フィンランドはヨーロッパの中で一番厳しい国のようです。見方によっては国が個人の自由を奪っているようにも、はたまた、国が国民の健康を守るために管理しているようにも見えます。
これはInstitute of Economic Affairsによる「Nanny State Index」(「2016過保護国家指数」。Nannyは乳母、Nanny Stateで「過保護国家」の意)によるもの。この指数ランキングでは、EUの国々でどれだけ個人のライフスタイルが制限されているのかを示しています。例えば、アルコールや甘いもの、たばこなどが規制(それらへの課税など)されていると、順位が高くなります。
そこで一位となったのはフィンランド!次いで2位スウェーデン、3位UK、4位アイルランド、5位ハンガリーとなっています。ここで考慮されているのは、電子タバコ、タバコ、食品、アルコールの4項目となっています。それぞれの項目の詳しい内訳(税金をはじめ、例えば広告への規制や量による規制、自動販売機の禁止など)はNanny State Indexのサイトでご確認いただけます。
ちなみに最も国民が「自由」な国のトップ5は、今回のリストで一番自由な国となったチェコ、次いでドイツ、ルクセンブルグ、オランダ、スロバキアとなっています。
国民の健康を国民の選択にゆだねるのか、それとも(たとえて言うならば麻薬の禁止のように)国が国民の健康を害するものを規制するのか、皆さんはどちらがいい国だと思いますか?
Talouselämä via Telegraph via [Nanny State Index]
(abcxyz)
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