kakka (かっか) ― 「閣下」 じゃなくて 「うんち」
日本語を知るフィンランド人の間ではよくネタにされる言葉です。日本では敬称である「閣下」ですが、全く同じ発音で、フィンランド語ではちょっと子供っぽい「うんち」という意味になります。お気をつけ下さい。
ちなみに、エストニア語ではkaka(発音は「かっか」)、スウェーデン語ではkacka(同じく「かっか」)、ロシア語ではкака、と近隣の国々でも多少表記は違えどほぼ同じ発音で同義を指す他、フィンランド語の遠い親戚に当たるハンガリア語でもkakaとなっています。ラトビア語、リトアニア語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語でも「caca/kaka」をベースにほぼ同じ音で同じ意味を指すようですのでご注意を。
Wikitionaryによれば、少なくともフランス語の「caca」はラテン語の「caco」から来ており、ラテン語のcacoは、インド・ヨーロッパ祖語(に存在したとされる)「*kakka-」という言葉から来ているのではとのこと。
Japanese:かっか kakka
・閣下(excellency)
Finnish:poo
(abcxyz)
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