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2017年6月1日木曜日

報道自由ランキング低下の原因となったフィンランド国営放送編集局長辞任



このブログでも、そして楽しいYouTubeアニメシリーズ『スゴいねスオミたん!』でも取り上げてきたSipilägate(シピラゲート)の一端を担い、世界報道自由ランキングでフィンランドの順位を落とすきっかけともなったフィンランド国営放送YLEの編集局長Atte JääskeläinenがYLEを辞めることになりました。

ジャーナリズムの道徳監視組織JSN(Julkisen sanan neuvosto)は、フィンランド語時事問題部門の編集局長JääskeläinenとYLEのやり方が間違っていると今年3月に批判。それを受けてYLE自らこれを調査し、その結果、Jääskeläinenをトップに持つ行政かのようなリーダーシップが良くないと内部で判断しました。

5月28日付のHelsingin Sanomat朝刊に掲載されたインタビューにて、JSNにもYLEの調査でもあなたが間違っているとされているが、なぜ認めないのか訊かれ「組織としてのYLEとその方針は彼らが決めるわけでなく、YLEはJSNに入りたいから入っているわけで、JSNがYLEの方針を決めつけようとするならYLE自ら組織を作ることになるかも。」などと答えました。同日彼はこんなツイートをしています。





やあ。今朝のHelsingin Sanomatの記事ですが、そういう意味の暗示ではなかった。YLEはもちろんJSNを出ようとしているわけではない。




私が言ったことでただYLEのジャーナリズムの方針を決める力はYLEにあるべきということを強調したかっただけです。


IltasanomatもYLEもこのツイートを記事に引用。Iltasanomatは「これはただの皮肉だった」との本人からのコメントも掲載しています。Jääskeläinenはこれらの記事をリツイートした後にこんなツイートをしています。




正直に言います。私は真剣な話題の中で熟考せず発言をしてしまった。それは間違いでした。私はJSNの立場を崩そうとしているわけではない。私は強いJSNが欲しい。


そして翌日29日、YLEからJääskeläinen辞任のお知らせが発表された。

今回のJääskeläinenの辞任に関しては、YLE理事会がJääskeläinenと相談しての決定であり、別に辞任しろとかそういう話があったわけではないとも話しています。辞任に関してのJääskeläinenからのメッセージには

「私のYLEの中の立場より、社会の中のYLEの立場の方が大切だから辞任します。」

などと書いてあるんですが…みんなそう思ってたから最初から辞めろって言ってたんだよ…



image by me

[via Twitter,YLE]

(abcxyz)

2017年4月27日木曜日

世界報道自由ランキング2017、5年連続1位のフィンランドは3位転落。首相の「シピラゲート」事件が影響。日本は変わらず72位



なんだかもうブログタイトルを「フィンランド・ネガティブ情報ブログ」とかにしたほうがいいってくらいにポジティブなネタを書いていませんが、今回もまたネガティブな話題です。

世界報道自由ランキングでこれまでこれまで5年連続1位の座に居座っていたフィンランドですが、今年は3位に落ちました。

Reporters Without BordersによるThe World Press Freedom Index(世界報道自由ランキング)、フィンランドに替わって1位の座を得たのはノルウェー、2位はスウェーデンとなりました。日本の順位も近年、福島原発や特定秘密保護法、安倍政権のせいで下がっていましたが、今年は昨年と同じで72位でした。

フィンランドがトップの座を明け渡したのは当然ながら当ブログでも取り上げたり(風刺アニメ作ったりしているフィンランドの首相Juha SipiläによるSipilä-gate(シピラゲート)のせいです。これで国際的なランキングで正式にフィンランドの順位を下げる事となりました。今後フィンランドの報道の自由がどうなるかも心配なところです。


[via Reporters Without Borders]

(abcxyz)