

プラハにあるGalarie Pavilonというギャラリーでは、11月29日まで「Icons of Danish Furniture」(デンマークの家具アイコン)という展示をしています。残念ながらそちらには行くことができなかったのですが、「建物の中を通り抜けることのできる通路になっているところ」でその展示の無料プレビュー展示のようなものが行われていました。そこでは、通路の片面にずらーっとデンマークの有名デザイナーによる椅子が展示されていました。
ヴァーナー・パントン / Verner Panton
(左より)
「Panton Junior」(パントンチェアの子供用バージョン)、「Flower Pot」(ランプ)「Classic Pillow Geometri」(クッション)、「Panton Chair」

ポール・M・ヴォルター / Poul M. Volther
「コロナチェア」、「ヴォルター J110 チェア」、「J107 チェア」

アルネ・ヤコブセン / Arne Jacobsen
「エッグチェア」、「スワンチェア」、「アントチェア」、「グランプリ(GRAND PRIX)」、「セブンチェア」

ポール・ケアホルム / Poul Kjærholm
「PK33」(テーブル)、「PK22」

ハンス・J・ウェグナー / Hans Jørgensen Wegner
「PP130 サークルチェア」

ボリス・ベルリン / Boris Berlin
(デザインユニット「ISKOS — BERLIN」のアレクセイ・イスコスじゃない方)
(ポール・クリスチャンセンと組んでやっていたデザインスタジオ「Komplot Design」の時のデザインである?)「Calabash」(ランプ)、「Nobody」

セシリエ・マンツ / Cecilie Manz
「Caravaggio」(ランプ)、「Wicker Basket」(机の上の小物入れ)、「Minuscule Table」(テーブル)、「Minuscule Chair」

ルイーズ・キャンベル / Louise Campbell
「Collage Pendant」、「Collage Floor」

トーマス・ベンゼン / Thomas Bentzen
「DLM」(テーブル)、「COVER」、「AROUND」(テーブル)

キャスパー・サルト / Kasper Salto
「Nap」(肘掛けあり)、「Lille Ven」(テーブル)、「Nap」(肘掛けなし)、「Juicy」(ランプ。トーマス・シグスゴーと「Kasper Salto & Thomas Sigsgaard」としてデザインした)、「Ice」


展示に関する情報が書かれているコーナーのこちらの椅子はアルネ・ヤコブセン / Arne Jacobsenの「Drop Chair」
11月29日までにプラハに行かれる用事のある方は「Icons of Danish Furniture」展をお見逃しなく。「いやいや、わざわざデンマークの家具を見るためにチェコに行くのはおかしいでしょ」と思われる方もおられるかもしれませんが、チェコのほうがデンマークよりもだいぶ物価が安いことを考えるとそれも悪くないかもしれませんよ。
(abcxyz)
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