フィンランドはヨーロッパの中で一番厳しい国のようです。見方によっては国が個人の自由を奪っているようにも、はたまた、国が国民の健康を守るために管理しているようにも見えます。
これはInstitute of Economic Affairsによる「Nanny State Index」(「2016過保護国家指数」。Nannyは乳母、Nanny Stateで「過保護国家」の意)によるもの。この指数ランキングでは、EUの国々でどれだけ個人のライフスタイルが制限されているのかを示しています。例えば、アルコールや甘いもの、たばこなどが規制(それらへの課税など)されていると、順位が高くなります。
そこで一位となったのはフィンランド!次いで2位スウェーデン、3位UK、4位アイルランド、5位ハンガリーとなっています。ここで考慮されているのは、電子タバコ、タバコ、食品、アルコールの4項目となっています。それぞれの項目の詳しい内訳(税金をはじめ、例えば広告への規制や量による規制、自動販売機の禁止など)はNanny State Indexのサイトでご確認いただけます。
ちなみに最も国民が「自由」な国のトップ5は、今回のリストで一番自由な国となったチェコ、次いでドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、スロバキアとなっています。
国民の健康を国民の選択にゆだねるのか、それとも(たとえて言うならば麻薬の禁止のように)国が国民の健康を害するものを規制するのか、皆さんはどちらがいい国だと思いますか?
Talouselämä via Telegraph via [Nanny State Index]
(abcxyz)
2016年3月31日木曜日
2016年2月3日水曜日
世界腐敗度ランキング2位のフィンランド、経済自由度ランキングは24位。(日本は腐敗度18位、経済22位)
米ヘリテージ財団とウォールストリートジャーナルによる経済自由度指数は、「“財産権の保護”、“汚職の少なさ”、“政府支出の少なさ”、“財政の健全性”、“ビジネスの自由度”、“労働の自由度”、“通貨の自由度”、“貿易の自由度”、“投資の自由度”、“金融の自由度”」(wikipedia)によって算出される各国の自由経済度です。
先日発表された2016年版の経済自由度指数(Heritage.org)では、1位(最も経済自由度が高い)は香港、9位にエストニア、デンマーク12位、日本22位、フィンランドは24位でした。
経済自由度指数が80~100となった上位5か国は「自由」、6位から38位の指数70~79.9の国々は「おおむね自由」な経済自由度とされています。ランキング内最下位は178位の北朝鮮で「圧制された」経済という区分けとなっています。
こうしてみるとフィンランドも日本も経済自由度は高い方ですが、同じく先日発表された世界腐敗度ランキング(ネット選挙ドットコム)ではデンマークが1位、フィンランドは2位、(日本は18位)と順位がトップ(=腐敗度が低い)であったことを考えると、デンマーク12位、フィンランド24位というのは面白いですね。
私は経済自由度指数がどう算出されているのか詳しいことはわからないのですが、例えば「ビジネスの自由度」と「労働の自由度」は相反する要素も含まれていそうです。労働者の権利を尊重すればするほどビジネス的な自由度は下がるでしょう。また、税率を高くすることで国家の福祉を維持するには、企業の負担も必要ですが、企業の負担が高ければ「経済自由度」は下がるのではないでしょうか。
海を挟んだ隣国で通貨は共通のユーロを用いるエストニアは順位が9位と高めですが、フィンランド国内からは「エストニアは会社を作る/維持するのに税金が安いし、人件費や労働保険も安い(酒類も安いし)」という印象が持たれています。
フィンランドでは、法律では何日の労働に対して何日の有給休暇があるべきと定められており、これはアルバイトにも適用されます。とはいってもアルバイトの場合は正社員とは違いシフト制なので有給「休暇」そのものは取れず、その代わりに有給休暇分の給料がもらえる仕組みになっています。
世界の国々を相手にしたビジネスで優位に立つか、それともしっかりと充実した労働・生活環境を国民に保証するのか、国造りに何を優先するのかでその国の本音が見えてくるかもしれませんね。
(abcxyz)
先日発表された2016年版の経済自由度指数(Heritage.org)では、1位(最も経済自由度が高い)は香港、9位にエストニア、デンマーク12位、日本22位、フィンランドは24位でした。
経済自由度指数が80~100となった上位5か国は「自由」、6位から38位の指数70~79.9の国々は「おおむね自由」な経済自由度とされています。ランキング内最下位は178位の北朝鮮で「圧制された」経済という区分けとなっています。
こうしてみるとフィンランドも日本も経済自由度は高い方ですが、同じく先日発表された世界腐敗度ランキング(ネット選挙ドットコム)ではデンマークが1位、フィンランドは2位、(日本は18位)と順位がトップ(=腐敗度が低い)であったことを考えると、デンマーク12位、フィンランド24位というのは面白いですね。
私は経済自由度指数がどう算出されているのか詳しいことはわからないのですが、例えば「ビジネスの自由度」と「労働の自由度」は相反する要素も含まれていそうです。労働者の権利を尊重すればするほどビジネス的な自由度は下がるでしょう。また、税率を高くすることで国家の福祉を維持するには、企業の負担も必要ですが、企業の負担が高ければ「経済自由度」は下がるのではないでしょうか。
海を挟んだ隣国で通貨は共通のユーロを用いるエストニアは順位が9位と高めですが、フィンランド国内からは「エストニアは会社を作る/維持するのに税金が安いし、人件費や労働保険も安い(酒類も安いし)」という印象が持たれています。
フィンランドでは、法律では何日の労働に対して何日の有給休暇があるべきと定められており、これはアルバイトにも適用されます。とはいってもアルバイトの場合は正社員とは違いシフト制なので有給「休暇」そのものは取れず、その代わりに有給休暇分の給料がもらえる仕組みになっています。
世界の国々を相手にしたビジネスで優位に立つか、それともしっかりと充実した労働・生活環境を国民に保証するのか、国造りに何を優先するのかでその国の本音が見えてくるかもしれませんね。
(abcxyz)
2016年1月24日日曜日
フィンランドの火災死亡者数は先進国一(日本は6位)。半数以上が酔っていたから。
Helsingin Sanomatによれば、フィンランドの人口当たりの火事による死者数は先進国中世界一(ロシアなどは統計に入っておらず)だそう。同ランキングでは日本は6位です。
フィンランドでは毎年90人ほどが火事により死亡し、2016年に入ってからもすでに7人火事で死亡しているそうです。
フィンランドには暖炉のある家もありますし、家の中で蝋燭/キャンドルに火を灯すことも稀ではありません(停電のためとかではなく、雰囲気がいいから)。80%が事故だそうで、タバコ、火の不始末、電気製品からの出火などが理由ですが、放火による例もあるとのことです。
火事による死亡の多くは煙に巻かれての一酸化炭素中毒による死亡だそう。多くの場合は火事に対して当人が対処出来なかったために死亡しているとのこと。たとえば60%は酔っていたために死亡したそう。そのほかにも薬や病気、高齢のために火事に対して対処できなかったんだとか。
なおシンガポールでは2008年から2010年までに火事で死亡した人はたったの一人だそう。
皆さんも火の始末には十分にご注意ください。
[via Helsingin Sanomat]
(abcxyz)
2015年1月26日月曜日
男女平等ランキング2位のフィンランドだけど、それでも存在する男女格差。性別職種による給与差は…?

昨年の男女平等ランキング(World Economic ForumのGlobal Gender Gap Report)で、日本は104位、フィンランドは2位でした。
でもそんなフィンランドも男女に格差がないわけではありません。フィンランドには「女の1ユーロは80セント」という言い回しもあります。これはフィンランドで女性の給料が同じ役職の男性の給料よりも少ないことを表しており、実際のところは「女の1ユーロは83セント」=男性が1ユーロ支払われるとしたら、女性には83セント支払われるという意味。その言い回しを裏付けるかのように、HOK-ElantoによるSカード会員向けの月刊誌「Yhteishyvä」が各職種の男女の給与格差を記していたのでご紹介しましょう。
それによると、
役職:男性給料 / 女性給料 (差額)
*月給
管理職:6312ユーロ / 5145ユーロ (1167ユーロ)
専門職:3622ユーロ / 2973ユーロ (649ユーロ)
事務職:2753ユーロ / 2555ユーロ (198ユーロ)
サービス業と看護・介護職:2647ユーロ / 2325ユーロ (322ユーロ)
農業:2311ユーロ / 2211ユーロ (100ユーロ)
とのこと。管理職ではなんと1000ユーロ(約13万円)以上も違うんですね!
Marraskuu 2014 [Yhteishyvä]
(abcxyz)
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