2013年9月30日月曜日

aisti アイスティー?

aisti (あいすてぃ) ― 「アイスティー」 じゃなくて 「感覚

英語で言えば「Sense」にあたる、「感覚」という意味の言葉です。

Japanese:あいすてぃー aisuti-
・アイスティー(ice tea)

Finnish:sense

2013年9月29日日曜日

フィンランドの物の値段:ビールのレモンソーダ割り / Foster's Radler 0.5L

1836年創業のフィンランドの飲料品メーカー、Hartwall。JaffaやPommacでも有名ですが、元々はラップランドで作られていたラガービールLapin Kultaや、Karjalaなどのビールも作っています。Hartwallは2008年からはオランダのHeineken(ハイネケン)傘下になっています。

フィンランドではPepsiや7UP、Mountain Dewなどのペプシ系列の製造販売も行っているHartwall。そんなHartwallはオーストラリアのラガービール会社、Foster'sのフィンランドでの販売元でもあります。

今回買ったのは、Foster'sビールをレモンソーダで割った商品「Foster's Radler 0.5L」です。アルコール度数は2%です。





さて、気になるお値段は…?

1.85ユーロ、現在の日本円換算で約246円でした。(1ユーロ約133円)

また、空き缶は食料品店などに設置されている回収機に入れると、0.15ユーロ約20円分のお店で使える割引券となって帰ってきます。ただ、街なかでは飲む場合には飲んだ後の缶は目立つところに放置するのが一般的なようです。これは、空き缶回収で生計を立てている人や、小遣い稼ぎに空き缶回収をしている人が居るためですが、その他のゴミのポイ捨てを助長している面もあるんじゃないかと思っちゃいます。

早朝道路を清掃する業者とかは居るようですが、「ポイ捨てがあるから業者が必要なんじゃないか」とか「でもポイ捨てするから雇用が生まれるのか」、「でも雇ってるのは行政じゃないかな=税金で賄われているのかな」なんて思ったりも。フィンランドでは学校でも生徒による掃除の時間がなく、業者が学校を清掃するとのこと。まあ、日本のように生徒が学校を綺麗にする習慣があるからってポイ捨てが無くなるわけではありませんが、日本を訪れるフィンランド人が「日本はポイ捨てが少なくて道が綺麗」という感想を持つということだけは明記しておきましょうか。

ちなみに、HartwallはどうやらLong Drink(ロングドリンク)をフィンランドに紹介したのもこの会社だそうです。ヘルシンキで開催された1952年の夏のオリンピックに訪れた海外からのお客さんの口にあうよう、また、バーで出す際にそのまま出せるように、すでにミックスしてあるドリンクを開発。グレープフルーツソーダをベースにした、ジン商品を出したのが始まりなんだそうです。なお、Long Drinkは口語では「Lonkero」と呼ばれていますが、「Lonkero」という言葉には英語で「Tentacle」、「触手」という意味もあります…。

2013年9月28日土曜日

フィンランドの物の値段:インスタント・チョコカプチーノ 10袋 / Chokocappuccino

コーヒーの消費量世界一としても有名なフィンランド。今回紹介するのはおなじみPirkkaブランドの、インスタント・チョコカプチーノです。

パッケージには「Chokocappuccino」と大きく表記されています。その下の表記、「Kaakaokahvijauhe」の方は、「Kaakao」(ココア / Cocoa)、「Kahvi」(コーヒー / Coffee)、「Jauhe」(粉 / Powder)という意味です。





さて、気になるお値段は…?

2.79ユーロ、現在の日本円換算で約371円でした。(1ユーロ約133円)

1杯あたり37円、と考えれば、カフェで飲むよりは断然安いですね。

2013年9月27日金曜日

maakotka 誠か?

maakotka (まあこトか) ― 「誠か」 じゃなくて 「イヌワシ

「maakotka」はイヌワシ、英語で言うと「golden eagle」のことです。「kotka」だと「ワシ」になります。また、フィンランド東南部にあるKymenlaakso県の県庁所在地にも同名の「Kotka」という場所があります。町章もやっぱりワシです。

Japanese:まことか makotoka
・誠か("is it true?" in a very old fashioned way)

Finnish:golden eagle

2013年9月26日木曜日

フィンランドの物の値段:瓶詰めスライスマッシュルーム 170g / viipaloitu herkkusieni

きのこで有名なフィンランド。「ミニトマト」の記事でもちょっと説明したPirkkaブランドの、瓶詰めにされた、スライスしてあるマッシュルーム、「viipaloitu herkkusieni」です。

パッケージにある「280g / 170g」という表記は、280gの方が液体も含めての内容量。170gの方はマッシュルームのみの容量です。





さて、気になるお値段は…?

1.29ユーロ、現在の日本円換算で約172円でした。(1ユーロ約133円)

2013年9月24日火曜日

あの空耳曲でお馴染みの女性歌手が、フィンランドのロックバンドの名曲をカバー

フィンランドのロックバンドの名曲を、空耳曲「玉を取った」でお馴染みの女性歌手がカバーしています。

原曲はロックバンドTehosekoitiによるゆったりした曲で、Laura Närhiによるカバーも、ダンサブルな「玉を取った」こと「Tämä on totta」とはだいぶ違った雰囲気の歌になっています。





この曲についてもっと気になる方は当サイト姉妹ブログ「ヨーロッパの主にダンス系音楽ブログ」の記事『TehosekoitiとLaura Närhi(フィンランド)、「Hetken tie on kevyt」聴き比べ』でどうぞ!


2013年9月23日月曜日

フィンランドの物の値段:食べ放題ビュッフェ / RAX buffetateria

1994年から始まったフィンランドの食べ放題チェーンRAXは、ホテルやレストランを経営するRestel Oyの傘下にあるお店です。

そんなRAXの食べ放題ビュッフェ「Buffetateria」では、ピザやミートボール、ウインナーなどの他、サラダにスープ、ソフトドリンクやコーヒーが食べ放題飲み放題できちゃいます(この他にも別料金でアイスクリームもあります)。あまり質の良い料理とはいかないかもしれませんが、外食は値の張るフィンランドでこの価格でいくらでも飲み食いできると考えるとお得な気も。





さて、気になるお値段は…?

11歳以上が9.95ユーロ、現在の日本円換算で約1337円でした。(1ユーロ約134円)
年齢が低いと価格も安くなります。なお、月曜から金曜日のお昼時(11時から14時)だと8.95ユーロ、約1202円で食べ放題です。

また、現在レシートが、今年12月31日まで有効な、ビュッフェが8.50ユーロ(約1142円)になるクーポンになっています。





ちなみに写真に写っているピザはなんと「マシュマロ・ピザ」、流石にこちらの人にも人気がないのか、他のピザは無くなってもいつもピザ置き場に取り残されています。お味の方は…もし機会があればお試しあれ!(後悔されるかもしれませんけどね!)

2013年9月18日水曜日

フィンランドの物の値段:マカロニ 400g / makaroni 400g

1928年に設立されたMyllyn Paras社によるマカロニ「makaroni」400g、茹で時間は8分です。

フィンランドではこのマカロニの値段が、日本のものと比べるとだいぶ安いです。日本の輸入食材への依存度の現れでしょうか…?





さて、気になるお値段は…?


0.29ユーロ、現在の日本円換算で約38円でした。(1ユーロ約133円)

面白いことに、同社の同じマカロニでも、1kgのパッケージを買ったほうがkgあたりの価格が高くなるため、この400gのパッケージをたくさん買ったほうがお買い得だったりします。(400gのパッケージの方がよく値引き対象になっているのかも?)

2013年9月16日月曜日

フィンランドの物の値段:植物性クリーム / Ruoka 5% Rypsiöljyst 2.5dl

パッケージに大きく表記されている「Ruoka 5%」は英語で言えば「Food 5%」(この5%は脂肪分) 、そしてその下に「Rypsiöljyst」と記してあります。「Rypsiöljyst」 (英:Rapeseed oil)、「菜種油」が牛乳と混ざっているやつです。パッケージ横には「Laktoositon sekoite maidosta rypsiöljyst」=「ラクトースフリー牛乳と菜種油のミックス」と書いてあります。いわゆる「植物性脂肪クリーム」で、スープやスパゲッティのソースを作ったりするのに使います。

製造元は乳製品で有名、「Kevytmaito 低脂肪牛乳」のページでもご紹介したValioです。


パッケージ右上の「Laktoositon」の表記は:
 「Laktoosi」(英:Lactose)=「ラクトース/乳糖」

 「~ton」(英:without-)=「~無し」
で、「ラクトース/乳糖が入っていない」、ラクトースフリーのことを指します。乳糖不耐症の方はこれを目印に乳製品を購入しましょう。「Laktoositon」製品は、牛乳からヨーグルトまで様々です。皮肉なことに、北ヨーロッパ人は乳糖不耐症の発生頻度が低く、アジア人は乳糖不耐症発生率が95%と高いにもかかわらず、日本ではフィンランドほどに乳糖不耐症の人のことを考慮した製品が低いのが現状です。

パッケージ左上、赤字に白で描かれている「UUTUUS!」は、日本語で言えば「新商品!」みたいな感じでしょうか。





さて、気になるお値段は…?


0.95ユーロ、現在の日本円換算で約126円でした。(1ユーロ約132円)

2013年9月15日日曜日

フィンランドの物の値段:冷凍魚(タラの仲間)キューブ / kalakuutiot 300g

「ミニトマト」の記事でもちょっと書いたPirkkaブランドの冷凍の魚、サイコロ状になっています「kalakuutiot 300g」です。「kala」はフィンランド語で「魚」を意味し、「kuutiot」は、「キューブ」を意味する「kuutio」の複数形で語尾に「t」がついたものです。

どんな魚かというと、フィンランド語で「seiti」、英語で「Saithe」、日本では「シロイトダラ / セイス」と呼ばれる、タラ科の魚です。





さて、kalakuutiot 300gの気になるお値段は…?


2.49ユーロ、現在の日本円換算で約329円でした。(1ユーロ約132円)

2013年9月14日土曜日

フィンランドの物の値段:レタス / jääsalaatti 100g

「ミニトマト」の記事でもちょっと書いたPirkkaブランドのフィンランド産サラダ菜「jääsalaatti」です。「jää」はフィンランド語で「氷」を意味し、「salaatti」はなんとなく音からも想像できるように「サラダ」の意味です。

このレタスは、「jäävuorisalaatti」と「lehtisalaatin」の間の子なんだとか。

「jäävuorisalaatti」は英語で言うと「Iceberg lettuce」(氷山レタス)または「Crisphead」(クリスプヘッド)。「クリスプ」という名称からも連想されるように、パリパリした食感のレタスです。学名をLactuca sativa var. capitataと言うそうで、日本語ではサラダ菜/ヘッドレタスと言うようです。

「lehtisalaatin」は英語にすると「Leaf lettuce」、つまり「リーフレタス」です。





さて、サラダ菜とリーフレタスの間の子、jääsalaatti 100gの気になるお値段は…?


1.29ユーロ、現在の日本円換算で約170円でした。(1ユーロ約132円)

2013年9月13日金曜日

kaksi kitaraa 隠し着たらー?

ギターkitara(きたラあ)と、「2」を意味するkaksi(かクすィ)で「2本のギター」を意味する「kaksi kitaraa」という意味になります。また、『Kaksi kitaraa』は曲名でもあります。

美貌のフィンランド人歌手Eila Pellinen(1938-1977)の素敵な歌声をお楽しみください。





曲については姉妹ブログの投稿『時代を超え受け継がれる名曲:59年の時を越え歌い継がれる「Kaksi kitaraa」』をどうぞ。


Japanese:かくしきたら kakshi kitara
・隠し着たら? (why don't you wear it secretly) = 隠し(hides) + 着たら(why don't you wear)

Finnish:two guitors

kitara 来たら?

kitara (きたラ) ― 「来たら」 じゃなくて 「ギター



Japanese:きたら kitara
・来たら(when *someone/something/ comes)or (why don't you come?)
・着たら(when *I/you/someone* wear it)or (why don't you wear it?)

Finnish:guitor

フィンランドの物の値段:ヴィーリ(ヨーグルトみたいなやつ)/ Viili 200g

2008年にデンマークのArla Foodsに買収された、フィンランドのSipooに本社を持つIngman。今回買ったのはそんなIngmanの「Viili」の低脂肪のやつ、Kevyt viili 200gです。Viiliはヨーグルトよりも粘り気があり、表面にはちょっとチーズっぽい感じの薄い層ができています。今回のものはViiliそのままの味ですが、この他にもフルーツの味付けのなされたものや、ジャムが入ったものなどが販売されています。





(容器に書かれているLätt filはKevyt viiliをスウェーデン語で記したものです。)

Wikipediaによると、乳酸菌によって作られたExopolysaccharide / 菌体外多糖によって粘り気のある触感が生み出されているとのことです。表面には、Geotrichum candidum/ゲオトリクム‐カンジドゥムという菌類が入っています。この菌は野菜や果物を酸っぱく腐らせる菌でもあるのですが、カマンベールチーズとかサンネクテールチーズなどにもはいっているんだそうです





ご覧のとおり伸びがいいです。





びよ~ん。お味の方は、ヨーグルトとチーズの間の子と言った感じです。

さて、気になるお値段は…?


0.35ユーロ、現在の日本円換算で約47円でした。(1ユーロ約133円)

2013年9月12日木曜日

フィンランドの物の値段:データ通信用プリペイドSIMカード / DNA DATAPREPAID

フィンランドのコンビニR-kioskiで販売されている、フィンランドの通信会社DNAのデータ通信プリペイドSIMカード「DATAPREPAID」です。R-kioskiは2012年に、デンマーク/スウェーデン/ノルウェー国内でのセブンイレブンの運営元であるReitan Groupに買収されているが、こちらでの知名度は「R-kioski」の方が高いために「セブンイレブン」に名称変更せず現在もR-kioskiのままなんだとか。

さて、このSIMカード(スマホの中とかに入れて使うカード、SIMはSubscriber Identity Moduleの略)最長6ヶ月まで、10GBまでのデータ通信が可能です。その期限/通信量リミットがきても、オンラインからも(こちらの銀行口座を持っていれば?)新たにカードを購入することなく、すでに持っているカードに追加チャージできるようです。





24.90ユーロ、約3312円…のところ、キャンペーン中か何かで19.90ユーロ、現在の日本円換算で約2647円でした。(1ユーロ約133円。でも、去年24.90ユーロで同じカードを買った時は日本円が今より高かったので2435円でした。)

このデータ通信用プリペイドSIMカードについて、姉妹ブログに「フィンランドでデータ通信/インターネットを使うには」という記事を書いていますのでそちらもどうぞ。

2013年9月11日水曜日

フィンランドの物の値段:鰻重 / Unajyu

ヘルシンキ市内にある某日本料理店での鰻重「Unaju」の価格です。写真に写っている漬物と、あとお味噌汁もついてきました。鰻の味は美味しかったです。ただ、フィンランドのどのお店でもそうかもしれませんが、お米の味というか触感は、日本のファーストフード店のものと比較しても少し物足りなさを感じるのが正直なところ。





日本でも鰻の価格が値上がりしているため結構高めじゃないかと想像している方も多いかもしれませんが、そんな鰻重、気になるお値段は…?

21ユーロでした。現在の日本円換算で約2800円です。(1ユーロ約133円)

しばらく前と比べると、ユーロに対して円が安くなってきているのでだいぶ値上がりしているように感じますが、このお店の鰻重の価格は今年3月頃も21ユーロだった気がします。また、この時一緒に行った人たちが注文していた照り焼き定食などの価格も20数ユーロなので、特段他のメニューと比べて鰻が高いというわけではありませんでした。

2013年9月10日火曜日

フィンランドの物の値段:ミニ プラム トマト / miniluumutomaatti 250g(スペイン産)

今回ご紹介するのはPirkkaの「Miniluumutomaatti 250g」です。PirkkaはKesko Oyj率いるKグループのプライベートブランド(イオンでいうところのトップバリュ)です。Kグループは「K Citymarket / Super Market / Market / Extra」の他、AnttilaやSotka、Inter Sportなども所有しています。同社はPirkkaの他にもヨーロッパ各地で展開されているディスカウントブランドEuro Shopperのフィンランドでの販売元でもあります。





さて、そんなPirkkaのスペイン産ミニ・プラムトマト、気になるお値段は…?

0.99ユーロでした。現在の日本円換算で約131円です。

2013年9月9日月曜日

フィンランドの物の値段:ふすまパン / Reilu vehnäleseviipale

1909年に設立されたOululainen Kotileipomoベーカリー。1958年にチョコレートその他で超有名なFazer社の傘下に入ります。

今回ご紹介するのはそんなOululainenの食パン「Reilu vehnäleseviipale」。

フスマ(wheat bran / vehnälese / vetekli)入りのパン、ふすまパン 500gです。「繊維豊富、6.1%」、「フィンランドで焼いた、国産小麦使用」のパンです。





気になるお値段は…?

1.75ユーロでした。現在の日本円換算で約230円です。

2013年9月7日土曜日

フィンランドの物の値段:Kevytmaito 低脂肪牛乳

フィンランドでは脂肪が1.5%よりも少ない牛乳がKevytmaito(Kevyt=軽い, maito=牛乳)と呼ばれています。今回買ったのはValio社の「PLUS Kevytmaito」。プロテインとカルシウムの量を50%、ビタミンDを100%プラスした低脂肪牛乳です。





気になるお値段は…

1.59ユーロでした。日本円換算で約208円です。





この牛乳の飛沫の中を颯爽と駆け抜けるイケメンはアイスホッケー界のスーパースター、Teemu Selänne選手です。Valioの広告塔としては、Selänne選手と共に、美貌と実力を兼ね備えたフィギュアスケート選手として有名な(そしてフィンエアー広報大使でもある)Kiira Korpi選手も活躍しています。コマーシャルが素敵なのでそちらも見てみましょう。





このコマーシャルはテレビでも放映されている他、映画館でも流れていました。


またValioに関しては、日本のタカナシ乳業が「おなかへGG!」というプロバイオティクスLGG菌を用いたトクホ認定ヨーグルト商品で、「フィンランド・バリオ社とのライセンス・技術支援契約により、日本国内でのLGG菌の商品開発を」行っているとのことです(詳細はタカナシ乳業ウェブサイトで)。





なお、タカナシ乳業のLGGヨーグルトは同社ネットショップからも購入可能です。