2017年8月19日土曜日

フィンランド、トゥルクで起きた刺殺事件について判明していること 現地時間22:56更新

トゥルクで刺殺事件が起きました。昨日バルセロナでテロが起きたことからこれもテロであるという報道が見られますが、少なくとも現地時間22時現在、これはテロだとされていません。また、犯人は「外国人風の見た目」であることから当てずっぽうな憶測をする報道や、外国人差別や特定の宗教を差別するコメントも見られますが、そういった扇動的な報道に惑わされないようにしましょう。(伝統的なフィンランド人の見た目ではない>外国人風の見た目、だからといってフィンランド人でないとは限らない、などここで言うまでもないでしょうが)


・トゥルク(Turku、フィンランドの昔の首都)のマーケット広場でフィンランド時間8月18日16:02に起きた事件。トゥルクは首都ヘルシンキから160kmほど。人口18万人ほど。

・フィンランド現地時間午後8時18分内務省からの発表によれば警察はテロとして調査していない

・8人刺され、今のところ(現地時間21時の報道)2名死亡

・一人の男が外国人風の見た目の若い男が包丁を振り回した。

・周りの10人ほどの外国人風の男達が止めようとして、椅子や棒などを持ち犯人を追い回した

・結局犯人は警察により足を撃たれた。

病院に運ばれた人は皆大人

・身分証明書を持っていないためこの人物が誰かはまだ分からない。様々な登録からその人の顔写真を探そうとしている

・犯人も足を警察によって撃たれたため病院にいる

・フィンランド海外のメディアでも大きく取り上げられているが、これは昨日のバルセロナのテロにより、これが連続テロであるという可能性からであろうが、そうではない(それが犯人を刺激した可能性は否定できないものの)。

・一部の犯人が「アラーアクバー」などと叫んでいるとされる動画が出回っているが、そこで聞こえるのは「Varo, Varokaa」、「気をつけて!(みんな)気をつけて!」という怒鳴り声である。

・*追記:22:56 病院に運ばれた被害者の一人も外国人風の見た目



Source: Yle, HS


(abcxyz)

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