2019年3月23日土曜日
フィンランド議会選挙がまたしてもハチャメチャな日本風アニメに!内容も日本語音声の質もパワーアップ!
2019年4月14日に行われるフィンランド議会選挙に向けて、またしても国営放送YLEのSNS動画サービス『Kioski』が日本語音声の日本風アニメを公開!
今回も前回と引き続き低投票率に政治家達が立ち向かうという内容。ですが一応なんとなく続き物なので、2017年の地方選、2018年の大統領選の回も事前に見ておくといいかも。
今回は「ハッハッハ、貧弱なフィンランド人達め!」という台詞と共に国会の前に「低投票率」という怪人が現れ、若者達に自分がどの候補者に投票するのかを忘れさせてしまいます。そこに現れた各政党の党首達が現れ日本アニメ風の鮮やかな戦闘スキルで立ち向かいます。今回は前回でもおなじみ『頭文字D』のパロディーで藤原とうふ店ならぬ「孤独ライダー」だけでなく、『ポケモン』のモンスターボールみたいなのも登場。
今回はKioskiが提供する「投票マッチング」ロボも参戦するも歯が立たず、投票マッチングを進化させることで低投票率をやっつけるという流れ。前回よりも日本語の発音のクオリティーが格段に向上してやる気満々です。
さて、今回のフィンランド議会選挙、一体若者の投票率はどれくらいになるでしょうか?
Images captured from: Kioski via Facebook
Source: Kioski via Facebook
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2017年8月20日日曜日
フィンランド トゥルク殺傷事件はまだ「テロ」ではない。扇動的なメディアに騙されないで
Very briefly in English: If you don't understand Finnish, read YLE English news instead of BBC about the Turku attack. Reason? See the English written parts written below.
昨日トゥルク(Turku)で起きた殺傷事件に関するBBCの報道は正確性が低く、誤報道が行われています。例えば「Finland killings: Knifeman 'targeted women in Turku terror attack'」と題された記事の中で:

image: BBC
「PM Juha Sipila told a press conference that Finland had experienced a terror attack for the first time.」(首相のユハ・シピラは記者会見で、フィンランドは初めてのテロリスト攻撃を経験したと述べた)
という文がありますが、フィンランド国営放送YLEの英語ニュースではこうなっています:

image: YLE
「If the criminal charge is confirmed to be terror-related murder, that would be a first in Finland.」(もしこれがテロ関連の殺人で刑事起訴されることとなれば、フィンランドで始めてのこととなるだろう)
フィンランド語での元々の発言は「Jos rikosnimike varmistuu terroristiseksi murhaksi, on näin ensimmäisen kerran Suomessa.」となっており、YLEの英語版が正確です。
このYLEとBBCの報道が大分違う意味を持っていることはおわかりですよね?現時点でこの事件はテロだと断定されていません。しかし実際の捜査や当地国フィンランドの報道はお構いなしに、BBCは勝手にこれをテロ攻撃だったと決めつけ、嘘を報じているのです。

image: Twitter
BBCの先の記事タイトルは日本語にすれば「フィンランド複数殺人:ナイフの男は『トゥルクのテロ攻撃で女性を狙った』」ですが、この記事タイトルは19日のある時点では「Finland stabbing a 'terror attack '」(フィンランド刺事件は『テロ攻撃』)というタイトルで、これがテロ攻撃だと認定されたかのような見出しでした。もちろん実際には違います。YLEはフィンランド語でも英語でも、警察がこの事件を「テロの可能性のある事件」として調査していると述べていますし、フィンランド中央警察の英語のツイートも:
Due to info received during the night, the Turku stabbings are now investigated as murders w/ terrorist intent (2) and their attempts (8).
— Keskusrikospoliisi (@krp_poliisi) 2017年8月19日
(トゥルクの事件は現在「テロ目的を持った殺人とその試み」として調査されている)
と述べています。現時点ではこれはテロだと決まっていないと言うことです。この違いは大きいです。
これは例えば「容疑者」が「犯人」ではないのと同じほど大きなことです。テロとは人々に恐怖を与えるために行われる行為であり、ただの事件を「テロ」だと断言する行為はテロを助長する行為です。19日のフィンランドの警察による記者会見で、「今は個人がイデオロギーを元にテロを起こす時代」と言われていたように、現在のテロは昔のように大規模で計画的なものよりも、個人/少数人数がイデオロギーに影響を受け突発的に行うものが増加しているようです。
フィンランドでは以前にも学校での銃乱射事件や、外国人がスーパーで銃を乱射した事件が起きています。しかし、上記の首相の発言からもわかるように、それらの無差別殺傷事件は「テロ」ではありませんでした。そして、今回も今の時点ではそれらのものと同じくこれがテロではない可能性があります。これまでにフィンランドで起きた事件や、先日ヘルシンキで起きた自動車で複数人が轢かれる事件だって、恐怖を与えるという点ではテロと呼んでいいのでは、と思うかもしれません。しかしそれらがテロと一線を画すのは、これらの単発的な事件は、「いじめられていたから/人間嫌い」、「恋愛のもつれからの復讐」、「精神障害」など目的・理由が別にあるということ。テロはある思想を目標としながらも、事件を起こすことそのものの目的は「恐怖を与えること」だということ。そこが違いなのです。
テロリスト組織としては、こういったテロではない事件も「うちの組織がやった」などと犯行声明をだすことで、それを「テロ事件」に変えることができます。つまり、「単発的なただの事件」が、「いつまた起こるかもしれない数多くのテロのひとつ」に思わせることで、人々に恐怖を与え、そのイデオロギーを達成するための力とするのです。
BBCは国民から受信料を徴収するメディアなので、特に記事がたくさん見られるように人々を扇動する記事を書く必要は本来ないはずです。ただ、イギリス国内でテロが起きていることを考えると、他国にも類似したテロが起きているように見せることにより、国民の不満を下げる狙いがあるとも考えられます。スクリーンショットを取らなかったのが残念ですが、今回の件のBBCによる報道では「フィンランドはこれまでジハード攻撃を受けたことはない」などと、なにもそれを裏付ける証拠がないにも関わらず宗教的なテロのような報道をしていましたし、BBCの記事のタイトルもこの事件がただの事件ではなく「テロ事件」だと思わせるようなものにしています。これこそがテロの成し遂げようとしていることです。
イギリス国営放送BBCがあからさまに間違った報道をするのも(フィンランドのBBC記者がフィンランドを理解しない可能性はあるが)十分遺憾ですが、このような「思わせ報道」に関しては在フィンランド日本国大使館もその一端を担っています。8月19日に日本大使館が発した「Turku での死傷事件(続報)」(リンクはPDF)では「19日、フィンランド当局は、本事案の容疑者は、モロッコ国籍者でテロ目的によるものであると発表しています。」など、事件がテロ目的であったということが判明したかのような書き方をしていました。その次に日本大使館が出した「Turku での死傷事件(続報)」(タイトル変えれば良いのに・・・リンクはPDF)では「捜査当局は、本件をテロ目的のための殺人および殺人未遂事件として、捜査を進めています。」と正確な表記を行っています。
なお、NHKは「フィンランド殺傷 テロ事件として捜査」と題した記事で、「今回の事件をテロ事件として捜査」、「男は、女性を狙ったと見られる」などと、事件の要点について正確な表記を行っています(NHKの肩を持っているわけではないですが、正しく伝えている例として)。
Source: BBC, YLE
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2017年7月1日土曜日
ヘルシンキ中央駅広場、何も悪いことしてないのに難民デモも撤去
先日、ヘルシンキ中央駅広場から反移民・ナショナリスト団体Suomi Ensinのデモテントが撤去されました。しかし、同じく中央駅広場にあった難民らによる「Oikeus Elää」(生きる権利)デモのテントも本日撤去されてしまいました。
難民らによるデモテントはデモのルールに従っており、特に何か悪いことをしたために撤去されたというわけではなく、Suomi Ensinによる報復の可能性などがあるため、警察が安全を考慮して撤去を指示したようです。
[via YLE]
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2017年6月30日金曜日
スウェーデンで母語を話すことを禁止された子供たち。映画『サーミの血』が描くのは差別の歴史か、現状か。
スウェーデンでフィンランド語を研究する研究者と活動家によれば、スウェーデンの学校でのフィンランド語の使用が制限されているとのこと。YLEニュースによれば、スウェーデンの新聞Dagens Nyheterに掲載された研究者と活動家らによる論説で、フィンランド語を母語とする生徒たちがフィンランド語で会話することが禁止されたり、フィンランド語話者である学校の先生同士がカフェテリアでフィンランド語を話すことまで禁止されたりしているという現状が批判されています。
スウェーデンでのフィンランド語は2000年から公式少数言語という立場にあり、50以上の都市で要請があれば幼児教育と高齢ケアが保証されています。現在スウェーデンに住むフィンランドにルーツを持つ人は70万人いるとのこと。法律の面ではスウェーデンでもフィンランド語で教育を受けさせることができ、そのためスウェーデンの学校にはフィンランド語を話す教師がいるのです(なお、フィンランドでも同様に移民としてフィンランドに来た人々に対し、同じ言語を母語とする子供が3人以上同じ学校にいれば、その言語を「母語」としての言語の授業を行うことが可能です)。
しかし、フィンランド語での授業を一歩出ると教師も子供たちもフィンランド語で話してはいけないというのは異様ですよね。
スウェーデンのフィンランド人教師たちの組合で行われた調査によれば、フィンランド語教師に対するこういった扱いはスウェーデン全国で起きているそう。また、フィンランド語のメディアでの露出も減らされている傾向があり、例として、図書館でのフィンランド語の本が減らされたり、図書館でフィンランド語話者によるフィンランド語での詩の朗読を行うと言った、他の言語グループでは許されているイベントも拒否される傾向が近年あるよう。
今回の報道以前から職場内でのフィンランド語話者に対してこのような差別を受ける話は聞かれました。この差別の根底には、スウェーデンとフィンランドとの間の歴史が関わっているでしょう。フィンランドは昔はスウェーデン王国の支配下にあり、そのために人の行き来もありましたし、70年代のフィンランドからの移民もあるでしょう。70年代失業率が高かった頃、何万人ものフィンランド人がスウェーデンに渡りました。そうしてスウェーデンに渡ったフィンランド人たちは主に単純労働につき、軽蔑されていました。
しかし、大人同士の職場での差別はさておき、子供が母語でしゃべれないというのはフィンランドからすれば時代遅れの差別です。
フィンランドでの公式少数言語はサーミ語、ロマ語、手話であり、これらの言語を母語として授業を受ける権利があります。また、フィンランドには、スウェーデン語系フィンランド人という、スウェーデン語を母語とする人たちも人口の5%存在し、スウェーデン語はフィンランドの国語となっています(これに関する詳細は『ある日フィンランドで、北極圏に行ってきた。―ラップランドの話とフィンランドから見たスウェーデン』に記しています)。
しかし、現在のスウェーデンで見られるような差別がフィンランドにも無かったかと言えばそうではありません。60年代までフィンランドではサーミ人たちが同じような扱いを受けていました。
サーミ人はノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがるラップランドに住む、ヨーロッパ唯一の先住民族です。しかし、トナカイの放牧をして暮らす彼らは原始的に見られ、差別されてきました。
昔フィンランドでは、学校でサーミ語をしゃべってはいけなかったのです。ラップランドの人口密度のせいで多くのサーミ人たちは寄宿学校に通っていました。なのでサーミ語が話せるのは家に帰る週末だけ。平日にサーミ語を話せば殴られるような環境で育ち、また学校の外でもサーミ人であるというだけで差別される存在でした。とはいえそれは60年代までの話。今ではサーミ人や文化に対する知識こそ足りていないものの、そこまで明確な差別はされていない状況ですし、国の対策としてサーミ語で基礎教育が学べる学校があります。それでも現在の高齢世代のサーミ人たちはこれがトラウマになり、子供にサーミ語で話してくれなかったり、サーミ語を軽視するといった態度を持つ者もいるようです。
そんな中でスウェーデンの学校で、フィンランド語を母語とする子供たちが母語で友達と会話をすることが許されない、大人が職場で休憩時間中に好きな言語を話すこともできない状況は、時代遅れの差別的な光景にしか見えません。
まあ、日本人だって同じようにアイヌ人を差別し、アイヌ語を殺した訳ですけどね。
というところで投稿を終えるつもりだったのですが、スウェーデン・ノルウェー・デンマーク合作映画『サーミの血』の日本版予告編を目にしたのでこれについても書かないと。
この映画は1930年代、スウェーデン北部に暮らすサーミ人たちの受けてきた差別、そして学校で母語を禁止され、母語を話すことで体罰を受ける様子、そしてサーミであることを隠して生きようとする様子などが予告編では描かれています。この作品を描くアマンダ・シェーネル監督もサーミ系。
動画はUPLINKより。ちなみにこのYouTubeにアップされている予告編はフィンランドからは見ることができないのでeiga.comで見ましょう(なおeiga.comでは「北欧の少数民族サーミ人」とされていますが、間違ってはいないものの、より正しい認識としては「原住民」もしくは、サーミ人も元をたどれば現在の場所まで移動してきたので「先住民」)。
『サーミの血』日本語サイトでは「北欧スウェーデン、知られざる迫害の歴史」などと書かれていますが、果たしてこれは「歴史」なのでしょうか?それとも映画で描かれるような体罰こそ無いにせよ、これはスウェーデンの現状とどう違うのでしょうか?ある意味この映画は現在のスウェーデンにも残る言語/民族の迫害を、歴史を交えて描いた作品とも言えるのかもしれません。
トップ画像はラップランドに行ったときに撮影したサーミ人により放牧されるトナカイたちの写真。詳細は『ある日フィンランドで、北極圏に行ってきた。―ラップランドの話とフィンランドから見たスウェーデン』で読める。
[via YLE]
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2017年6月1日木曜日
報道自由ランキング低下の原因となったフィンランド国営放送編集局長辞任
このブログでも、そして楽しいYouTubeアニメシリーズ『スゴいねスオミたん!』でも取り上げてきたSipilägate(シピラゲート)の一端を担い、世界報道自由ランキングでフィンランドの順位を落とすきっかけともなったフィンランド国営放送YLEの編集局長Atte JääskeläinenがYLEを辞めることになりました。
ジャーナリズムの道徳監視組織JSN(Julkisen sanan neuvosto)は、フィンランド語時事問題部門の編集局長JääskeläinenとYLEのやり方が間違っていると今年3月に批判。それを受けてYLE自らこれを調査し、その結果、Jääskeläinenをトップに持つ行政かのようなリーダーシップが良くないと内部で判断しました。
5月28日付のHelsingin Sanomat朝刊に掲載されたインタビューにて、JSNにもYLEの調査でもあなたが間違っているとされているが、なぜ認めないのか訊かれ「組織としてのYLEとその方針は彼らが決めるわけでなく、YLEはJSNに入りたいから入っているわけで、JSNがYLEの方針を決めつけようとするならYLE自ら組織を作ることになるかも。」などと答えました。同日彼はこんなツイートをしています。
Hei. Aamun Hesarin jutusta: Se ei ollut edes vihjaus. Ei Yle tietenkään ole JSN:stä lähdössä mihinkään.
— Atte Jääskeläinen (@attesakari) May 28, 2017
やあ。今朝のHelsingin Sanomatの記事ですが、そういう意味の暗示ではなかった。YLEはもちろんJSNを出ようとしているわけではない。
Aamun Hesarin jutusta: Tarkoitin heitollani alleviivata vain, että päätösvalta Ylen journalismista pitää olla Ylellä.
— Atte Jääskeläinen (@attesakari) May 28, 2017
私が言ったことでただYLEのジャーナリズムの方針を決める力はYLEにあるべきということを強調したかっただけです。
IltasanomatもYLEもこのツイートを記事に引用。Iltasanomatは「これはただの皮肉だった」との本人からのコメントも掲載しています。Jääskeläinenはこれらの記事をリツイートした後にこんなツイートをしています。
Sanotaan se nyt suoraan: Mokasin varomattomalla lausunnolla vakavassa aiheessa. En halua horjuttaa JSN:n asemaa. Haluan vahvan JSN:n.
— Atte Jääskeläinen (@attesakari) May 28, 2017
正直に言います。私は真剣な話題の中で熟考せず発言をしてしまった。それは間違いでした。私はJSNの立場を崩そうとしているわけではない。私は強いJSNが欲しい。
そして翌日29日、YLEからJääskeläinen辞任のお知らせが発表された。
今回のJääskeläinenの辞任に関しては、YLE理事会がJääskeläinenと相談しての決定であり、別に辞任しろとかそういう話があったわけではないとも話しています。辞任に関してのJääskeläinenからのメッセージには
「私のYLEの中の立場より、社会の中のYLEの立場の方が大切だから辞任します。」
などと書いてあるんですが…みんなそう思ってたから最初から辞めろって言ってたんだよ…
image by me
[via Twitter,YLE]
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2017年4月27日木曜日
世界報道自由ランキング2017、5年連続1位のフィンランドは3位転落。首相の「シピラゲート」事件が影響。日本は変わらず72位
なんだかもうブログタイトルを「フィンランド・ネガティブ情報ブログ」とかにしたほうがいいってくらいにポジティブなネタを書いていませんが、今回もまたネガティブな話題です。
世界報道自由ランキングでこれまでこれまで5年連続1位の座に居座っていたフィンランドですが、今年は3位に落ちました。
Reporters Without BordersによるThe World Press Freedom Index(世界報道自由ランキング)、フィンランドに替わって1位の座を得たのはノルウェー、2位はスウェーデンとなりました。日本の順位も近年、福島原発や特定秘密保護法、安倍政権のせいで下がっていましたが、今年は昨年と同じで72位でした。
フィンランドがトップの座を明け渡したのは当然ながら当ブログでも取り上げたり(風刺アニメ作ったりしている)フィンランドの首相Juha SipiläによるSipilä-gate(シピラゲート)のせいです。これで国際的なランキングで正式にフィンランドの順位を下げる事となりました。今後フィンランドの報道の自由がどうなるかも心配なところです。
[via Reporters Without Borders]
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2017年4月8日土曜日
投票日を明日に控えるフィンランドの地方選挙が日本風アニメになった(しかも日本語吹き替え!)
駐日フィンランド大使館がフィンたんアニメを作ったからか、はたまた当ブログでアニメーションを作ったから(…では無いでしょうが)か、なぜだかフィンランドの地方選挙を明日に控え国営放送YLEのSNS動画サービス『Kioski』内で、フィンランドの地方選挙戦が日本風アニメ化されてます。
しかも内容はフィンランド人がローマ字を日本語で読み上げているようで、バッチリ日本語。イントネーションが少しわかりにくいところがありますが、そうは言っても内容はGoogle翻訳よりはしっかりしているので、ある程度日本語ができる人が作ったのではないかと思われます。
画的には各党の党首は誰もあまり本人に似ておらず、Juha Sipilä=「シピラ先輩」などは『天空の城ラピュタ』のムスカみたいな見た目に…人々の投票率を下げてしまうモンスター「低いパーセンテージ」はなんだか『ドラゴンボール』のピッコロっぽかったり。
[via Kioski]
(abcxyz)
しかも内容はフィンランド人がローマ字を日本語で読み上げているようで、バッチリ日本語。イントネーションが少しわかりにくいところがありますが、そうは言っても内容はGoogle翻訳よりはしっかりしているので、ある程度日本語ができる人が作ったのではないかと思われます。
画的には各党の党首は誰もあまり本人に似ておらず、Juha Sipilä=「シピラ先輩」などは『天空の城ラピュタ』のムスカみたいな見た目に…人々の投票率を下げてしまうモンスター「低いパーセンテージ」はなんだか『ドラゴンボール』のピッコロっぽかったり。
[via Kioski]
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2017年3月13日月曜日
フィンランドを勝手に紹介するアニメーション『スゴいねスオミたん!』第一話のご紹介
先日公開されたフィンランド大使館のマスコットキャラ、「フィンたん」のアニメーションが適当すぎて納得がいかなかったので(?)、自分でフィンランドを紹介するアニメーションを作ってみました。
それがこちら、フィンランドを勝手に紹介するアニメーション『スゴいねスオミたん!』です。
フィンたんのアニメが表現できなかったフィンランドの「革新的」、「創造的」、「真面目になりすぎない」、「接しやすい」部分を皮肉と政治批判たっぷりに表現しています。第一話は本ブログでも何度も取り上げてきた「シピラ・ゲート」の話です。
フィンランド語字幕も付いていますのでフィンランド語を学んでいる方もぜひどうぞ。今後どこまで続くかわかりませんが、第二話の構想も練っているところですのでお楽しみに!
なお、「Suomi Finland Perkele」部分は(フィンたんアニメの批判記事でも記した)フィンランド独立100周年記念関連事業「Suomi 100」への風刺。最後の部分はフィンランド人の多くにとってトラウマとして知られるYLE 2の子供番組、『Pikku Kakkonen』の「弱い氷を渡って溺れそうになるクマの回」の最後のトラウマセリフ「Varokaa heikkoa jäätä」(薄い氷には気をつけて)のパロディーとなっています。
こちらがそのトラウマ回。
(abcxyz)
それがこちら、フィンランドを勝手に紹介するアニメーション『スゴいねスオミたん!』です。
フィンたんのアニメが表現できなかったフィンランドの「革新的」、「創造的」、「真面目になりすぎない」、「接しやすい」部分を皮肉と政治批判たっぷりに表現しています。第一話は本ブログでも何度も取り上げてきた「シピラ・ゲート」の話です。
フィンランド語字幕も付いていますのでフィンランド語を学んでいる方もぜひどうぞ。今後どこまで続くかわかりませんが、第二話の構想も練っているところですのでお楽しみに!
なお、「Suomi Finland Perkele」部分は(フィンたんアニメの批判記事でも記した)フィンランド独立100周年記念関連事業「Suomi 100」への風刺。最後の部分はフィンランド人の多くにとってトラウマとして知られるYLE 2の子供番組、『Pikku Kakkonen』の「弱い氷を渡って溺れそうになるクマの回」の最後のトラウマセリフ「Varokaa heikkoa jäätä」(薄い氷には気をつけて)のパロディーとなっています。
こちらがそのトラウマ回。
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2017年3月3日金曜日
フィンランド国営放送YLEに中立的報道の危機。政府がYLEの方針を決めるよう法律を変える提案。
フィンランド国会のワークグループが、国営放送YLEの方針を国が決めることができるように法律を変えようと動いています。
国会のワークグループ(政府のみならず全ての党のメンバーから成る)が、YLEに関する法律を変更し、国会がもっとYLEの方針にかかわるべきだとする提案を出しました。
この提案では、YLEの方針を政治家からなる委員会が決定するべしというもの。この委員会のメンバーとなる議員は国会の投票により決まります。それプラスYLEのスタッフ2名が委員会に参加できるという提案ですが、YLEスタッフは会議に意見を述べる権利はあるものの、投票権はありません。
今後この提案は国会で議論される事となります。とは言っても現政権は多数の憲法に則っていない提案をこれまでに行っており、憲法の専門家から「それは違憲である」と指摘され、「じゃあナシに…」と国会議員たちの時間を無駄にして結局何もならないような提案も多数しています。今後この提案がどうなるかも不明です。
しかしアイデアを出したワークグループは、この提案を元に法律を「早く変えるべき」だとしており、人々はYLEの中立性が無くなるのではないかと心配しています。YLEの中立性といっても、YLEの口を黙らせたSipilä首相のSipilä-gate事件の後ではそもそも存在したのかどうかも怪しいところです。
Sipilä-gateのようなことがもう起こらないようにするためにこのような提案が出たとも見て取れますし、その真逆でもっと政府により国営メディアをコントロールするための提案とも見て取ることができます。
国営放送YLEの受信料は、YLEが現政権の好まない報道をしたとしても政府がその予算を変更できないよう、個人の支払う税金から一定の割合が設定(年間0.68%、高くても143ユーロ。0.68%が70ユーロ以下なら払わなくてもいい)されており、国営放送ながらも中立的な報道ができるようになっています。
[via MTV]
(abcxyz)
国会のワークグループ(政府のみならず全ての党のメンバーから成る)が、YLEに関する法律を変更し、国会がもっとYLEの方針にかかわるべきだとする提案を出しました。
この提案では、YLEの方針を政治家からなる委員会が決定するべしというもの。この委員会のメンバーとなる議員は国会の投票により決まります。それプラスYLEのスタッフ2名が委員会に参加できるという提案ですが、YLEスタッフは会議に意見を述べる権利はあるものの、投票権はありません。
今後この提案は国会で議論される事となります。とは言っても現政権は多数の憲法に則っていない提案をこれまでに行っており、憲法の専門家から「それは違憲である」と指摘され、「じゃあナシに…」と国会議員たちの時間を無駄にして結局何もならないような提案も多数しています。今後この提案がどうなるかも不明です。
しかしアイデアを出したワークグループは、この提案を元に法律を「早く変えるべき」だとしており、人々はYLEの中立性が無くなるのではないかと心配しています。YLEの中立性といっても、YLEの口を黙らせたSipilä首相のSipilä-gate事件の後ではそもそも存在したのかどうかも怪しいところです。
Sipilä-gateのようなことがもう起こらないようにするためにこのような提案が出たとも見て取れますし、その真逆でもっと政府により国営メディアをコントロールするための提案とも見て取ることができます。
国営放送YLEの受信料は、YLEが現政権の好まない報道をしたとしても政府がその予算を変更できないよう、個人の支払う税金から一定の割合が設定(年間0.68%、高くても143ユーロ。0.68%が70ユーロ以下なら払わなくてもいい)されており、国営放送ながらも中立的な報道ができるようになっています。
[via MTV]
(abcxyz)
2016年12月1日木曜日
連載・さらば報道の自由度 国営メディアの口を黙らせた?スキャンダルまみれの首相
フィンランド最大の鉱害問題となっているTalvivaara鉱山(実際には山ではなく、露天掘り)。フィンランド最大のニッケル鉱山なのですが、2012年にその採掘に用いた有毒な水を溜めていたプールからニッケル、ウラニウムなど毒性の金属が含まれた水が川に流れてしまいます。2013年にもまた毒水が漏れ出たりして、結果として川のみでなく、地下水にまで浸透。非常に莫大な影響を環境に与えました。
これはTalvivaaran Kaivososakeyhtiöという会社の持っていた鉱山であったのですが、フィンランドはこの問題に対処するため国として資金を投じます。被害の規模は違いますが、日本で例えるならば、福島の原発の後始末に国がお金を出しているのと同じ形です。しかし結局Talvivaaran Kaivososakeyhtiö社は2014年に倒産。
2015年には国営企業TerrafameがTalvivaara社から鉱山を買い取り、採掘を続行。その後この鉱山は何度も野党から「閉鎖しろ」との声が上がりますが、潰れたTalvivaaran Kaivososakeyhtiöを
Suomen Keskusta / フィンランド中央党(独裁国家に武器輸出をし始めた党)の党首で(税金逃れをしている)総理大臣のJuha Sipiläは、鉱山から採掘できる鉱物の価格が国際的に上がっているなどとし、環境問題を直し、これからも採掘を続けようと国から巨額の出資を行います。
しかし、先週金曜YLEの報道がことを大きくします。Sipiläは鉱山まで行き、視察、社長らと面会。何か怪しいと勘ぐったメディアが調べ始めたのか、間もなく、営業している鉱山がSipiläの親戚、子供や叔父、従兄弟などが持つ会社Katera Steelから50万ユーロ(約6050万円)もの大きな契約を結んでいたことが明るみに出ました。
この契約は、 Sipilä政府がTerrafameを支援するために追加で1億ユーロ(約121億円)を投じた直後に結ばれたもので、もちろんSipiläもその決定に関わっています。
そもそも、何らかの決断を行う時に、決断が自分に利害関係のある会社などに関係したものであれば、自らが怪しまれないためにも(何もうらましいことがなくとも)決定権限を辞退するなりそれを証明する書類を出したりするべきです。
Sipiläは当然ながらなぜそうしなかったかと追求されており、国会の委員会もこれから調査に乗り出します。
しかしこれをYLEが報道した後、Sipiläはこれを自分への攻撃へと感じたようで、YLEの記者に午後11時以降20通もメールを送りつけています。その最後のものには「私のYLEに対する尊敬は現在ゼロです。もちろんあなたの私に対する尊敬も同じでしょう。これで対等ですね。」などと記されていました。
そして日曜。YLEの編集長が、すでにこの件に関する編集待ちの記事が存在したにもかかわらず、この件に関する報道はもうしないと決断。有名な政治トークショーA Studioでもこの件のためにSipiläも呼ばれていて、出演するはずだったにも関わらず、それもなしになってしまいます。
しかしSuomen Kuvalehti紙がこれを追求。月曜日の朝刊でYLEの記者たちからの匿名の情報提供を受けた記事を公開。YLEの記者は「多数のメールが総理からきたから中止になったんだと思う」(上記したメールが20通送られた件やその内容もこの時点で判明)。
次の日、YLE編集長は「国営メディアの役割は平等にバランス良く、重要性を考えて出すべき、重要性の割に生地を出しすぎていた。あまり攻めればYLEひとりでスキャンダルを作り上げていることになる」などと声明を発表。
この件に関する記事本数を減らすのと、この件を全く報じなくするのとでは全然違う話です。国営放送は、自国の政府や政治家をも批判できる独立性こそが重要です。そうでなければ某国のように政府の都合のいい話ばかり報道する国営放送になってしまいます。
Sipiläは後に記者会見で「YLEに対する信頼はまあ、OK」と発言しています。
フィンランドは世界の報道自由度ランキングでもトップであることでも有名、汚職度が世界的に低いことでも知られていますが、「Hyvä veli」文化のあるフィンランドで実際にこれを信じている人はどれだけいるのか怪しいもの。
知り合いのフィンランド人は「昔から汚職だらけだということは知ってた」と言う人や「汚職にも色々な種類があるが、汚職がない国というのは言い過ぎ」と言う声も。なおこの問題はイギリス国営放送BBCも取り上げています。
[via YLE, Wikipedia - Talvivaara Mining Company]
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これはTalvivaaran Kaivososakeyhtiöという会社の持っていた鉱山であったのですが、フィンランドはこの問題に対処するため国として資金を投じます。被害の規模は違いますが、日本で例えるならば、福島の原発の後始末に国がお金を出しているのと同じ形です。しかし結局Talvivaaran Kaivososakeyhtiö社は2014年に倒産。
2015年には国営企業TerrafameがTalvivaara社から鉱山を買い取り、採掘を続行。その後この鉱山は何度も野党から「閉鎖しろ」との声が上がりますが、潰れたTalvivaaran Kaivososakeyhtiöを
Suomen Keskusta / フィンランド中央党(独裁国家に武器輸出をし始めた党)の党首で(税金逃れをしている)総理大臣のJuha Sipiläは、鉱山から採掘できる鉱物の価格が国際的に上がっているなどとし、環境問題を直し、これからも採掘を続けようと国から巨額の出資を行います。
しかし、先週金曜YLEの報道がことを大きくします。Sipiläは鉱山まで行き、視察、社長らと面会。何か怪しいと勘ぐったメディアが調べ始めたのか、間もなく、営業している鉱山がSipiläの親戚、子供や叔父、従兄弟などが持つ会社Katera Steelから50万ユーロ(約6050万円)もの大きな契約を結んでいたことが明るみに出ました。
この契約は、 Sipilä政府がTerrafameを支援するために追加で1億ユーロ(約121億円)を投じた直後に結ばれたもので、もちろんSipiläもその決定に関わっています。
そもそも、何らかの決断を行う時に、決断が自分に利害関係のある会社などに関係したものであれば、自らが怪しまれないためにも(何もうらましいことがなくとも)決定権限を辞退するなりそれを証明する書類を出したりするべきです。
Sipiläは当然ながらなぜそうしなかったかと追求されており、国会の委員会もこれから調査に乗り出します。
しかしこれをYLEが報道した後、Sipiläはこれを自分への攻撃へと感じたようで、YLEの記者に午後11時以降20通もメールを送りつけています。その最後のものには「私のYLEに対する尊敬は現在ゼロです。もちろんあなたの私に対する尊敬も同じでしょう。これで対等ですね。」などと記されていました。
そして日曜。YLEの編集長が、すでにこの件に関する編集待ちの記事が存在したにもかかわらず、この件に関する報道はもうしないと決断。有名な政治トークショーA Studioでもこの件のためにSipiläも呼ばれていて、出演するはずだったにも関わらず、それもなしになってしまいます。
しかしSuomen Kuvalehti紙がこれを追求。月曜日の朝刊でYLEの記者たちからの匿名の情報提供を受けた記事を公開。YLEの記者は「多数のメールが総理からきたから中止になったんだと思う」(上記したメールが20通送られた件やその内容もこの時点で判明)。
次の日、YLE編集長は「国営メディアの役割は平等にバランス良く、重要性を考えて出すべき、重要性の割に生地を出しすぎていた。あまり攻めればYLEひとりでスキャンダルを作り上げていることになる」などと声明を発表。
この件に関する記事本数を減らすのと、この件を全く報じなくするのとでは全然違う話です。国営放送は、自国の政府や政治家をも批判できる独立性こそが重要です。そうでなければ某国のように政府の都合のいい話ばかり報道する国営放送になってしまいます。
Sipiläは後に記者会見で「YLEに対する信頼はまあ、OK」と発言しています。
フィンランドは世界の報道自由度ランキングでもトップであることでも有名、汚職度が世界的に低いことでも知られていますが、「Hyvä veli」文化のあるフィンランドで実際にこれを信じている人はどれだけいるのか怪しいもの。
知り合いのフィンランド人は「昔から汚職だらけだということは知ってた」と言う人や「汚職にも色々な種類があるが、汚職がない国というのは言い過ぎ」と言う声も。なおこの問題はイギリス国営放送BBCも取り上げています。
[via YLE, Wikipedia - Talvivaara Mining Company]
(abcxyz)
2015年4月20日月曜日
2015年フィンランドの国会選挙の結果は…今後フィンランドはより保守的/右翼的になるかも
YLEによれば議員数の多い党から順に並べると以下のとおり:
とのことで、総理大臣になるのはフィンランド中央党の党首Juha Sipiläとなるようです。これまでの4年間は国民連合党が最大でした(それ以前は中央党)。
これにより、より保守的/右翼的な政府となるかもしれません。
前回の大統領で惜しくも敗れたPekka Haavistoも議員となっています。
移民系の議員(生まれがフィンランドではない)はフィンランドの政治史上今回初めて選ばれており、Nasima Razmyar(SPD)とOzan Yanar(VIHR)が選出されました。共に首都ヘルシンキからの選出です。
今回の選挙では、都市部の価値観/投票先と、地方の投票先が大きく別れる結果となり、全国で一番多く票を取ったKESKはヘルシンキでは人気がなく1人のみの選出、逆にヘルシンキではKOKが人気でした。私の回りの若いヘルシンキ人たちには満足行かない結果のようです。
投票率は約70%となっています。
監修:「妙見星の下で」のペトラさん
(abcxyz)
Suomen Keskusta(Kesk)フィンランド中央党 議員数49(2011年比+14人)
Perussuomalaiset(PS)真のフィンランド人* 議員数38人(-1人)
*(フィンランド語から訳すと「普通のフィンランド人」となる)
Kansallinen kokoomus(KOK)国民連合党 議員数37人(-7人)
Sosialidemokraattinen puolue(SDP)フィンランド社会民主党 議員数34人(-8人)
Vihreä liitto(VIHR)緑の同盟 議員数15人(+5人)
Vasemmistoliitto(VAS)左翼同盟 議員数12人(-2)
Ruotsalainen kansanpuolue / Svenska folkpartiet(RKP)スウェーデン党 議員数9人(0人)
Kristillisdemokraatit(KD)キリスト教民主党 議員数5人(-1人)
とのことで、総理大臣になるのはフィンランド中央党の党首Juha Sipiläとなるようです。これまでの4年間は国民連合党が最大でした(それ以前は中央党)。
これにより、より保守的/右翼的な政府となるかもしれません。
前回の大統領で惜しくも敗れたPekka Haavistoも議員となっています。
移民系の議員(生まれがフィンランドではない)はフィンランドの政治史上今回初めて選ばれており、Nasima Razmyar(SPD)とOzan Yanar(VIHR)が選出されました。共に首都ヘルシンキからの選出です。
今回の選挙では、都市部の価値観/投票先と、地方の投票先が大きく別れる結果となり、全国で一番多く票を取ったKESKはヘルシンキでは人気がなく1人のみの選出、逆にヘルシンキではKOKが人気でした。私の回りの若いヘルシンキ人たちには満足行かない結果のようです。
投票率は約70%となっています。
監修:「妙見星の下で」のペトラさん
(abcxyz)
2015年1月17日土曜日
日本の抹茶がフィンランド国営放送に健康に良いと取り上げられてる!
コーヒーの消費量が世界一のフィンランドですが、ここ数年、フィンランドでは「お茶」が人気になってきているよう。茶専門店「Chaya」(ヘルシンキ大聖堂やエスプラナーディ通りからも遠くないKluuvi内にある)や、ヘルシンキ市内に2店舗できている「Théhuone」(日本茶、中国茶、韓国茶、台湾茶などが専門)もあります。

(写真はThéhuoneで。左上のはドイツ製の抹茶の葉が入ったチョコ)
そんなお茶のなかでも日本の誇る抹茶が、今回フィンランド国営放送YLEでも取り上げられたようです。
放送ではその健康への良さや、抹茶の点て方(流石に作法まではしていませんが)紹介されています。どうやら健康にいいから流行っているとのことで、抗酸化作用なども紹介されています。
その様子はYLEのサイトで見ることができますのでどうぞ。
なお、何故か日本の裏千家とフィンランドはかなり昔から繋がりが強いらしく、スオメンリンナ島(Suomenlinna)にも裏千家の茶室があるほど。京都でお茶を学んだフィンランド人のティーマスターが居るんだとか。
Matchaa vatsaan - muotijuoma saanut jo jäljittelijöitä [via YLE]
(abcxyz)

(写真はThéhuoneで。左上のはドイツ製の抹茶の葉が入ったチョコ)
そんなお茶のなかでも日本の誇る抹茶が、今回フィンランド国営放送YLEでも取り上げられたようです。
放送ではその健康への良さや、抹茶の点て方(流石に作法まではしていませんが)紹介されています。どうやら健康にいいから流行っているとのことで、抗酸化作用なども紹介されています。
その様子はYLEのサイトで見ることができますのでどうぞ。
なお、何故か日本の裏千家とフィンランドはかなり昔から繋がりが強いらしく、スオメンリンナ島(Suomenlinna)にも裏千家の茶室があるほど。京都でお茶を学んだフィンランド人のティーマスターが居るんだとか。
Matchaa vatsaan - muotijuoma saanut jo jäljittelijöitä [via YLE]
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2012年8月18日土曜日
フィンランドでは女性の乳首や男性の裸まで放送しちゃう (追記アリ)
本日のフィンランドの国営放送YLEのニュース。ロシアのフェミニストパンクロックバンド、Pussy Riotの裁判かなんかの報道で、Pussy Riotメンバー(もちろん女性)が十字架をチェーンソーで切り倒してるとこを映してるんだけど、普通に乳首が写ってます。もちろんモザイクなんてなし。
まあ以前にも昔のフィンランドのコメディーのワンシーンで、男性が豚の丸焼きの様に、素っ裸で皿の上に乗っかってるところ(急所はかろうじて見えない様に努めてるけど、微妙にイチモツも写ってたり)をテレビでやってたりしたので驚きはしないけれども、日本とはちょっとヌードに対する感覚も違うんだなと感じた次第です。もちろんこちらもモザイクなんてなし。
ただ、現実世界では少々使用が違うようで、知り合いは、「女性が上半身裸で車を運転するのは禁止されてる。対向車線を走る車が注意散漫になるから。」とか言っていたなぁ。工事作業をする若い男性が上半身裸だったり、上半身裸でリュック背負って歩くおじいさんとか、ほとんど素っ裸で自転車こいでるおじさんならちょくちょく見るけど。
追記:MTV3で放送していたコメディー番組『Vedetään hatusta』(イギリスの即興コメディー番組『Who's Line Is It Anyway』のフィンランド版)の中で、こんなシーンが。本物の乳首でこそ無いですけど、こういう光景をコメディー番組で放送できる(放映時間は午後7時30)のは、やっぱり感覚が違うかも?
まあ以前にも昔のフィンランドのコメディーのワンシーンで、男性が豚の丸焼きの様に、素っ裸で皿の上に乗っかってるところ(急所はかろうじて見えない様に努めてるけど、微妙にイチモツも写ってたり)をテレビでやってたりしたので驚きはしないけれども、日本とはちょっとヌードに対する感覚も違うんだなと感じた次第です。もちろんこちらもモザイクなんてなし。
ただ、現実世界では少々使用が違うようで、知り合いは、「女性が上半身裸で車を運転するのは禁止されてる。対向車線を走る車が注意散漫になるから。」とか言っていたなぁ。工事作業をする若い男性が上半身裸だったり、上半身裸でリュック背負って歩くおじいさんとか、ほとんど素っ裸で自転車こいでるおじさんならちょくちょく見るけど。
追記:MTV3で放送していたコメディー番組『Vedetään hatusta』(イギリスの即興コメディー番組『Who's Line Is It Anyway』のフィンランド版)の中で、こんなシーンが。本物の乳首でこそ無いですけど、こういう光景をコメディー番組で放送できる(放映時間は午後7時30)のは、やっぱり感覚が違うかも?
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