今週は3つもデモが行われました。デモはフィンランド語で「mielenosoitus」です。
まずは学生支援関連のもの。現政権の予定では、学生支援金が下がり、受給期間が短くなり、学生ローンの条件が悪くなり、これに反対するデモでした。
二つ目は、昨日、数百代のトラクター、数千人の農家が全国からSenaatintori(ヘルシンキ大聖堂の前のとこ)に集まってデモをしているのです。これはロシアへの経済制裁と、農作物の値下がり、昨年よりも農場の収入は平均40%下がるとみらており、そのうえ、今年の農業支援金がまだ出ていないことが決め手となって行われたデモだそうです。なおこのヘルシンキでのデモに合わせ、全国でこれを支援するデモも行われたよう。
前回の国会選挙で議員数を14増やし、総理大臣を選出したフィンランド中央党。フィンランド中央党は1964年まで「maalaisliitto / 田舎連合」という名前で、田舎が空っぽにならないための対策や、学校が田舎にもあるようにしたり、田舎を生かそうとする保守的な党です。農業者はKeskustaに票を入れるというイメージがありますが、現政府には農業者にも不満があるよう。
「俺たちがいないとお前らも食うもんがないだろ!」というデモなわけです。これに対しSipilä首相は「メッセージは受け取りました」と語ったそう。
そして三つ目、今日行われたデモは今の政府の「節約政治」に反対するデモでした。学生、失業者、高齢者、障がい者など、もうすでに悪い状況にある人に対する節約政治をやめてほしい。「節約」自体に反対しているのではなく、多くの人はどこで節約しているかに納得できていないのです。
[via Yle, via Yle]
(abcxyz)
2016年3月12日土曜日
2014年11月14日金曜日
ヘルシンキ駅の隣には、スケートリンクが準備中。日照時間が少なく陰鬱な街中には、クリスマスの飾りが。
.jpg)
しばらく前には雪が降っていたものの、まだまだ本格的な冬には程遠い雰囲気のヘルシンキ。
氷が張るのもまだ先のことでしょうが、ヘルシンキ駅(Helsingin rautatieasema)の横にある広場、Rautatientoriには一週間ほど前からスケートリンクの準備が始まっています。
.jpg)
毎年冬にはこの場所がスケートリンクになり、子供から大人まで、多くの人がスケートを楽しみます。スケートリンク工事現場の向かい側に見えるのはアテネウム(Ateneum)国立美術館です。
まだスケートができるようになるのは先でしょうが、お店のデコレーションはすでにクリスマス用の飾りに満ちています。(お店の中では10月初めからクリスマス関連商品を販売していますが…)
今日のヘルシンキの気温は最低-1度、最高3度。フィンランドの人は「これはまだ秋」という通り、温度が下がるのはこれから。でも日照時間は少なく、日が出ているはずの時間も曇って薄暗い陰鬱な感じです。TimeAndDate.comによれば今日のヘルシンキの日の出は8:16、日没は15:52だったそうです。日照時間の少なさと、日常的な暗さはフィンランドに生活する人々の元気を奪い、皆この時期はどこか疲れたような元気なさそうな感じです。

こちらはCity Centerの中。

こちらはStockman。キラキラと煌くクリスマス用の明るい電飾がこの時期の唯一の救いでしょうか?
(abcxyz)
2014年11月5日水曜日
フィンランドの2大小売店チェーン「Sグループ / S-ryhmä」と「Kグループ / Kesko」って?
フィンランドでは、同じくらいの規模のスーパーが道や線路を挟んで立っている光景を見ることがよくあります。これはもちろん対立する系列の店舗がその地域での顧客を得ようとしているからです。フィンランドの2大小売店チェーンの「Sグループ / S-ryhmä」と「Kグループ / Kesko」についてちょっとご紹介します。
Sグループ / S-ryhmä

Sグループ(S-ryhmä)は、国内22地域の協同組合により1904年に設立されたグループであり、フィンランド最大の小売店チェーンです。例えば、S-marketやPrisma、Sokos(デパートやホテル)、ABC(サービスステーション)、Alepa(ヘルシンキ近辺にしかない)やSale(ヘルシンキ外にあるAlepaみたいな店)などがS-グループです。フィンランドの他にも、エストニア、ラトビア、リトアニア、ロシアでも事業をしているようです。
自社ブランド(KグループでいうところのPirkka)はRainbowという名称です。他にも、X-traという格安ブランドを持っていますが、こちらは食品であろうがシャンプーであろうが、全てがそのロゴとパッケージデザインのせいで洗剤に見えてしまいます。

Sグループには、顧客カードであるSディスカウントカード(S-Etukortti)が存在します。Sカードを使えば、系列店や提携店(例えばRossoとかChico'sなどのレストラン)でポイントが付いたり割引が受けられたりします。
また、Sグループの一部であり、ヘルシンキ地域の協同組合であるHOK-ElantoはS-グループ内の最大の協同組合であります。
Kグループ / Kesko

このSグループと直接のライバルはKグループ(Kesko)でしょう。KグループはK-citymarket、K-supermarket、K-karket、K-extraなどの系列店舗を持っており、自社ブランドはこのブログでも何度も取り上げているPirkkaの他、ヨーロッパの複数の企業と共に作っている格安商品ブランドEuro Shopperのメンバーでもあります。Kグループは海外では、スウェーデン、ノルウェー、エストニア、ラトビア、ロシア、ベラルーシとSグループより幅広く活躍しています。
家電や衣類、CDやDVDに化粧品まで、主に食べ物以外を扱っているAnttilaもKグループの一部です。ただ最近はAntillaの店舗を立てすぎたようで、2014年に閉鎖が決定しているAnttila店舗は国内に7店舗存在しています。
多数の国の企業が元になり作られたスポーツ用品小売店チェーン、Intersport(本部はスイス)もフィンランドではKグループに属しています。

Kグループの顧客カードはKプラスカード(K-Plussa)と呼ばれ、Sカードと同じく同じくポイントが付いたり割引が受けられたりします。Kプラスカードのファミリーカードを作る際には(少なくとも私が)身分証/フィンランドのIDの提示は求められませんでした。申し込み直後に仮カードが貰え(手数料はなんユーロかかかったかも)、しばらくすると写真のラメ入り本ファミリーカードが郵送されます。
株式会社であるKグループとは違って、HOK-Elantoは協同組合となっており、Sカードを所有する顧客一人一人が株式会社でいうところの「株主」的な役割となるそうです。
Sグループで売っている商品のほうが、Kグループで売られているものよりも多少安いことがあるようですが、逆にKグループの方が品種が豊富だったりもするようです。
(abcxyz)
Sグループ / S-ryhmä

Sグループ(S-ryhmä)は、国内22地域の協同組合により1904年に設立されたグループであり、フィンランド最大の小売店チェーンです。例えば、S-marketやPrisma、Sokos(デパートやホテル)、ABC(サービスステーション)、Alepa(ヘルシンキ近辺にしかない)やSale(ヘルシンキ外にあるAlepaみたいな店)などがS-グループです。フィンランドの他にも、エストニア、ラトビア、リトアニア、ロシアでも事業をしているようです。
自社ブランド(KグループでいうところのPirkka)はRainbowという名称です。他にも、X-traという格安ブランドを持っていますが、こちらは食品であろうがシャンプーであろうが、全てがそのロゴとパッケージデザインのせいで洗剤に見えてしまいます。

Sグループには、顧客カードであるSディスカウントカード(S-Etukortti)が存在します。Sカードを使えば、系列店や提携店(例えばRossoとかChico'sなどのレストラン)でポイントが付いたり割引が受けられたりします。
また、Sグループの一部であり、ヘルシンキ地域の協同組合であるHOK-ElantoはS-グループ内の最大の協同組合であります。
Kグループ / Kesko

このSグループと直接のライバルはKグループ(Kesko)でしょう。KグループはK-citymarket、K-supermarket、K-karket、K-extraなどの系列店舗を持っており、自社ブランドはこのブログでも何度も取り上げているPirkkaの他、ヨーロッパの複数の企業と共に作っている格安商品ブランドEuro Shopperのメンバーでもあります。Kグループは海外では、スウェーデン、ノルウェー、エストニア、ラトビア、ロシア、ベラルーシとSグループより幅広く活躍しています。
家電や衣類、CDやDVDに化粧品まで、主に食べ物以外を扱っているAnttilaもKグループの一部です。ただ最近はAntillaの店舗を立てすぎたようで、2014年に閉鎖が決定しているAnttila店舗は国内に7店舗存在しています。
多数の国の企業が元になり作られたスポーツ用品小売店チェーン、Intersport(本部はスイス)もフィンランドではKグループに属しています。

Kグループの顧客カードはKプラスカード(K-Plussa)と呼ばれ、Sカードと同じく同じくポイントが付いたり割引が受けられたりします。Kプラスカードのファミリーカードを作る際には(少なくとも私が)身分証/フィンランドのIDの提示は求められませんでした。申し込み直後に仮カードが貰え(手数料はなんユーロかかかったかも)、しばらくすると写真のラメ入り本ファミリーカードが郵送されます。
株式会社であるKグループとは違って、HOK-Elantoは協同組合となっており、Sカードを所有する顧客一人一人が株式会社でいうところの「株主」的な役割となるそうです。
Sグループで売っている商品のほうが、Kグループで売られているものよりも多少安いことがあるようですが、逆にKグループの方が品種が豊富だったりもするようです。
(abcxyz)
2014年11月4日火曜日
フィンランドで一番人気の車は日本車?

先日の投稿「フィンランド人の平均身長は?フィンランドと日本の比較:男女別平均身長」に引き続き、HOK-ElantoによるSカード会員向けの月刊誌「Yhteishyvä」によれば、フィンランドで一番一般的な乗用車はトヨタカローラだとのことです。こうして日本のモノが遠い海の向こうのフィンランドで活躍していると嬉しいですね。
ちなみに、フィンランドで一番一般的な車の色は灰色だそうです。
Marraskuu 2014 [Yhteishyvä]
(abcxyz)
2014年10月7日火曜日
2012年7月31日火曜日
CO2排出量がひと目でわかるフィンランドの公共交通機関サイト。ん?チョコレート換算?
フィンランドの首都ヘルシンキとそ周辺地域の公共交通機関を管理する会社HSL(Helsingin seudun liikenne)のサイトでは、バスや電車、トラムの時間をチェックできるようになっています。でもそれだけではありません、公共交通機関を使うことで環境への負担をどれだけ減らせるかもひと目で分かるようになっているんです。
環境問題が声高に叫ばれ、「マイカーよりも公共交通機関の方が環境にやさしい」と言われても、具体的にマイカーを使った場合と公共交通機関を使った場合で、どれくらい環境への影響が違うのかは、考えてパッと分かるものでもありませんよね。
でも、このHSLのサイトで路線検索をすると、その区間を自家用車で移動した場合と公共交通機関を使った場合のCO2排出量がひと目で分かるようになっているんです。
例えば、ヘルシンキから飛行場のあるヴァンター・ヘルシンキ空港まで検索してみるとこんな画面が現れます。
右側に青いバスと車のアイコンが見えますね。バスを使った場合、CO2排出量は1.3kg、車を使った場合は3.2kgになるということがひと目で分かり、アイコン下のバーでも視覚的にその差がわかるようになっています。
また、青い「i」マークの「Further information」をクリックすれば、その距離を自転車で移動した場合やバスで移動した場合の消費カロリーと、それをチョコレートの数に換算したもの(!)まで表示されます。
今回の場合、18.5kmを歩けば、3881 kJ / 927 kcalでチョコレート18かけら分。同じ距離を自転車で移動すれば、1938 kJ / 463 kcalでチョコレート9かけら分だとのことです。どうページでは、「Annual emissions per commuter trip」1年間この区間を通勤した場合のCO2排出量も表示されます。
視覚的にも環境への負担/公共交通機関を選択することで減らすことの出来る負担が認識できて、面白い仕組みですね。
環境問題が声高に叫ばれ、「マイカーよりも公共交通機関の方が環境にやさしい」と言われても、具体的にマイカーを使った場合と公共交通機関を使った場合で、どれくらい環境への影響が違うのかは、考えてパッと分かるものでもありませんよね。
でも、このHSLのサイトで路線検索をすると、その区間を自家用車で移動した場合と公共交通機関を使った場合のCO2排出量がひと目で分かるようになっているんです。
例えば、ヘルシンキから飛行場のあるヴァンター・ヘルシンキ空港まで検索してみるとこんな画面が現れます。
右側に青いバスと車のアイコンが見えますね。バスを使った場合、CO2排出量は1.3kg、車を使った場合は3.2kgになるということがひと目で分かり、アイコン下のバーでも視覚的にその差がわかるようになっています。
また、青い「i」マークの「Further information」をクリックすれば、その距離を自転車で移動した場合やバスで移動した場合の消費カロリーと、それをチョコレートの数に換算したもの(!)まで表示されます。
今回の場合、18.5kmを歩けば、3881 kJ / 927 kcalでチョコレート18かけら分。同じ距離を自転車で移動すれば、1938 kJ / 463 kcalでチョコレート9かけら分だとのことです。どうページでは、「Annual emissions per commuter trip」1年間この区間を通勤した場合のCO2排出量も表示されます。
視覚的にも環境への負担/公共交通機関を選択することで減らすことの出来る負担が認識できて、面白い仕組みですね。
2012年6月11日月曜日
フィンランドで買った爪切りのはなし。
フィンランド大使館さんがツイートされているように、フィンランドで爪を切る際は「爪切り」ではなく「はさみ」で切る方が多いみたいです。
こちらは私がフィンランドへ行った際に買った爪切り。

あれは4年ほど前、爪切りを持たずにフィンランドに行った時でした。なかなか爪切りが見つからないので、どこに行けば買えるのか悩んだ挙句、薬局に行くことに。ヘルシンキ中央駅からそう遠くないストックマンStockmanに行き、中の薬局の人に爪切り(英語で「nailclipper」)はないかと尋ねたところ、「爪切りバサミのこと?」と聞かれ、「いやいや、そうじゃないやつ」と身振り手振りで説明したら、これをとり出してくれました。

飛び散る爪をカバーするものなんてついてないので注意しないと部屋中爪だらけになります。セロテープで側面を貼り付けちゃうのがいいのかも。でも、同じタイプの爪切りを使っていたフィンランド人の友達は、ただ新聞を広げてその上で爪を切っていました。
パッケージを見る限り、爪切りは「YES SOLINGEN」製で、「Nagelknipser」らしい。「Nagelknipser」はドイツ語で「爪切り」のこと。ってことは、これはドイツ製?
Solingenもドイツの地名で、ナイフの製造などでも有名らしい。「YES SOLINGEN」で検索すると出てくるのはチェコやロシアのサイトばかりだが、頑張って調べた結果、「Becker-Manicure」というドイツの会社のもつブランドの名前だということが判明。この会社は1930年創業で、最高級品ブランドの「ERBE」、ミドルレンジブランドの「AYA」、そして、低価格ブランドの「YES」があるとのこと。つまりこの爪切りはお手頃プライスのものということですね。
切れ味は悪くないのですが、もし爪を切らなければいけないほどの期間フィンランドに滞在するなら日本から持っていったほうがいいかもしれませんね。でも、爪切りは機内持ち込みは出来なかったりもするので、預ける荷物の方に入れるのを忘れずに!
こちらは私がフィンランドへ行った際に買った爪切り。

あれは4年ほど前、爪切りを持たずにフィンランドに行った時でした。なかなか爪切りが見つからないので、どこに行けば買えるのか悩んだ挙句、薬局に行くことに。ヘルシンキ中央駅からそう遠くないストックマンStockmanに行き、中の薬局の人に爪切り(英語で「nailclipper」)はないかと尋ねたところ、「爪切りバサミのこと?」と聞かれ、「いやいや、そうじゃないやつ」と身振り手振りで説明したら、これをとり出してくれました。

飛び散る爪をカバーするものなんてついてないので注意しないと部屋中爪だらけになります。セロテープで側面を貼り付けちゃうのがいいのかも。でも、同じタイプの爪切りを使っていたフィンランド人の友達は、ただ新聞を広げてその上で爪を切っていました。
パッケージを見る限り、爪切りは「YES SOLINGEN」製で、「Nagelknipser」らしい。「Nagelknipser」はドイツ語で「爪切り」のこと。ってことは、これはドイツ製?
Solingenもドイツの地名で、ナイフの製造などでも有名らしい。「YES SOLINGEN」で検索すると出てくるのはチェコやロシアのサイトばかりだが、頑張って調べた結果、「Becker-Manicure」というドイツの会社のもつブランドの名前だということが判明。この会社は1930年創業で、最高級品ブランドの「ERBE」、ミドルレンジブランドの「AYA」、そして、低価格ブランドの「YES」があるとのこと。つまりこの爪切りはお手頃プライスのものということですね。
切れ味は悪くないのですが、もし爪を切らなければいけないほどの期間フィンランドに滞在するなら日本から持っていったほうがいいかもしれませんね。でも、爪切りは機内持ち込みは出来なかったりもするので、預ける荷物の方に入れるのを忘れずに!
登録:
投稿 (Atom)

