「徘徊性」 じゃなくて 「眩しい」(動詞)
「valo häikäisee」で「光が眩しい」という意味になります。
Japanese:はいかいせい haikaisei
・徘徊性(the nature of roaming)
Finnish:dazzle (verb)
「valo häikäisee」で「光が眩しい」という意味になります。
Japanese:はいかいせい haikaisei
・徘徊性(the nature of roaming)
Finnish:dazzle (verb)
2016年2月3日水曜日
世界腐敗度ランキング2位のフィンランド、経済自由度ランキングは24位。(日本は腐敗度18位、経済22位)
米ヘリテージ財団とウォールストリートジャーナルによる経済自由度指数は、「“財産権の保護”、“汚職の少なさ”、“政府支出の少なさ”、“財政の健全性”、“ビジネスの自由度”、“労働の自由度”、“通貨の自由度”、“貿易の自由度”、“投資の自由度”、“金融の自由度”」(wikipedia)によって算出される各国の自由経済度です。
先日発表された2016年版の経済自由度指数(Heritage.org)では、1位(最も経済自由度が高い)は香港、9位にエストニア、デンマーク12位、日本22位、フィンランドは24位でした。
経済自由度指数が80~100となった上位5か国は「自由」、6位から38位の指数70~79.9の国々は「おおむね自由」な経済自由度とされています。ランキング内最下位は178位の北朝鮮で「圧制された」経済という区分けとなっています。
こうしてみるとフィンランドも日本も経済自由度は高い方ですが、同じく先日発表された世界腐敗度ランキング(ネット選挙ドットコム)ではデンマークが1位、フィンランドは2位、(日本は18位)と順位がトップ(=腐敗度が低い)であったことを考えると、デンマーク12位、フィンランド24位というのは面白いですね。
私は経済自由度指数がどう算出されているのか詳しいことはわからないのですが、例えば「ビジネスの自由度」と「労働の自由度」は相反する要素も含まれていそうです。労働者の権利を尊重すればするほどビジネス的な自由度は下がるでしょう。また、税率を高くすることで国家の福祉を維持するには、企業の負担も必要ですが、企業の負担が高ければ「経済自由度」は下がるのではないでしょうか。
海を挟んだ隣国で通貨は共通のユーロを用いるエストニアは順位が9位と高めですが、フィンランド国内からは「エストニアは会社を作る/維持するのに税金が安いし、人件費や労働保険も安い(酒類も安いし)」という印象が持たれています。
フィンランドでは、法律では何日の労働に対して何日の有給休暇があるべきと定められており、これはアルバイトにも適用されます。とはいってもアルバイトの場合は正社員とは違いシフト制なので有給「休暇」そのものは取れず、その代わりに有給休暇分の給料がもらえる仕組みになっています。
世界の国々を相手にしたビジネスで優位に立つか、それともしっかりと充実した労働・生活環境を国民に保証するのか、国造りに何を優先するのかでその国の本音が見えてくるかもしれませんね。
(abcxyz)
先日発表された2016年版の経済自由度指数(Heritage.org)では、1位(最も経済自由度が高い)は香港、9位にエストニア、デンマーク12位、日本22位、フィンランドは24位でした。
経済自由度指数が80~100となった上位5か国は「自由」、6位から38位の指数70~79.9の国々は「おおむね自由」な経済自由度とされています。ランキング内最下位は178位の北朝鮮で「圧制された」経済という区分けとなっています。
こうしてみるとフィンランドも日本も経済自由度は高い方ですが、同じく先日発表された世界腐敗度ランキング(ネット選挙ドットコム)ではデンマークが1位、フィンランドは2位、(日本は18位)と順位がトップ(=腐敗度が低い)であったことを考えると、デンマーク12位、フィンランド24位というのは面白いですね。
私は経済自由度指数がどう算出されているのか詳しいことはわからないのですが、例えば「ビジネスの自由度」と「労働の自由度」は相反する要素も含まれていそうです。労働者の権利を尊重すればするほどビジネス的な自由度は下がるでしょう。また、税率を高くすることで国家の福祉を維持するには、企業の負担も必要ですが、企業の負担が高ければ「経済自由度」は下がるのではないでしょうか。
海を挟んだ隣国で通貨は共通のユーロを用いるエストニアは順位が9位と高めですが、フィンランド国内からは「エストニアは会社を作る/維持するのに税金が安いし、人件費や労働保険も安い(酒類も安いし)」という印象が持たれています。
フィンランドでは、法律では何日の労働に対して何日の有給休暇があるべきと定められており、これはアルバイトにも適用されます。とはいってもアルバイトの場合は正社員とは違いシフト制なので有給「休暇」そのものは取れず、その代わりに有給休暇分の給料がもらえる仕組みになっています。
世界の国々を相手にしたビジネスで優位に立つか、それともしっかりと充実した労働・生活環境を国民に保証するのか、国造りに何を優先するのかでその国の本音が見えてくるかもしれませんね。
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2016年2月2日火曜日
『ドラゴンボール』フィンランド語版は「小児性愛的」だと批判をうけた後に一度出版中止になってる
『ドラゴンボール』は2003年からAntti ValkamaさんとHeikki Valkamaさんにより日本語から直接フィンランド語へ翻訳され出版されています。フィンランド語版の『ドラゴンボール』は、フィンランドで『はだしのゲン』、『AKIRA』に次いでフィンランド語に翻訳された漫画の3番目くらい。
2003年、Ilta-Sanomatに「変態的だ、ペドファイル的なところもあるじゃないか」と書かれたり、読者投稿で「作中にある援助交際をフィンランドの女の子たちが真似したら…」と危惧する内容があったりもしたよう(Ilta-Sanomatはスポーツ新聞みたいな、女性芸能人のトップレス写真や水着ピンナップガールの写真も載っている低俗な新聞だが…)。フィンランドでは一般的に裸に対しては(日本ほど)敏感ではありませんが、ペドファイル的な部分には(それが作中の冗談であっても)敏感だったようです。
それがスキャンダルとなり、元々出版していたKolibriは出版を中止。しばらく後に、別の出版社(Sangatsu Manga)から出版されるようになりました。その際には12歳以上推薦という推奨年齢が付いての発売となったようですが、一部検閲されている部分もあったようです。
同年『らんま2/1』(こちらはドイツ語からの翻訳)もフィンランドで出版されたようですが、こちらはスキャンダルはなかったようです。
(abcxyz)
2003年、Ilta-Sanomatに「変態的だ、ペドファイル的なところもあるじゃないか」と書かれたり、読者投稿で「作中にある援助交際をフィンランドの女の子たちが真似したら…」と危惧する内容があったりもしたよう(Ilta-Sanomatはスポーツ新聞みたいな、女性芸能人のトップレス写真や水着ピンナップガールの写真も載っている低俗な新聞だが…)。フィンランドでは一般的に裸に対しては(日本ほど)敏感ではありませんが、ペドファイル的な部分には(それが作中の冗談であっても)敏感だったようです。
それがスキャンダルとなり、元々出版していたKolibriは出版を中止。しばらく後に、別の出版社(Sangatsu Manga)から出版されるようになりました。その際には12歳以上推薦という推奨年齢が付いての発売となったようですが、一部検閲されている部分もあったようです。
同年『らんま2/1』(こちらはドイツ語からの翻訳)もフィンランドで出版されたようですが、こちらはスキャンダルはなかったようです。
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