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2017年4月24日月曜日

ヘルシンキ中心に新しくできた寿司屋さんが失敗だった件。美味しいのが食べたかったらMakkarataloのHankoに行こう



ヘルシンキ中心部、中央駅からもすぐそばの、SokosとKamppiの間に挟まれたLasipalatsiに新しい寿司屋「Haiku」というのができていたので行ってみた。




(そもそもダルマの両目とも白目な時点で違和感を感じるべきだった…)

ビュッフェがメインのような雰囲気だが、持ち帰りや、個別メニューの注文もできる。




店内の雰囲気は良く、日が当たるととても爽やかな感じの空間になる。この店にはそれ以外にこれと言って良い点はない。




皿には魚の絵が描いてあって可愛い。黒いのは多分着色されたトビウオの卵(とびこ)。中華料理屋の寿司ではよくカラフルなとびこが乗った寿司が出る。

寿司の味は、サーモンは美味しいものの(どこに行ってもサーモンは大概美味しい)、米は固めで、日本米ではない。この程度の寿司ならどの中華料理屋/「アジア料理屋」に行っても出てくるレベルのもの。フィンランドの寿司クオリティーからすれば「平凡」レベル。

別に日本人がやっていないと美味しい寿司はできないとか、そんな人種差別的なことは思わないが、「寿司=生魚が米の上に乗ったもの」というレベルの寿司概念を元に寿司を売っている店が多いのは事実だし、「寿司職人」というプロフェッションがフィンランドに存在しない(であろう)のもまた事実だろう。そんな中で、立地条件の良さも相まってか価格設定の高いこの店が生き残ることは無理だろうな。このHaikuができる前にも同じ場所にItamae Sushiという寿司屋があったが、あれもそこまで評判は良くなかった。

しかし、寿司ビュッフェの価格がランチタイム(11時から15時)で9.90ユーロなのは許容できるが、私達が行った金曜午後6時には18ユーロと馬鹿に高い。平凡な中華料理屋のビュッフェに含まれる寿司と同じクオリティなのに、中華料理は食べられない、その上、水や味噌汁はあるが、ビュッフェに欠かせないコーヒーやお茶もない!まさかここフィンランドのビュッフェでコーヒーすらないのには閉口、非常に損した気分になった。

行くことはおすすめしないが、もしヘルシンキ中心付近で寿司が食べたくなったら、ビュッフェではないものの断然クオリティーの高いCity-Center(別名Makkaratalo)内のHanko Sushiに行くことをお薦めする。このショッピングセンターCityCenter(ヘルシンキ中央駅、石でできたおかっぱの像が立っている側の出口の道路を挟んで反対側の建物)内のHanko Sushiには、日本人のシェフが働いており、そこで働く人々にちゃんとした寿司教育をしているようで、美味しい寿司を食べることができる。






(abcxyz)

2017年2月14日火曜日

ヘルシンキがぎっしり詰まった一冊『The Helsinki Book』をご紹介!



ヘルシンキにスープ専門レストラン「Qulma」を持つMarc Aulénさん(下写真)。日本の旅行本などにもお店が紹介されているようで、お店に日本からの観光客が見えることもしばしば。もうしかしたらご存じの方も多いかもしれません。彼はレストランを持っているだけにとどまらず、レシピ本『Sopat!』を出版、バンドで歌うなど、非常に精力的に活躍されている方。





そんな彼が新たに出版した本『The Helsinki Book』を頂いたのでご紹介!長年ヘルシンキに住む彼が、ヘルシンキに来る人に教えたいコト、紹介したい場所の数々が、Jaeseong Parkさんによる美しい写真でたっぷり紹介されている本です。

(当ブログでもQulmaについては「Qulma x ミシュランシェフ の期間限定タパス「Q-Tapas」に招待された」の記事で紹介しています。)




本書は、まずはフィンランドの紹介から始まります。フィンランドとはどんなところか、その一風変わった文化やフィンランド人の特徴の紹介から、おもしろい行事、世界に知られるフィンランドのブランド、音楽界、スポーツ界の有名人の紹介までが、ざっと紹介されています。F1ドライバーのバルテリ・ボッタスや、パワーメタルバンドのストラトヴァリウス、ロックバンドのサンライズ・アベニューら、有名人らによる直筆のヘルシンキでのオススメの過ごし方が読めるのも嬉しいところ。

また、晩年のトーベ・ヤンソンがMarcに宛てた手紙(その現物はQulmaに行けば見ることができる)も紹介されています。フィンランド紹介の章の後には、Marcが故郷と呼ぶヘルシンキの紹介。ヘルシンキの良いところだけではなく、ヘルシンキの嫌なところも紹介されているのは一般的な旅行本と違って面白いかも。





お薦めの飲食店は、レストラン、カフェ、飲み屋など、タイプに合わせて紹介されています。おニューでお洒落なところばかりではなく、昔からあるMarcさん行きつけのところや、Marcさんが友達から紹介されたところばかり。主にそれぞれの店での自らの経験を元に書かれています。自分でもレストランを持っている人がこうやって他のレストランを紹介しているだけあって、隠れた美味しい店がわかるかもしれませんね。

ゲイバーやLGBTナイトクラブなども紹介されているのも普通の旅行本にはないポイント。でもそれらは写真もなく、Marcさん本人も行ったことがないというのはちょっと紹介しているのに無責任な気もしますけどね。(同性愛者ではない私ですらゲイナイトクラブDTMに行ったことあるのに。)

歴史あるレストランの成り立ち、移転した理由や、店内撮影禁止の有名店「Sea Horse」の貴重な店内写真も。それぞれの文章は短いので英語の長文を読むのが苦手な人でも大丈夫。





もちろん、フィンランドと言えば欠かせないサウナに入れる場所も紹介されています。観光に飽きたらひとっ走りしたい?そんな方のためにヘルシンキの距離別のランニングコースも紹介されています。他にも、音楽フェスティバル、カラオケバーなどなど、多種多様な内容が載っています。

季節の食材や伝統料理の項目は、他のページよりも文量が多くて、食に対するMarcさんの気の入りようが伝わってきます。そして最後には料理人Marcさん直伝のレシピも!





フィンランド旅行に行く人はもちろん、ヘルシンキにこれから滞在するという方、そして、もうすでにヘルシンキ在住の方にとってもお勧めできる一冊です!


TheHelsinkiBook.com

Instagram photos taken from The Helsinki Book

(abcxyz)

2015年8月31日月曜日

ヘルシンキの美味しいラーメン屋さんMomotoko




ブログPako Arjestaを書いておられるJerryさんに紹介されて、ヘルシンキに新しくできたラーメン屋さんに行ってきました。

以前はWrong Noodle Barという、その名の通りどこか間違った(あまりおいしくない)アジア料理のチェーン店でした。Momotokoとなった今もWrong Noodle Bar当時のソファーはそのままなものの、内装はもうちょっとお上品に(写真は撮り忘れましたが)なっていました。


価格はラーメン1杯が15ユーロ(約2000円)と高めですが、具はぎっしり。私の頼んだバジルチーズラーメンには、バジルやチーズのほか、チンゲン菜、牛肉の角煮、ヒジキ、コーン、かまぼこも入っていました。スープの量は日本の一般的なラーメンを考えるとだいぶ少な目。お味もなかなか、日本のラーメン的な味です。

ほかにキムチの小皿もついてきます。このキムチは赤くもなければ辛くもなく、どちらかといえば酸味と甘みのあるおひたし的でした。

れんげの代わりに浅めのお玉杓子がついてきます。大きいわりに底が浅いのであまりスープは掬えませんが、通常のれんげでは置き皿でもないとスープの中に沈没してしまったりするのでこれはこれでありかも。

メニューはラーメンとどんぶりが主ですが、ほかにもたこ焼きや餃子、朝日スーパードライ辛口もあります。





ヘルシンキには以前Darumaというお店(Kamppiの中に去年くらいまであったかな?)でもラーメンが食べられました。価格は確か10ユーロくらいで、ここと比較すれば安くはありましたが、あまりおいしくはありませんでした。いっしょにMomotokoで食べたJerryさんも別のヘルシンキ内のレストランで食べたラーメンはおいしくなかったが、「このラーメンはおいしい」と言っていました。

公式サイトこちら。場所はヘルシンキ駅からも大学前地下鉄からも近いYliopistonkatu 5。ヘルシンキでラーメンが恋しくなったら訪れてみるといいかもしれません。





(abcxyz)

2015年4月13日月曜日

フィンランドでおふくろの味が恋しくなったら「やすこの台所」に行こう!

フィンランドの古都Turku(トゥルク)にある日本料理店「やすこの台所 Yasukon keittiö」は、フィンランド滞在中に日本の家庭料理が食べたくなった方には

フィンランドに限らず、海外の多くの「日本食」料理屋は(もしくは「日本食」を探して目にするレストランの多くは)寿司ばかりがメニューに並ぶところがほとんど。でもやすこの台所は違います。お寿司もひと通りメニューに書かれていますが、とんかつ定食にエビフライ定食、カレーライスにかつ丼、親子丼、うどんとおにぎりのセットも。まさに日本の定食屋さんといった感じで、暫く日本料理を食べていなかった人は懐かしく感じられることでしょう。





私はカレーの消費量が日本一だったこともある鳥取出身なので、鶏肉カレーライス定食を注文しました。以前海外でカレーライスを注文したのはドイツはベルリンの日本人シェフの居るところでしたが、そちらはドイツ人の口に合うように味付けされていたのか、ただ美味くなかっただけなのか、コーンビーフのような味の塩辛さが際立つカレーで、残念な思いをしました。でもやすこさんのカレーはそれとは大違い!

日本の家庭料理としてのカレーライスの味がそこにはありました。フィンランド人の口に合わせた味でもなく、高級洋食店で出るような口慣れないカレーライスの味でもなく、家庭料理的な懐かしさたっぷりの美味しいカレーライスの味でした。





お味噌汁(赤味噌)とスイカ、日本茶も付いて12ユーロと値段もお手頃です。





同伴者はうどんとおにぎりのセットを注文。こちらも美味しかったとのこと。





デザートには抹茶ケーキを注文。他にも小豆アイスや抹茶アイスもありました。





2004年から存在するやすこの台所、まさに本物の『かもめ食堂』といった感じです。でもフィンランドを舞台に日本人が食堂を始める映画『かもめ食堂』は2006年の作品なので、時系列的にはもしかしたらやすこの台所が『かもめ食堂』の元になっているんじゃないかと思えてきます。





公式サイトはこちらです。また、時折催し物も開かれているようで、Facebookページで告知されているようです。Turku駅から歩い10分程度のTurku中心に位置する建物の2階にあります。鯉のぼりと日本国旗が目印となっているのでお近くにお越しの際はぜひ訪れてみてください。








(abcxyz)

2014年11月6日木曜日

Qulma x ミシュランシェフ の期間限定タパス「Q-Tapas」に招待された:ライブ更新終了!




フィンランドの首都ヘルシンキの中心から程遠くないKruununhakaにあるレストランと『Qulma』。

この度Qulmaのオーナーで、スープレシピ本「Sopat!」も出版されていたり、The Roadhouse CuckoosというバンドでボーカルもしていたりもするMarc Aulenさんが、本日11月6日から、12月31日までQulmaで行われる、期間限定イベント「Q-TAPAS Feat. Jouni Toivanen」のライブブログ・オープニングに招待してくれました。

Qulmaは2010年に創業したレストランで、その朝食はヘルシンキでも3位の有名どころ。でもフレンドリーで気取らないAulenさんの人柄もあって、気軽に素敵な食事ができるレストランとなっています。


午後4時過ぎ:

ポツポツと人が来始める。QulmaオーナーのAulenさんが招待しただけあって、皆とてもフレンドリーな感じ。有名ブロガーや有名な雑誌の編集長、イベントオーガナイザーとか、Aulenさんの友達とかが来ている。Qulmaにまだ一度しか訪れたことがない(しかしその時の幸せなランチスープ体験は忘れられない!)ペトラさんと私がここに招待されたことに驚きを隠せないとともにとても嬉しくもある。


Aulenさんによる説明。今回の『Q-Tapas』イベントは、レストランの「Qulma」、シェフのJouni Toivanenさん、そして食材とワインを提供している「Bravo Gourmet」の3者によるコラボレーションで実現したもの。






パンとスパークリングワインから始まり、スペイン風オムレツに、発酵して黒色になったガーリック、オリーブ、チーズ、魚、等が出てきた。招待されたブロガーや雑誌編集者達が和気あいあいと会話をしながら食べ始める。






4時30分過ぎ:

サラミやセラノ(山で作られた、空気で乾燥させられた生ハム)、茹で野菜なども登場。






4時50分すぎ:

トーベ・ヤンソンさんが、亡くなる前年の2000年にAulenさんに宛てた手紙が登場!





Aulenさんが粘土作品の展示を行った際に、特に何も期待せずヤンソンさんに「私の子どもたちはあなたの作品が大好きです。私の作品展を見に来てスープを食べませんか?」と手紙を送った。手紙を送ったことなど忘れた頃、なんとヤンソンから手紙が届いた。「素敵な手紙をありがとうございます。残念ながら行けないけれども、個展頑張って」とスウェーデン語で書かれている。


5時00分過ぎ:

今回提供されるワインは少ない本数しか作らないワイナリーからのもの。多くて2万6000ボトルくらいしか作らないとか。
こちらのワインは4,5000本しか製造されていないそうだ。





ポークの頬とチョリソー入りパエリア。これはこの2つでセットだそう。





ポークはすごく柔らかい。パエリアにはナッツが入っている他、少し酸味があり美味しい。


5時10分過ぎ:

和牛が出てきた。何和牛だろう?あとで聞いてみよう。





Aulenさんがキッチンまで行って訊いてくれた。チリ産の和牛だそうだ。柔らかく深い味で美味しい。この食感はなんだか日本を思い出す。


5時20分過ぎ:

Bravoについての説明。会社をはじめて3年足らず。Savoyなどのトップレストランの多くに食材を提供している。

フィンランド市場には、本当に良い質の食材が提供されていないということで、同社はそこに目をつけ、今年はこれまでの2倍の成長。高級レストランだけではなく、全てのレストランに正しい質の食材を提供する事を目的とする。食材だけではなく、食材にあうワインも提供しようと考え、ワインの提供も始めたという。
同社が提供しているワインの多くは、10~15ユーロのもの。フィンランドで購入されているワインの多くがその価格帯のものであるから、一流ワインだけでなく中流~中流の上層階級向けのワインを提供している。


5時30分過ぎ:

ブロガーたちがちょこちょこ去っていく。

シェフのJouni Toivanenさんが厨房から出てきた。和牛について訊いてみた。

Toivanenさんは昔Yume(高級ホテルがたくさんある当たりにある日本料理店)で働いていたそう。その当時も和牛を出していたそうだが、1日で和牛を注文する客は2,3人だった。和牛そのものの値段が高かったこともあったそうだ。だが、Bravoのお陰でより金額的に手に入れ安くなったそう。

この「Q-Tapas」は今年12月31日まで行われるが、来年も何か企画しているのか尋ねると「ひとまずは今年を終えることに集中するよ」とのこと。


5時40分過ぎ:

デザートも来るそうだ!

こちらは今晩最初の方に来ていた魚の酢(とオイル?)漬け。スッキリとした後味でぺろりと食べれる。





6時過ぎ:

Bravo:例えば会社とかが独自ブランドのワインを出したい場合、500~1000本オーダーするなら独自のワインを作ってくれるという。これらが今日提供されたワイン。





デザートも来た!





ダークチョコレートとミルクチョコレート、ヨーロッパキイチゴ、バジリカの組み合わせ。甘さと塩味が混ざり合ってとても興味深くも美味しい味。





「カタロニアクリーム」、ブラッドオレンジ、塩キャラメル。こちらも美味しい。塩味と甘みの混ざり方が上手い。


午後7時過ぎ:





最後にエスプレッソを出してくれ、残ったものがもったいないなという招待客の声に親切にもドギーバッグまで用意してくれた。今夜はここでお開き。とても楽しく、また招待客皆個性ある面子ばかりで素敵なイベントでした。




Aulenさんが隣に座って熱く語ってくれた話:

最初の本『SOPAT!』(フィンランド語で書かれている)は、大手出版社から出版したこともあり、色々と制約もある仲で葛藤しながら出した本。その出版社に英語版を出さないかと持ちかけたが、返事はノーとのことだった。現在製作中の本は、『SOPAT!』の英語版にはならず、完全新作。前作を出版した出版社を通してではなく、どこかから助成金も受けて自ら出版予定。そうして自ら出版することで、これまで出版社と組んでいたから生じていた制約から抜け出すこともできる。出版社を通してやったときには非常にビジネス的な感じだったが、今作っているこの本はその時とは違い、制約のない中で知り合い達と共に作ってるから創造性もはじけている。英語版にノーと言った出版社を見返してやることもできる。やろうと思うだけでなく、やればできるし、やらなければできない。

「そうですよね、"あ~あんな事とかこんな事とか、やってみたいけど私できないのよね~"なんて言う人は多いけど、実際にやらないで出来ないと決めつけている人が多いですよね」と言うと「その通りだよ。不可能なことなんて無いのにやり始めない人が多い」と話されていました。

Aulenさん:
『SOPAT!』を作るときも、「知り合いの無名のアマチュア写真家が写真を撮るんだ」と言うと、「そりゃ残念、せいぜい頑張るんだな」と言われ、出版社でも「この写真家は食品写真の経験があるんですか?」と訊かれたが、勿論無い。それでも「私は彼の写真が気に入ってる。彼の写真じゃないとダメだ」と言い通して、その結果フォトショップも使わない本物の素晴らしい写真が撮れた。

その写真家の方はJaeseong Parkさん。彼も今日来ており、写真を撮ったり招待客と話をしたりしていました。私も彼と話す機会があり、写真を始めるきっかけも聞くことができました。Parkさんは元々IT関連の事をされていたのですが、その仕事とフィンランドの冬から落ち込んでいたところ救ってくれたのが「写真」だったそう。写真を始めたのは数年前からとのことですが、『SOPAT!』の写真をご覧になれば分かる通り腕前は申し分なく、現在はもう一人の写真家と一緒にEnlighten Imageという写真会社を起こしています。Parkさんもとても親しみやすい素敵な方でした。


Aulenさんによるレシピと文、Parkさんによる写真による、英語で書かれている新作レシピ本は、来年8月にドイツで行われるヨーロッパ最大のブックフェスティバルに出す予定だそうです。



Aulenさんはイベントの出だしで:
フィンランド人は新しいことを始めても、「へー、また今度行ってみるよ」なんて言うだけで中々来てくれない。ここでも夜食事を提供しようとやってみたことがあったが(Qulmaは今のところ朝と昼しかやってない)そんな感じだった。だからこれまでにも今回のように期間を限定してやってみたら結構成功したんだ。今回もすでにたくさん予約が入ったよ。
と語っていました。



やればできる、というだけで世界は成り立っているものでは勿論ありませんが、Aulenさんは「やらなければできない」という事の対比としての「やればできる」を体現した方だなと感じました。「Q-Tapas」期間限定イベントは本日11月6日から今年の終わり12月31日までは、水曜日から土曜日の午後6時から真夜中まで行われるとのこと(詳しくはQulmaの公式サイトFacebookページで)。

皆さんもこの機会に素晴らしい食事とワイン、しかしお高く止まっているわけではなく親しみやすい素敵な空間を楽しんでくださいね!




ペトラさんのブログ『妙見星の下で』の方も更新されているのでそちらもどうぞ。


(abcxyz)

予告:ヘルシンキで開かれるミシュランシェフによるイベントのオープニングに招待され、本日午後4時(芬時間)以降ライブ更新します


以前『妙見星の下で』のブロガー、ペトラさんと一緒におじゃましたスープ専門店『Qulma』。フレンドリーで楽しいオーナーのマーク・アウレンさんのおかげで、私のヘルシンキでのレストラン体験の中で一番美味しく、一番楽しいひとときを過ごせた素晴らしいレストランです(その時の体験は『妙見星の下で』の投稿『偶然出会った素敵なお店「Qulma」』をお読みください)。そのQulmaが、本日よりミシュラン1つ星レストランに5年連続輝いたLuomoのシェフであるJouni Toivanenさんとコラボし、「Q-TAPAS Feat. Jouni Toivanen」と題した期間限定でタパスを振る舞うそうです。

Qulmaは、City Magazineの「Big breakfast test」では、ヘルシンキの朝食を出す店ランキング3位にもなったレストランで、普段は朝食とランチしかありません。しかしこの期間限定「Q-TAPAS」イベントでは本日11月6日から今年の終わり12月31日までは、水曜日から土曜日の午後6時から真夜中までお店を開くそう。

そのオープニング・ライブブログ・イベントが本日フィンランド時間午後4時(日本時間11月6日午後11時)から行われます。Qulmaの素敵なオーナー、マーク・アウレンさんに私とペトラさんが招待されているので、ライブでのブログの更新をお楽しみに!

タパスのメニュー等はQulmaのFacebookページに記されていますので気になる方はそちらや、Qulma公式サイトをどうぞ。


(abcxyz)

2014年10月30日木曜日

後数年でなくなる(かもしれない)旧メイン空港、ヘルシンキ・マルミ空港でランチしてきた




以前「林を抜けると飛行機注意の看板が!?あまり使われなくなったフィンランド首都の元主要空港の中に入ってみた」という投稿でご紹介したマルミ空港は、今のまま行くと、2016年から2020年頃には無くなってしまいます。現在それを止めるために署名活動なども行われているようです。





そんなマルミ空港内に存在し、以前の投稿でもチラッと書いたカフェ/レストラン「Gate1」に行って来ました。





雪の降った先週ほどの寒さはなく、今日は10度ほどの気温だったものの、風が強かったせいもあってか空港についた午後1時30分頃には飛行機は全く離着陸していませんでした。





Gate1のランチ時間は午後2時に終わってしまうのですが、風が強く飛行機が飛ばなかった/飛行機を飛ばせなかった人が多かったのか、結構な数の人が昼食を食べていました。今日はサラダ、「ペストヌードル」(バジル系の味付けがされているスパゲッティみたいなの)、フライドチキン、ほうれん草スープ、「kotikalja」(ホームメイドビールのようなもので、アルコールはほとんど入っておらず、甘みが強い)、コーヒー/紅茶やクッキーなどをビュッフェ/バイキング形式で食べれました。お値段は一般的なランチビュッフェとそう変わらない9.30ユーロ(約1300円)、お味もなかなかでした。

メニューや営業時間はGate1の公式サイトでどうぞ。





子供用にお絵かきができる小さなテーブルも。





壁には飛行機の絵や写真が飾ってありました。フィンランド空軍の機体には、継続戦争まではhakaristi/ハカリスティ(所謂鉤十字だが、ナチスとは関係ない)がついていました。





こちらは1971年からの飛行機関連雑誌のよう。





午後3時頃には風が弱まったのか、ヘリコプターが離着陸していました。


ちなみにトイレには…





こちら男子トイレの小便器。最近ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(今の首都メイン空港)や、ヘルシンキ市内のモダンなトイレは、水を流さない仕組みの男子トイレがメジャーになりつつありますが、こちらは最近では見かけない形状。以外なことに三菱のマークがついていました。





この(寂れた)空港を無くならせないためにも皆さん是非マルミ空港を訪れてみてくださいね。


(abcxyz)

2013年10月12日土曜日

フィンランドの物の値段:インスタントパスタ - Pastaria

スイスで1890年に創立したMaggi社(日本名はマギー)の「Pastaria Juusto & Oliivi」です。1947年に同社は、スイスに本社を持つ多国籍企業Nestlé(ネスレ)と合併し、その一ブランドとなりました。

こちらの商品は一袋で二人前のパスタのようなもの。「Juusto」(Cheese / チーズ)と「Oliivi」(Olive / オリーブ)味のインスタントパスタなんですが…まずはパッケージ写真をどうぞ。





作り方は簡単。沸騰したお湯に全部突っ込んで7分かき混ぜるだけです。でも作る前にまずはお値段をご紹介。


1ユーロ、現在の日本円換算で約133円でした。(1ユーロ約133円)


さて、お腹も減ったことですし、作りましょうか。





最初はこんな粉です。茹で上がった2人前をひとつの皿に載せるとこんな感じです。





人によっては多分この…品のない言い方ですが、なんだか吐瀉物を連想させるような匂いのチーズ臭がだめかもしれません。粉の状態ですでにその匂いがするのですが、調理したらよりきつくなります。このMaggiの商品に限らず、茹でてすぐ食べれる系のインスタント食品は匂いがあまり美味しそうではありません。

味もまあ価格相応(日本ではなくフィンランド基準で)の大味な感じというか、美味しく無いというか、お腹へってても半分ぐらい食べたらもう食欲を無くす感じです。また、筒状のペンネであるがために、噛めば中から熱い液体が舌をやけどさせたり、冷まそうと思ってしばらく皿ごと放置しても、とろみのあるチーズのせいで空気にさらされている部分しか冷めなかったり。

こういうのを食べると流石に日本の(インスタント)料理が恋しく感じられます。

2013年10月3日木曜日

フィンランドの物の値段:寿司食べ放題 - Sakura Ruoka



今回紹介するのは、Sörnäinenの近くにあるSakura Ruoka(さくらレストラン)というお店です。





お店には「品質保証 勉強 親切第一 サービス店」の垂れ幕が。店員さんはアジア系です。私は店員さんに日本語で話しかけてみなかったので、日本語がわかるか/日本で寿司を学んだか、とかはわかりませんでしたが、店員さんどうしの会話は日本語ではありませんでした。

お寿司のテイクアウトも出来ますが、ここは食べ放題が売りのお店です。いっぱい食べちゃいましょう。気になる食べ放題のお値段は…

10.50ユーロ、現在の日本円換算で約1400円でした。(1ユーロ約133円)





私は日本のちゃんとしたお寿司屋さんで寿司を食べたことがないという前提で、日本で食べる回転寿司や惣菜として売っている寿司との比較で感想を書かせていただきます。

シャリは水気はありすぎはしないものの、固く、腹持ちがしそうな感じです。そのため、よく噛まないと飲み込みづらさがあり、パクパクたくさん食べるのは難しそう。「食べ放題」にするにはこうでもしないと難しいのかもしれませんね。甘目でした。





サーモンやツナマヨは美味しかったです。味噌汁やコーヒー、紅茶もおかわり自由です。





サラダバーもついてきます。具も野菜の酢漬けみたいなのが巻いてあるやつとかがあったりも。





こちらは豆腐が入っているヤツ。甘めでした。





こちらはデザートのタピオカ入の甘いスープみたいなの。よくこの店を訪れる友達によると、デザートの内容はちょくちょく変わるとのことでした。

店を訪れた時(午後4時過ぎ)は、時間も時間だったことがあり、そこまでお客さんはいませんでしたが、それでもお寿司は無くなりそうになるとすぐに補充されていました。

主にシャリのせいで、日本で食べる寿司とは程遠いものではありましたが、フィンランドで外食するのは値段が高いことを考えて、お腹はちきれそうなくらい食べたいという時には悪くない選択肢かもしれません。