フィンランドはヨーロッパの中で一番厳しい国のようです。見方によっては国が個人の自由を奪っているようにも、はたまた、国が国民の健康を守るために管理しているようにも見えます。
これはInstitute of Economic Affairsによる「Nanny State Index」(「2016過保護国家指数」。Nannyは乳母、Nanny Stateで「過保護国家」の意)によるもの。この指数ランキングでは、EUの国々でどれだけ個人のライフスタイルが制限されているのかを示しています。例えば、アルコールや甘いもの、たばこなどが規制(それらへの課税など)されていると、順位が高くなります。
そこで一位となったのはフィンランド!次いで2位スウェーデン、3位UK、4位アイルランド、5位ハンガリーとなっています。ここで考慮されているのは、電子タバコ、タバコ、食品、アルコールの4項目となっています。それぞれの項目の詳しい内訳(税金をはじめ、例えば広告への規制や量による規制、自動販売機の禁止など)はNanny State Indexのサイトでご確認いただけます。
ちなみに最も国民が「自由」な国のトップ5は、今回のリストで一番自由な国となったチェコ、次いでドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、スロバキアとなっています。
国民の健康を国民の選択にゆだねるのか、それとも(たとえて言うならば麻薬の禁止のように)国が国民の健康を害するものを規制するのか、皆さんはどちらがいい国だと思いますか?
Talouselämä via Telegraph via [Nanny State Index]
(abcxyz)
2016年3月31日木曜日
2015年3月3日火曜日
ドイツ産の梅酒、「板前 Plum Wine」酒飲みで知られるフィンランド人に10点満点評価を下してもらった!

「Itamae / 板前」ブランドのPlum Wine(プラムワイン)、ポーランドの食料品店で見つけて、安かったので買ってみました。同じ棚には、値段の違う日本の「チョーヤ」ブランドの梅酒もありました。13PLNくらいだったかな?
アルコール度数は10.5%。アルコール飲料評論家(vitsi)で、ブログ『妙見星の下で』のペトラさんによると、「日本食に合わなくはないだろうけど、梅酒ではない」、「梅酒というより、もっとプラムのワインらしい味。本当の『梅』ではなく、プラムから作られているんじゃないかな」とのこと。
10点満点評価で「6.5点」とのこと。


こちらはおつまみとして買った「Serowy warkoczyk wedzony」(スモークド・ピッグテール・チーズ)。四つ編みされているチーズです。スモークされた風味で、多少弾力があります。右上にアルコールを示す「おつまみマーク」があるのに使われている写真は子供同士がこのチーズをあげあうようすが描かれています。こちらはポーランドのもの。
2014年10月30日木曜日
後数年でなくなる(かもしれない)旧メイン空港、ヘルシンキ・マルミ空港でランチしてきた

以前「林を抜けると飛行機注意の看板が!?あまり使われなくなったフィンランド首都の元主要空港の中に入ってみた」という投稿でご紹介したマルミ空港は、今のまま行くと、2016年から2020年頃には無くなってしまいます。現在それを止めるために署名活動なども行われているようです。

そんなマルミ空港内に存在し、以前の投稿でもチラッと書いたカフェ/レストラン「Gate1」に行って来ました。

雪の降った先週ほどの寒さはなく、今日は10度ほどの気温だったものの、風が強かったせいもあってか空港についた午後1時30分頃には飛行機は全く離着陸していませんでした。

Gate1のランチ時間は午後2時に終わってしまうのですが、風が強く飛行機が飛ばなかった/飛行機を飛ばせなかった人が多かったのか、結構な数の人が昼食を食べていました。今日はサラダ、「ペストヌードル」(バジル系の味付けがされているスパゲッティみたいなの)、フライドチキン、ほうれん草スープ、「kotikalja」(ホームメイドビールのようなもので、アルコールはほとんど入っておらず、甘みが強い)、コーヒー/紅茶やクッキーなどをビュッフェ/バイキング形式で食べれました。お値段は一般的なランチビュッフェとそう変わらない9.30ユーロ(約1300円)、お味もなかなかでした。
メニューや営業時間はGate1の公式サイトでどうぞ。

子供用にお絵かきができる小さなテーブルも。

壁には飛行機の絵や写真が飾ってありました。フィンランド空軍の機体には、継続戦争まではhakaristi/ハカリスティ(所謂鉤十字だが、ナチスとは関係ない)がついていました。

こちらは1971年からの飛行機関連雑誌のよう。
午後3時頃には風が弱まったのか、ヘリコプターが離着陸していました。
ちなみにトイレには…

こちら男子トイレの小便器。最近ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(今の首都メイン空港)や、ヘルシンキ市内のモダンなトイレは、水を流さない仕組みの男子トイレがメジャーになりつつありますが、こちらは最近では見かけない形状。以外なことに三菱のマークがついていました。

この(寂れた)空港を無くならせないためにも皆さん是非マルミ空港を訪れてみてくださいね。
(abcxyz)
2014年10月29日水曜日
夜のヘルシンキに輝く緑のレーザーは一体ナニ?

ヘルシンキの空による輝く緑のレーザーを見たことはありませんか?
ヘルシンキ大学の天文台の屋上からカッリオ教会(Kallio Church)の塔まで、Unioninkatuの通りの上を一直線に照らしだすこのレーザー。これは、1812年にヘルシンキがフィンランドの首都になってから200年を記念し(たのとちょうどその年にワールド・デザイン・キャピタルにヘルシンキが選ばれたので)2012年に作られたものでVesa Honkonenという方によってデザインされた「The Blue Line」という作品です。
カッリオは、区画あたりのバーの数がフィンランドで一番多いとも言われる地域です。夜のヘルシンキでアルコールを飲みたくなったら、緑のレーザーの指す先を目指すのも悪くないかも?
[via Helsinki 200]
(abcxyz)
2014年10月21日火曜日
子供は両親を選べない。心に突き刺さるアルコール中毒問題を描いたフィンランドのCM
日本からは、フィンランドの教育や社会福祉ばかりに注目が集まり、フィンランドに「理想郷」的なイメージを持たれている方も多いかもしれません。でもフィンランドは一人あたりのアルコールの消費量も多く、アルコール関連の問題もたくさんあります。
そんな中で、子供を持つアルコール中毒者の胸にグサリと突き刺さるであろうCMが公開されました。「The Orphanage」(孤児院)と題されたこのCMでは、幼い姉と弟が様々な「両親」をウィンドウショッピングするかのように見て回るものの、最終的には酔って喧嘩ばかりしている自分たちの両親の待つ現実に引き戻されるというものです。
最後には「子供は親を選べない。でも、もしそうできたら?」と問いかけるこの動画、皆さんはどう思われたでしょうか?
「Fragile Childhood」(脆い子供時代)というキャンペーンの一環として作られたこの動画は、9月の公開以来30万回以上再生され、なんとアメリカの俳優アシュトン・カッチャーの目にも留まり、自身のFacebookページでシェアされているようです。
実際に私のフィンランドの友達の中にもアルコールを飲んでは酔っぱらい、夜中まで大声で喧嘩ばかりしている両親を持つ人を何人か見てきました。自ら心当たりのある方はこれを機にアルコール問題を取り扱う機関などに連絡してみるのもいいかもしれません。
Uutta suomalaista viinavalistusvideota ylistetään maailmalla – Hollywood-tähtikin kehui [NYT]
(abcxyz)
そんな中で、子供を持つアルコール中毒者の胸にグサリと突き刺さるであろうCMが公開されました。「The Orphanage」(孤児院)と題されたこのCMでは、幼い姉と弟が様々な「両親」をウィンドウショッピングするかのように見て回るものの、最終的には酔って喧嘩ばかりしている自分たちの両親の待つ現実に引き戻されるというものです。
最後には「子供は親を選べない。でも、もしそうできたら?」と問いかけるこの動画、皆さんはどう思われたでしょうか?
「Fragile Childhood」(脆い子供時代)というキャンペーンの一環として作られたこの動画は、9月の公開以来30万回以上再生され、なんとアメリカの俳優アシュトン・カッチャーの目にも留まり、自身のFacebookページでシェアされているようです。
実際に私のフィンランドの友達の中にもアルコールを飲んでは酔っぱらい、夜中まで大声で喧嘩ばかりしている両親を持つ人を何人か見てきました。自ら心当たりのある方はこれを機にアルコール問題を取り扱う機関などに連絡してみるのもいいかもしれません。
Uutta suomalaista viinavalistusvideota ylistetään maailmalla – Hollywood-tähtikin kehui [NYT]
(abcxyz)
2014年10月17日金曜日
フィンランドの変な飲み物:サルミアッキ味のロングドリンク「Longi - Salmiakki Sitruuna」

Mallaskoskiというセイナヨキ発祥のアルコール飲料ブランドが出している「Longi - Salmiakki Sitruuna」というロングドリンク/Lonkero。アルコール度4.7%です。(Lonkeroに関しては「フィンランドの物の値段:ビールのレモンソーダ割り / Foster's Radler 0.5L」の投稿で紹介していますのでご存じない方はそちらをどうぞ。)
匂いはSitruuna(シトラス)系のLonkeroの味に、ほ~んのりとリコリス系の香り。コップに注いでみると…

白くてやっぱりサルミアッキっぽさは全然なし。黒いドロッとしたサルミアッキっぽいものを期待したのに…。
飲んでみると、味もLonkeroっぽい感じですが、後味がちょっとだけサルミアッキ…というかはリコリスっぽい風味です。サルミアッキ好きとしてはちょっと残念。サルミアッキ好きなフィンランドの友達も「今ひとつ」と言っていました。
(abcxyz)
ラベル:
アルコール,
サルミアッキ,
その他,
フィンランドの変な~,
食品
2013年9月29日日曜日
フィンランドの物の値段:ビールのレモンソーダ割り / Foster's Radler 0.5L
1836年創業のフィンランドの飲料品メーカー、Hartwall。JaffaやPommacでも有名ですが、元々はラップランドで作られていたラガービールLapin Kultaや、Karjalaなどのビールも作っています。Hartwallは2008年からはオランダのHeineken(ハイネケン)傘下になっています。
フィンランドではPepsiや7UP、Mountain Dewなどのペプシ系列の製造販売も行っているHartwall。そんなHartwallはオーストラリアのラガービール会社、Foster'sのフィンランドでの販売元でもあります。
今回買ったのは、Foster'sビールをレモンソーダで割った商品「Foster's Radler 0.5L」です。アルコール度数は2%です。

さて、気になるお値段は…?
1.85ユーロ、現在の日本円換算で約246円でした。(1ユーロ約133円)
また、空き缶は食料品店などに設置されている回収機に入れると、0.15ユーロ、約20円分のお店で使える割引券となって帰ってきます。ただ、街なかでは飲む場合には飲んだ後の缶は目立つところに放置するのが一般的なようです。これは、空き缶回収で生計を立てている人や、小遣い稼ぎに空き缶回収をしている人が居るためですが、その他のゴミのポイ捨てを助長している面もあるんじゃないかと思っちゃいます。
早朝道路を清掃する業者とかは居るようですが、「ポイ捨てがあるから業者が必要なんじゃないか」とか「でもポイ捨てするから雇用が生まれるのか」、「でも雇ってるのは行政じゃないかな=税金で賄われているのかな」なんて思ったりも。フィンランドでは学校でも生徒による掃除の時間がなく、業者が学校を清掃するとのこと。まあ、日本のように生徒が学校を綺麗にする習慣があるからってポイ捨てが無くなるわけではありませんが、日本を訪れるフィンランド人が「日本はポイ捨てが少なくて道が綺麗」という感想を持つということだけは明記しておきましょうか。
ちなみに、HartwallはどうやらLong Drink(ロングドリンク)をフィンランドに紹介したのもこの会社だそうです。ヘルシンキで開催された1952年の夏のオリンピックに訪れた海外からのお客さんの口にあうよう、また、バーで出す際にそのまま出せるように、すでにミックスしてあるドリンクを開発。グレープフルーツソーダをベースにした、ジン商品を出したのが始まりなんだそうです。なお、Long Drinkは口語では「Lonkero」と呼ばれていますが、「Lonkero」という言葉には英語で「Tentacle」、「触手」という意味もあります…。
フィンランドではPepsiや7UP、Mountain Dewなどのペプシ系列の製造販売も行っているHartwall。そんなHartwallはオーストラリアのラガービール会社、Foster'sのフィンランドでの販売元でもあります。
今回買ったのは、Foster'sビールをレモンソーダで割った商品「Foster's Radler 0.5L」です。アルコール度数は2%です。

さて、気になるお値段は…?
1.85ユーロ、現在の日本円換算で約246円でした。(1ユーロ約133円)
また、空き缶は食料品店などに設置されている回収機に入れると、0.15ユーロ、約20円分のお店で使える割引券となって帰ってきます。ただ、街なかでは飲む場合には飲んだ後の缶は目立つところに放置するのが一般的なようです。これは、空き缶回収で生計を立てている人や、小遣い稼ぎに空き缶回収をしている人が居るためですが、その他のゴミのポイ捨てを助長している面もあるんじゃないかと思っちゃいます。
早朝道路を清掃する業者とかは居るようですが、「ポイ捨てがあるから業者が必要なんじゃないか」とか「でもポイ捨てするから雇用が生まれるのか」、「でも雇ってるのは行政じゃないかな=税金で賄われているのかな」なんて思ったりも。フィンランドでは学校でも生徒による掃除の時間がなく、業者が学校を清掃するとのこと。まあ、日本のように生徒が学校を綺麗にする習慣があるからってポイ捨てが無くなるわけではありませんが、日本を訪れるフィンランド人が「日本はポイ捨てが少なくて道が綺麗」という感想を持つということだけは明記しておきましょうか。
ちなみに、HartwallはどうやらLong Drink(ロングドリンク)をフィンランドに紹介したのもこの会社だそうです。ヘルシンキで開催された1952年の夏のオリンピックに訪れた海外からのお客さんの口にあうよう、また、バーで出す際にそのまま出せるように、すでにミックスしてあるドリンクを開発。グレープフルーツソーダをベースにした、ジン商品を出したのが始まりなんだそうです。なお、Long Drinkは口語では「Lonkero」と呼ばれていますが、「Lonkero」という言葉には英語で「Tentacle」、「触手」という意味もあります…。
ラベル:
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フィンランドの物の値段,
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