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2019年3月23日土曜日

フィンランド議会選挙がまたしてもハチャメチャな日本風アニメに!内容も日本語音声の質もパワーアップ!


2019年4月14日に行われるフィンランド議会選挙に向けて、またしても国営放送YLEのSNS動画サービス『Kioski』が日本語音声の日本風アニメを公開!


今回も前回と引き続き低投票率に政治家達が立ち向かうという内容。ですが一応なんとなく続き物なので、2017年の地方選2018年の大統領選の回も事前に見ておくといいかも。



今回は「ハッハッハ、貧弱なフィンランド人達め!」という台詞と共に国会の前に「低投票率」という怪人が現れ、若者達に自分がどの候補者に投票するのかを忘れさせてしまいます。そこに現れた各政党の党首達が現れ日本アニメ風の鮮やかな戦闘スキルで立ち向かいます。今回は前回でもおなじみ『頭文字D』のパロディーで藤原とうふ店ならぬ「孤独ライダー」だけでなく、『ポケモン』のモンスターボールみたいなのも登場。

今回はKioskiが提供する「投票マッチング」ロボも参戦するも歯が立たず、投票マッチングを進化させることで低投票率をやっつけるという流れ。前回よりも日本語の発音のクオリティーが格段に向上してやる気満々です。


さて、今回のフィンランド議会選挙、一体若者の投票率はどれくらいになるでしょうか?


Images captured from: Kioski via Facebook

Source: Kioski via Facebook

(abcxyz)

2018年5月27日日曜日

なぜだかフィンランドの左翼党が『新世紀エヴァンゲリオン』OP風に…「新世紀左翼同盟」!



フィンランドではこれまでにもフィンランドの大統領選挙地方選挙が「日本アニメ風」になった動画が作られてきましたが、今度は『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング風にフィンランドの「左翼同盟」(Vasemmistoliitto)のメンツを映し出した「Neon Genesis Vasemmisto」(新世紀左翼同盟)という動画が作られてちょっとした話題になっています。



この動画をFacebookページに掲載しているのは「勝利2019」という意味の名がついた「Voitto 2019」。「Voitto 2019」のFacebookページによれば、このグループは左翼が選挙に勝ち、緑と赤の政府になることを目指す活動を行う、という団体とのことで、2019年の国会選挙での2党の勝利を応援したいようです。

現在の前の政府は6政党が構成されていたためレインボー政府という呼び名でした。Voitto 2019の述べる「緑と赤」は、「緑の同盟」(Vihreä liitto)と赤色で代表される「左翼同盟」による連立政権が望ましいとしているわけです。与党の価値観が違う場合党が途中で抜けてしまうこともあり(レインボー政権では左翼党が途中で離脱した)緑の党と左翼党の価値観が似ているためスムーズな政治が行われるであろうことから。

2019年の選挙がどうなるかは判りませんが、なぜだか近年はフィンランドの政治と日本アニメの関連性が面白いことになっているようですね。


Image: Facebook

Source: Facebook

(abcxyz)

2018年1月28日日曜日

フィンランドの大統領選挙が日本風アニメに!(しかも日本語音声!)


今日はフィンランドの大統領選挙日。以前フィンランドの地方選挙をアニメ化していた国営放送YLEのSNS動画サービス『Kioski』が、今度は大統領選挙を日本風アニメ化してます。



やはり前回のもののように「低い投票率」モンスターが現れて、大統領選立候補たちと『ドラゴンボール』風な戦いなどを繰り広げる内容。『北斗の拳』の名台詞「お前はもう死んでいる」、『頭文字D』のパロディーで藤原とうふ店ならぬ「孤独ライダー」(Paavo Väyrynen、ラップランドのケミ出身で元中央党だが、キリスト教民主党から中央党と自分で作った
党であるKansalaispuolue/国民党の両党に所属というよくわからない人物。キリスト教グループのメンバーとしてヘルシンキ議員に立候補し当選、現在無所属として大統領選に立候補の変わり者でよく冗談にされる)が登場したり、巨大ロボットも出てくるなど、日本のアニメへの愛に溢れた内容となっています。最後の方では80年代の映画『フットルース』などでおなじみボニー・タイラーの「ヒーロー」(Holding Out for a Hero)のメロディーが流れています。

一応各候補者の台詞は選挙キャンペーン中に各自がよくしていた発言言が元になっています。最後に候補者たちが最近流行のダンスポーズ「Dabbing」(肘の内側に頭をやるポーズ)をキメる中で現大統領Sauli Niinistöのみが別方向を向いているのは、大統領選ポスターで彼だけが明後日の方向を向いているのもあってのことでしょう。


(写真中央のポスターがNiinistö。他の候補者は皆前を向いて写真に写っている。)

選挙期間を通してSauli Niinistö現職大統領が60%前後の高い支持率を(徐々に下がってきてはいるものの)保ってきましたが、さて誰が大統領になるのか。選挙で50%以上の票を集めるとそれで大統領が決まりますが、50%以下だと、得票率の高い二人の間で再度選挙が行われます。


[via Facebook]

(abcxyz)

2017年6月14日水曜日

フィンランド政府、真のフィンランド人党分裂で、政府解散しない可能性も

Perussuomalaiset(真のフィンランド人党、以下PS)の新党首が人種差別的な発言で知られるJussi Halla-Ahoとなったことで、昨日の段階では政府解散かと思われていました

しかし今日は、元PS党首Timo Soiniを始め、合計20人のPSメンバーがPSの国会議員グループを出てUusi Vaihtoehto(新しい選択)というグループを結成しました。首相のJuha Sipiläは、明日今日、政府解散届けをするために国会解散の権限を持つNiinistö大統領に会いにゆく予定があったようですが、それもこれを受けキャンセルに。

Uusi Vaihtoehtoは、今までのPSが政府と協力していたとおりに政府の方針に従って協力するとのこと。Jussi Halla-Aho党首の下には15人の議員がまだ居残りますが、政府議席としてはまだ107あるので政府が成り立ちます(この内一人は議長なので投票時には106票分の投票権)。PS(もUusi Vaihtoehtoも)抜きでRuotsalainen kansanpuolue / Svenska folkpartiet(スウェーデン党、以下RKP)とKristillisdemokraatit(キリスト教民主党、以下KD)を政府に取り入れた場合は議席数がギリギリの101となるので、それよりは余裕を持った感じです。

結局Halla-Ahoの支持者が一部だけ政府を去る形になりましたが、まだ今のところは上記内容も確定ではありません。どうなるか気になりますねー。


[via YLE]

(abcxyz)

2017年6月11日日曜日

フィンランド政府連立与党次期党首は人種差別で知られるHalla-Ahoに。

Perussuomalaiset(真のフィンランド人党、以下PS)の現在の党首Timo Soiniは党首を辞めると意思表明していましたが、次の党首が決まりました。

Sampo Terho(現「ヨーロッパ文化とスポーツ」大臣)とJussi Halla-Aho(46)の間でどちらになるかが注目されていましたが、結局次期党首はJussi Halla-Ahoとなってしまいました。Halla-AhoはEU議会のフィンランド代表議員の一人でもあり、ヘルシンキ市議会議員でもあります。

しかし、多文化性とフィンランドの移民制度を批判していることで知られており、何度も様々なブログ上での発言で訴えられています。例えば:

・移民増加のせいで性犯罪が増えているため、性犯罪の被害者は緑党、左翼党の支持者になるべき。
緑の党の女性議員に訴えられる>警察が起訴するほどのものではないと判断

2009年にはこんな発言も:

・ペドフィリア、泥棒、人の税金で生活するのはイスラム教の遺伝。
警察に起訴され有罪に>「宗教的平和を破壊する罪」で収入に合わせた30日分の罰金として330ユーロの罰金を支払うことに

またHalla-Ahoは逆に、YLEに「人種論博士」と形容されたこと(Halla-Ahoは大学でロシア語専攻、古典教会スラブ語の博士号を持っている。このことと人種差別的なことをかしこまって言うことを揶揄してこう言った)を訴えたりもしています。

思ったことを周りを気にせず口にすることで人気を得た彼は、アメリカ大統領のドナルド・トランプも想起させるものの、落ち着いて賢そうな話し方をする彼はトランプほど馬鹿っぽい雰囲気はありません。内容はトランプ的だが言い方はかしこまっている、と言ったイメージです。

現在の与党は議席の多い順にSuomen Keskusta(フィンランド中央党、以下Kesk)、Kansallinen kokoomus(国民連合党、以下Kok)、PSの三政党で構成されています。
彼が政権の一端を担う真のフィンランド人党の党首となることで、今後大臣の入れ替わりがあると見られており、PS内のより人種差別的な議員が大臣として選出されるのではとみられています。

しかしそうなると、KokもKeskも(特にリベラルな資本主義的政党であるKokは)人種差別は許容しないはずです。こうなると政府内部に亀裂が入るでしょう。

フィンランド国会の議席は200あり、どの政党も議席の半分を占めることは不可能です。そのため現政府は上記三政党で全議席過半数以上の議席を確保していたわけです。一つ前の政府はKOK、Sosialidemokraattinen puolue(フィンランド社会民主党、以下SDP)、Vasemmistoliitto(左翼同盟、以下Vas)、Ruotsalainen kansanpuolue / Svenska folkpartiet(スウェーデン党、以下RKP)、Kristillisdemokraatit(キリスト教民主党、以下KD)、Vihreä liitto(緑の同盟、以下Vihr)の6政党(Vasは途中離脱)で構成されていたためレインボー政府という呼び名(呼び名は政党の色の組み合わせで決まる事が多い)でした。

現在のところ支持調査ではKokが一番人気、KeskとPSの人気は下がっている状態で、もしHalla-Aho新党首が今の政権の合意と異なることをしようとしたり、人種差別的な議員を大臣にすれば内閣解散、KeskとKokは他の党を政府に入れないと議席の過半数を占めることができません。KDとRKPを取り入れることができれば議席数が101人となりますが、議席数がそんなにギリギリだと一人休んだら法案が通らないし、一人でも政府の決断に反対票を投じればやっぱり法案が通らなくなります。

PSはスウェーデン語の義務教育に反対しているため、スウェーデン党RKPはPSが政府を出れば政府に加わる可能性も(RKPはスウェーデン系の人さえ良ければ他の政策についてはどうでもいいと思っていると揶揄されることもしばしある)。しかしキリスト教のKDは、現政府の困窮者からの節約はキリスト教的価値観に合わないとして反発する可能性も持っています。

なお、SDP、Vih、Vasは現政府にかなり反対しているため誘われないだろうし、参加しても参加しないだろうとも見られます。

現政府が最重要と考えるのはSoTe-uudistus(福祉医療改革)。その現行案をどうしても通したいKokとKeskは、Halla-Ahoの言い分を飲む可能性もあるかもしれません。この福祉医療改革は2009年あたりから誰もに望まれていますが、現政府の改革案は今通すために無理やり形にした感があり、専門家にも批判を浴びています。

別の可能性としては、KokとKeskがPSと仲間割れし、政府解散して仲間を探しても見つからず…ということもありえます。そうなければ国会解散となり、選挙がおこなわれるでしょうが、そうなればKeskが政府に入ることは無いでしょうし、Persも入れないでしょう。しかしHalla-Ahoは政治ゲームに興味がある風ではなく、なおかつ交渉力も低いと見られており、そうなったとしてもそれを気にせずに政治を続けるだろうという見方もあります。

ヘルシンキ市長のJan Vapaavuori(Kok)は、「(Kokの)Orpo党首が決める問題ではあるが、Halla-AhoとKokは同じ政府にはいられない」などと発言しています。

また、非常に悪質な某人種差別フォーラムは(あえて名前を書かないのは、ターゲットになれば脅迫やストーキングの恐れもあるため)、これはもともとHalla-Ahoのブログのコメント欄から派生したものだそう。


Wikipedia, YLE [via YLE]

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2017年4月8日土曜日

投票日を明日に控えるフィンランドの地方選挙が日本風アニメになった(しかも日本語吹き替え!)

駐日フィンランド大使館がフィンたんアニメを作ったからか、はたまた当ブログでアニメーションを作ったから(…では無いでしょうが)か、なぜだかフィンランドの地方選挙を明日に控え国営放送YLEのSNS動画サービス『Kioski』内で、フィンランドの地方選挙戦が日本風アニメ化されてます。





しかも内容はフィンランド人がローマ字を日本語で読み上げているようで、バッチリ日本語。イントネーションが少しわかりにくいところがありますが、そうは言っても内容はGoogle翻訳よりはしっかりしているので、ある程度日本語ができる人が作ったのではないかと思われます。

画的には各党の党首は誰もあまり本人に似ておらず、Juha Sipilä=「シピラ先輩」などは『天空の城ラピュタ』のムスカみたいな見た目に…人々の投票率を下げてしまうモンスター「低いパーセンテージ」はなんだか『ドラゴンボール』のピッコロっぽかったり。


[via Kioski]

(abcxyz)

2016年3月12日土曜日

連載・さらば福祉国家 今週はヘルシンキで三つも大規模なデモが

今週は3つもデモが行われました。デモはフィンランド語で「mielenosoitus」です。

まずは学生支援関連のもの。現政権の予定では、学生支援金が下がり、受給期間が短くなり、学生ローンの条件が悪くなり、これに反対するデモでした。

二つ目は、昨日、数百代のトラクター、数千人の農家が全国からSenaatintori(ヘルシンキ大聖堂の前のとこ)に集まってデモをしているのです。これはロシアへの経済制裁と、農作物の値下がり、昨年よりも農場の収入は平均40%下がるとみらており、そのうえ、今年の農業支援金がまだ出ていないことが決め手となって行われたデモだそうです。なおこのヘルシンキでのデモに合わせ、全国でこれを支援するデモも行われたよう。

前回の国会選挙で議員数を14増やし、総理大臣を選出したフィンランド中央党。フィンランド中央党は1964年まで「maalaisliitto / 田舎連合」という名前で、田舎が空っぽにならないための対策や、学校が田舎にもあるようにしたり、田舎を生かそうとする保守的な党です。農業者はKeskustaに票を入れるというイメージがありますが、現政府には農業者にも不満があるよう。

「俺たちがいないとお前らも食うもんがないだろ!」というデモなわけです。これに対しSipilä首相は「メッセージは受け取りました」と語ったそう。

そして三つ目、今日行われたデモは今の政府の「節約政治」に反対するデモでした。学生、失業者、高齢者、障がい者など、もうすでに悪い状況にある人に対する節約政治をやめてほしい。「節約」自体に反対しているのではなく、多くの人はどこで節約しているかに納得できていないのです。


[via Yle, via Yle]

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