フィンランド語の挨拶といえば「Moi」。このほかにも「Moikka」、「Moro」、「Morjens」など様々に音を変化させ挨拶に使っていますが、そもそもこの言葉はどこから来たのでしょうか?
「Moi」の起源については二つの説が一般的なようです。
一説によれば、北ドイツ、ハンブルグでは「Morgen」(朝)がその地方の方言では、発音が「Moin」(モイン)に聞こえ、そこからフィンランドに貿易に来た人たちから伝わったそう。北ドイツではこの本来は「おはよう」という意味の「Morgen」を一日のいつでも使っていたそうで、「Moin dag」が「良い日」という意味に。そこから転じてオランダでは「mooi」(モーイ)が「きれい」という意味になり今でも使われており、スウェーデン語でも「Moj」(モイ)は同じく「きれい」という形容詞で使われています。
もう一つの説では、スウェーデン語の朝の挨拶「God morgon」(ぐ・もろん)から「Moro」(今でもタンペレでは「Moi」よりも「Moro」を使う場合が多い)になり、そこから転じて「Moi」になったんだとか。つまり、前述の説ではフィンランドに入ってきた時点で言葉の意味は「朝の挨拶」ではなく「何時でも使える挨拶」だったわけですが、こちらの説ではフィンランドに入ってきた「朝の挨拶」の言葉がフィンランドで「何時でも使える挨拶」へと意味を変えたというわけ。
これらの説を裏付けるものとして、「Moi」はもともとはフィンランドの港町の言葉遣いに多く、中央フィンランドでは「Moi」という言葉は使われなかったことが挙げられます。両方から伝わった可能性もありますが、どちらにせよこれらの説からすれば、フィンランド語の「Moi」はゲルマン系の語源を持った言葉のようです。
なお、「Moi」を二つつなげ、「Moi moi」などとして別れの挨拶として使うのはフィンランドだけのようです。
[via Kotimaisten kielten keskus / フィンランド国語センター]
(abcxyz)
2016年6月26日日曜日
2015年12月5日土曜日
フィンランド語、スウェーデン語、ノルウェー語を絵と音で学ぶ無料サイト「Vi snakker」(ベータ版)

今回ご紹介するのは、フィンランド語、スウェーデン語、ノルウェー語を絵と音で学ぶことのできる無料言語学習ページ「Vi snakker」です。まだベータ版とのことですが、基本的な単語や動詞を簡単に学ぶことができるようになっています。
こちらが「Vi snakker」のサイトです。なんだか沢山文字が並んでいますが、これはプロジェクトの説明(後述)なので無視しても大丈夫。右側のオレンジ色の「⇒」をクリックしてメインページに行きましょう。
このブログ投稿のページ上に掲載している写真がメインページです。まずは右上に左からスウェーデン、フィンランド、ノルウェーの旗のボタンが並んでおり、それらをクリックして学習したい言語を選択します。それから「食べ物」、「衣類/色」、「天気、あいさつ」、「買い物とか」などのテーマを選択します。

例えばこれは「食べ物」テーマを選択したところ。それぞれの画像をクリックすると、それに対応した音声が話されます。左上の「男性」、「女性」ボタンを押すと男性音声/女性音声の切り替えが可能です。単語が聞き取りにくかった場合などは切り替えて聞いてみるとよいでしょう。

一通り音を聞いたら右下の「⇒」マークをクリックすると、復習ページが現れます。オレンジ色に点滅する「再生マーク」が右側に出てくるので、それを押して再生される音を選択しましょう。選択すると右側に正誤回数がカウントされていきます。次に進む場合は右下の「⇒」をクリックすると新たな画像とともに新たな言葉を学ぶことが可能です。

男女マークの隣の「点々がたくさん並んでいるマーク」をクリックすると、自分の成績(復習時に全問正解すると星マークがつく)が見れるほか、好きなところに飛んで言葉を学ぶことが可能です。
このプロジェクトは、北欧理事会(Nordic Council)のNordic Council of Ministersによる生涯学習プログラム「NordPlus」の一部で、スウェーデンのBotkyrka、フィンランドのAxxell Utbilding、ノルウェーのOslo Vo Rosenhofのコラボレーションによりできたもの。デジタルデザインはノルウェーの3Dビジュアル&ゲーム開発スタジオ、Sarepta Studioによるものだそうです。
文字情報がないことが欠点でもありますが、以前ご紹介したヘルシンキ大学の無料フィンランド語オンラインコース「A Taste of Finnish」は全て英語で提供されていることを考えると、こちらは既に取得している言語が何であれ学びやすい作りとも言えます。このプロジェクトに関わっているAxxell Utbildingはフィンランドで移民にフィンランド語を教える会社で、同社が教える移民の中にはアルファベットを使用しない国から来ている人もいる居ます。そう考えるとアルファベットが苦手な人でもアルファベットを知らない人でも画像と音声だけで言語を聞き話すことができるようになるプロジェクトに関わっているのもうなずけますね
(abcxyz)
2015年4月9日木曜日
禁断のフィンランド語:kakka 閣下?
kakka (かっか) ― 「閣下」 じゃなくて 「うんち」
日本語を知るフィンランド人の間ではよくネタにされる言葉です。日本では敬称である「閣下」ですが、全く同じ発音で、フィンランド語ではちょっと子供っぽい「うんち」という意味になります。お気をつけ下さい。
ちなみに、エストニア語ではkaka(発音は「かっか」)、スウェーデン語ではkacka(同じく「かっか」)、ロシア語ではкака、と近隣の国々でも多少表記は違えどほぼ同じ発音で同義を指す他、フィンランド語の遠い親戚に当たるハンガリア語でもkakaとなっています。ラトビア語、リトアニア語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語でも「caca/kaka」をベースにほぼ同じ音で同じ意味を指すようですのでご注意を。
Wikitionaryによれば、少なくともフランス語の「caca」はラテン語の「caco」から来ており、ラテン語のcacoは、インド・ヨーロッパ祖語(に存在したとされる)「*kakka-」という言葉から来ているのではとのこと。
Japanese:かっか kakka
・閣下(excellency)
Finnish:poo
(abcxyz)
日本語を知るフィンランド人の間ではよくネタにされる言葉です。日本では敬称である「閣下」ですが、全く同じ発音で、フィンランド語ではちょっと子供っぽい「うんち」という意味になります。お気をつけ下さい。
ちなみに、エストニア語ではkaka(発音は「かっか」)、スウェーデン語ではkacka(同じく「かっか」)、ロシア語ではкака、と近隣の国々でも多少表記は違えどほぼ同じ発音で同義を指す他、フィンランド語の遠い親戚に当たるハンガリア語でもkakaとなっています。ラトビア語、リトアニア語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語でも「caca/kaka」をベースにほぼ同じ音で同じ意味を指すようですのでご注意を。
Wikitionaryによれば、少なくともフランス語の「caca」はラテン語の「caco」から来ており、ラテン語のcacoは、インド・ヨーロッパ祖語(に存在したとされる)「*kakka-」という言葉から来ているのではとのこと。
Japanese:かっか kakka
・閣下(excellency)
Finnish:poo
(abcxyz)
2014年11月6日木曜日
Qulma x ミシュランシェフ の期間限定タパス「Q-Tapas」に招待された:ライブ更新終了!



フィンランドの首都ヘルシンキの中心から程遠くないKruununhakaにあるレストランと『Qulma』。
この度Qulmaのオーナーで、スープレシピ本「Sopat!」も出版されていたり、The Roadhouse CuckoosというバンドでボーカルもしていたりもするMarc Aulenさんが、本日11月6日から、12月31日までQulmaで行われる、期間限定イベント「Q-TAPAS Feat. Jouni Toivanen」のライブブログ・オープニングに招待してくれました。
Qulmaは2010年に創業したレストランで、その朝食はヘルシンキでも3位の有名どころ。でもフレンドリーで気取らないAulenさんの人柄もあって、気軽に素敵な食事ができるレストランとなっています。
午後4時過ぎ:
ポツポツと人が来始める。QulmaオーナーのAulenさんが招待しただけあって、皆とてもフレンドリーな感じ。有名ブロガーや有名な雑誌の編集長、イベントオーガナイザーとか、Aulenさんの友達とかが来ている。Qulmaにまだ一度しか訪れたことがない(しかしその時の幸せなランチスープ体験は忘れられない!)ペトラさんと私がここに招待されたことに驚きを隠せないとともにとても嬉しくもある。
Aulenさんによる説明。今回の『Q-Tapas』イベントは、レストランの「Qulma」、シェフのJouni Toivanenさん、そして食材とワインを提供している「Bravo Gourmet」の3者によるコラボレーションで実現したもの。

パンとスパークリングワインから始まり、スペイン風オムレツに、発酵して黒色になったガーリック、オリーブ、チーズ、魚、等が出てきた。招待されたブロガーや雑誌編集者達が和気あいあいと会話をしながら食べ始める。

4時30分過ぎ:
サラミやセラノ(山で作られた、空気で乾燥させられた生ハム)、茹で野菜なども登場。

4時50分すぎ:
トーベ・ヤンソンさんが、亡くなる前年の2000年にAulenさんに宛てた手紙が登場!

Aulenさんが粘土作品の展示を行った際に、特に何も期待せずヤンソンさんに「私の子どもたちはあなたの作品が大好きです。私の作品展を見に来てスープを食べませんか?」と手紙を送った。手紙を送ったことなど忘れた頃、なんとヤンソンから手紙が届いた。「素敵な手紙をありがとうございます。残念ながら行けないけれども、個展頑張って」とスウェーデン語で書かれている。
5時00分過ぎ:
今回提供されるワインは少ない本数しか作らないワイナリーからのもの。多くて2万6000ボトルくらいしか作らないとか。
こちらのワインは4,5000本しか製造されていないそうだ。

ポークの頬とチョリソー入りパエリア。これはこの2つでセットだそう。

ポークはすごく柔らかい。パエリアにはナッツが入っている他、少し酸味があり美味しい。
5時10分過ぎ:
和牛が出てきた。何和牛だろう?あとで聞いてみよう。

Aulenさんがキッチンまで行って訊いてくれた。チリ産の和牛だそうだ。柔らかく深い味で美味しい。この食感はなんだか日本を思い出す。
5時20分過ぎ:
Bravoについての説明。会社をはじめて3年足らず。Savoyなどのトップレストランの多くに食材を提供している。
フィンランド市場には、本当に良い質の食材が提供されていないということで、同社はそこに目をつけ、今年はこれまでの2倍の成長。高級レストランだけではなく、全てのレストランに正しい質の食材を提供する事を目的とする。食材だけではなく、食材にあうワインも提供しようと考え、ワインの提供も始めたという。
同社が提供しているワインの多くは、10~15ユーロのもの。フィンランドで購入されているワインの多くがその価格帯のものであるから、一流ワインだけでなく中流~中流の上層階級向けのワインを提供している。
5時30分過ぎ:
ブロガーたちがちょこちょこ去っていく。
シェフのJouni Toivanenさんが厨房から出てきた。和牛について訊いてみた。
Toivanenさんは昔Yume(高級ホテルがたくさんある当たりにある日本料理店)で働いていたそう。その当時も和牛を出していたそうだが、1日で和牛を注文する客は2,3人だった。和牛そのものの値段が高かったこともあったそうだ。だが、Bravoのお陰でより金額的に手に入れ安くなったそう。
この「Q-Tapas」は今年12月31日まで行われるが、来年も何か企画しているのか尋ねると「ひとまずは今年を終えることに集中するよ」とのこと。
5時40分過ぎ:
デザートも来るそうだ!
こちらは今晩最初の方に来ていた魚の酢(とオイル?)漬け。スッキリとした後味でぺろりと食べれる。

6時過ぎ:
Bravo:例えば会社とかが独自ブランドのワインを出したい場合、500~1000本オーダーするなら独自のワインを作ってくれるという。これらが今日提供されたワイン。

デザートも来た!

ダークチョコレートとミルクチョコレート、ヨーロッパキイチゴ、バジリカの組み合わせ。甘さと塩味が混ざり合ってとても興味深くも美味しい味。

「カタロニアクリーム」、ブラッドオレンジ、塩キャラメル。こちらも美味しい。塩味と甘みの混ざり方が上手い。
午後7時過ぎ:

最後にエスプレッソを出してくれ、残ったものがもったいないなという招待客の声に親切にもドギーバッグまで用意してくれた。今夜はここでお開き。とても楽しく、また招待客皆個性ある面子ばかりで素敵なイベントでした。
Aulenさんが隣に座って熱く語ってくれた話:
最初の本『SOPAT!』(フィンランド語で書かれている)は、大手出版社から出版したこともあり、色々と制約もある仲で葛藤しながら出した本。その出版社に英語版を出さないかと持ちかけたが、返事はノーとのことだった。現在製作中の本は、『SOPAT!』の英語版にはならず、完全新作。前作を出版した出版社を通してではなく、どこかから助成金も受けて自ら出版予定。そうして自ら出版することで、これまで出版社と組んでいたから生じていた制約から抜け出すこともできる。出版社を通してやったときには非常にビジネス的な感じだったが、今作っているこの本はその時とは違い、制約のない中で知り合い達と共に作ってるから創造性もはじけている。英語版にノーと言った出版社を見返してやることもできる。やろうと思うだけでなく、やればできるし、やらなければできない。
「そうですよね、"あ~あんな事とかこんな事とか、やってみたいけど私できないのよね~"なんて言う人は多いけど、実際にやらないで出来ないと決めつけている人が多いですよね」と言うと「その通りだよ。不可能なことなんて無いのにやり始めない人が多い」と話されていました。
Aulenさん:
『SOPAT!』を作るときも、「知り合いの無名のアマチュア写真家が写真を撮るんだ」と言うと、「そりゃ残念、せいぜい頑張るんだな」と言われ、出版社でも「この写真家は食品写真の経験があるんですか?」と訊かれたが、勿論無い。それでも「私は彼の写真が気に入ってる。彼の写真じゃないとダメだ」と言い通して、その結果フォトショップも使わない本物の素晴らしい写真が撮れた。
その写真家の方はJaeseong Parkさん。彼も今日来ており、写真を撮ったり招待客と話をしたりしていました。私も彼と話す機会があり、写真を始めるきっかけも聞くことができました。Parkさんは元々IT関連の事をされていたのですが、その仕事とフィンランドの冬から落ち込んでいたところ救ってくれたのが「写真」だったそう。写真を始めたのは数年前からとのことですが、『SOPAT!』の写真をご覧になれば分かる通り腕前は申し分なく、現在はもう一人の写真家と一緒にEnlighten Imageという写真会社を起こしています。Parkさんもとても親しみやすい素敵な方でした。
Aulenさんによるレシピと文、Parkさんによる写真による、英語で書かれている新作レシピ本は、来年8月にドイツで行われるヨーロッパ最大のブックフェスティバルに出す予定だそうです。
Aulenさんはイベントの出だしで:
フィンランド人は新しいことを始めても、「へー、また今度行ってみるよ」なんて言うだけで中々来てくれない。ここでも夜食事を提供しようとやってみたことがあったが(Qulmaは今のところ朝と昼しかやってない)そんな感じだった。だからこれまでにも今回のように期間を限定してやってみたら結構成功したんだ。今回もすでにたくさん予約が入ったよ。
と語っていました。
やればできる、というだけで世界は成り立っているものでは勿論ありませんが、Aulenさんは「やらなければできない」という事の対比としての「やればできる」を体現した方だなと感じました。「Q-Tapas」期間限定イベントは本日11月6日から今年の終わり12月31日までは、水曜日から土曜日の午後6時から真夜中まで行われるとのこと(詳しくはQulmaの公式サイトやFacebookページで)。
皆さんもこの機会に素晴らしい食事とワイン、しかしお高く止まっているわけではなく親しみやすい素敵な空間を楽しんでくださいね!
ペトラさんのブログ『妙見星の下で』の方も更新されているのでそちらもどうぞ。
(abcxyz)
2014年5月10日土曜日
フィンランドで放映された『セーラームーン』はスウェーデン語吹き替え版だった
フィンランドでは昔、日本のアニメ『セーラームーン』がテレビで放映されていたそうです。でも放映されていたのはフィンランド語の吹き替え版ではなく、スウェーデン語*の吹き替え版にフィンランド語の字幕がついたものだったよう。そのスウェーデン版オープニングを見てみましょう。
*スウェーデン語もフィンランドの公用語。
スウェーデン語で歌われているスウェーデン版オープニングでした。なお、英語で歌われる北米版の『セーラームーン』はこんな感じ。
こう聴き比べると、スウェーデン語版は北米版よりもオリジナルの日本版に近い感じですね。
フィンランドでの放送時には、一度日本語版音声に字幕がついたエピソードが放映されたこともあったらしく、その時には「変な声だな」と思った視聴者が多かったんだとか。日本の女性の声がスウェーデン/フィンランドの女性の声よりも高い事もあって、日本語版の声優陣の声の高さに違和感を感じたのでしょうね。
ちなみに、日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』(原作はスウェーデン)のフィンランド放映版はというと…気になる方はこちらの記事をお読みあれ:「日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』のフィンランド版」
*スウェーデン語もフィンランドの公用語。
スウェーデン語で歌われているスウェーデン版オープニングでした。なお、英語で歌われる北米版の『セーラームーン』はこんな感じ。
こう聴き比べると、スウェーデン語版は北米版よりもオリジナルの日本版に近い感じですね。
フィンランドでの放送時には、一度日本語版音声に字幕がついたエピソードが放映されたこともあったらしく、その時には「変な声だな」と思った視聴者が多かったんだとか。日本の女性の声がスウェーデン/フィンランドの女性の声よりも高い事もあって、日本語版の声優陣の声の高さに違和感を感じたのでしょうね。
ちなみに、日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』(原作はスウェーデン)のフィンランド放映版はというと…気になる方はこちらの記事をお読みあれ:「日本のアニメ『ニルスのふしぎな旅』のフィンランド版」
2013年10月1日火曜日
フィンランドの物の値段:ベーキングソーダ / Ruokasooda 100g
今回紹介するのは、1891年に創業した、ベーキングパウダーやケーキミックス、ヨーグルトなどを作っているドイツの会社、Dr. Oetkerの「Ruokasooda 100g」です。
さて「Ruokasooda」は何かというと、「ruoka」(食品 / food)と「sooda」(ソーダ / soda)という言葉の組み合わせで、「ベーキングソーダ」(baking soda)のことですが…それよりもパッケージに大きく表記してあるドイツ語の「Bikarbonat」は英語で言えば「Bicarbonate」、「炭酸水素塩」の事なので、厳密に言えば「ベーキングソーダ」(=「Sodium bicarbonate」=「炭酸水素ナトリウム」)とは違うのかも。…続く

さて、気になるお値段は…?
0.67ユーロ、現在の日本円換算で約89円でした。(1ユーロ約133円)
…続き。更に言えば、フィンランド語表記の上にある、スウェーデン語表記であるはずの「Natron」は英語で言っても「Natron」、日本語で言えば「ナトロン」。Wikipediaによれば「炭酸ナトリウム10水和物(Na2CO3·10H2O)と約17%の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3、重曹とも)を主成分とする、天然に産出する鉱物」ということで、これもちょっと違うもの…。
スウェーデン語で「Bicarbonate / 炭酸水素塩」は「Vätekarbonat」だし、「Sodium bicarbonate / 炭酸水素ナトリウム」は「Natriumvätekarbonat」。Wikitionary曰く、ドイツ語での「Natron」は、英語で言えば「bicarb」=「Bicarbonate」の口語形、とのことだけど…。一体これは何なんだ!
さて「Ruokasooda」は何かというと、「ruoka」(食品 / food)と「sooda」(ソーダ / soda)という言葉の組み合わせで、「ベーキングソーダ」(baking soda)のことですが…それよりもパッケージに大きく表記してあるドイツ語の「Bikarbonat」は英語で言えば「Bicarbonate」、「炭酸水素塩」の事なので、厳密に言えば「ベーキングソーダ」(=「Sodium bicarbonate」=「炭酸水素ナトリウム」)とは違うのかも。…続く

さて、気になるお値段は…?
0.67ユーロ、現在の日本円換算で約89円でした。(1ユーロ約133円)
…続き。更に言えば、フィンランド語表記の上にある、スウェーデン語表記であるはずの「Natron」は英語で言っても「Natron」、日本語で言えば「ナトロン」。Wikipediaによれば「炭酸ナトリウム10水和物(Na2CO3·10H2O)と約17%の炭酸水素ナトリウム(NaHCO3、重曹とも)を主成分とする、天然に産出する鉱物」ということで、これもちょっと違うもの…。
スウェーデン語で「Bicarbonate / 炭酸水素塩」は「Vätekarbonat」だし、「Sodium bicarbonate / 炭酸水素ナトリウム」は「Natriumvätekarbonat」。Wikitionary曰く、ドイツ語での「Natron」は、英語で言えば「bicarb」=「Bicarbonate」の口語形、とのことだけど…。一体これは何なんだ!
2012年2月3日金曜日
leikki 冷気?
leikki (れいっき) ― 「冷気」 じゃなくて 「(子供の)遊び」
英語だと「play」という意味になりますが、楽器やゲームをプレイするといった意味はありません。
古スウェーデン語の「leker」から来ているそうです。スウェーデン語の「leker」は、「leka」(「子供の遊びをする」という意味の)動詞の現在形です。フィンランド語の「leikki」は名詞であると共に、「leikkiä」の三人称過去単数直接法(?Third-person singular indicative past form)の動詞でもあります。
Japanese:れいき reiki
・冷気(cold air / cold / chill)
・霊気(mystical / ghostly atmosphere)
・例規(established rule)
Finnish:a play (children's activity)
英語だと「play」という意味になりますが、楽器やゲームをプレイするといった意味はありません。
古スウェーデン語の「leker」から来ているそうです。スウェーデン語の「leker」は、「leka」(「子供の遊びをする」という意味の)動詞の現在形です。フィンランド語の「leikki」は名詞であると共に、「leikkiä」の三人称過去単数直接法(?Third-person singular indicative past form)の動詞でもあります。
Japanese:れいき reiki
・冷気(cold air / cold / chill)
・霊気(mystical / ghostly atmosphere)
・例規(established rule)
Finnish:a play (children's activity)
2012年2月2日木曜日
『バイオハザード リベレーションズ』の誤植タイトルにはフィンランド語が隠れてる?
先日Kotaku Japanの記事で「オゥ、ミススペル...。北米版『バイオハザード リベレーションズ』パッケージに誤植、カプコンが謝罪」というのがありました。
本来ならば『Resident Evil: Revelations』(リヴェレーションズ)というゲームタイトルが『Resident Evil: Revelaitons』(リヴェレイトンズ)になっていた、というものです。
そんな誤植タイトル「Revelaitons」には、フィンランド語が隠れているんです。
laiton (らいとん) ― ナルトにでてくる技「雷遁」でもラーメン屋さん「雷豚」 でもなくて 「違法」
言葉としてはlakiに「欠く」という意味のtonがひっついたものです。lakiには「頂上/頂点」という意味と、「法律/条例」(こちらは古スウェーデン語の「lagh」、スウェーデン語の「lag」を語源とするそう)という意味があります。そこから転じて「laiton」という綴りで「法に反する」、「違法」の意味になったとか。
Japanese:らいとん raiton
・雷遁(some skill used by Kakashi in Naruto manga/anime series)
・雷豚(ramen noodle restaurant chain. 雷 thunder/lightning + 豚 pig/pork)
Finnish:illegal
本来ならば『Resident Evil: Revelations』(リヴェレーションズ)というゲームタイトルが『Resident Evil: Revelaitons』(リヴェレイトンズ)になっていた、というものです。
そんな誤植タイトル「Revelaitons」には、フィンランド語が隠れているんです。
laiton (らいとん) ― ナルトにでてくる技「雷遁」でもラーメン屋さん「雷豚」 でもなくて 「違法」
言葉としてはlakiに「欠く」という意味のtonがひっついたものです。lakiには「頂上/頂点」という意味と、「法律/条例」(こちらは古スウェーデン語の「lagh」、スウェーデン語の「lag」を語源とするそう)という意味があります。そこから転じて「laiton」という綴りで「法に反する」、「違法」の意味になったとか。
Japanese:らいとん raiton
・雷遁(some skill used by Kakashi in Naruto manga/anime series)
・雷豚(ramen noodle restaurant chain. 雷 thunder/lightning + 豚 pig/pork)
Finnish:illegal
2011年9月8日木曜日
2011年6月22日水曜日
voi harmi ヴォイ・晴美 ??
voi harmi (ヴぉい はルみ) ― 「ヴォイ・晴美」(誰だそれ) じゃなくて 「残念」
「voi」には「バター」という意味もありますが、「あーあ…」という残念な状況で「voi voi」といった感じでよく使われます。
「harmi」は「同情」を意味する言葉で、Wikitionaryによればスウェーデン語の「harm」から来た言葉だそうです。スウェーデン語の「harm」は古英語の「hearm」から来ているそうで、「苦しみ」、「痛み」を意味しているとのこと。これはOxford英英辞書によると「危害」などを意味する現代英語の「harm」の元となった言葉です。
「voi」には「バター」という意味もありますが、「あーあ…」という残念な状況で「voi voi」といった感じでよく使われます。
「harmi」は「同情」を意味する言葉で、Wikitionaryによればスウェーデン語の「harm」から来た言葉だそうです。スウェーデン語の「harm」は古英語の「hearm」から来ているそうで、「苦しみ」、「痛み」を意味しているとのこと。これはOxford英英辞書によると「危害」などを意味する現代英語の「harm」の元となった言葉です。
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