4月18日にヘルシンキではTTIP(環大西洋貿易投資協定)反対のデモが行われました。言ってみればEU版のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)にあたるものです。
国よりも企業が力を持ってしまう(それだけの問題では無いけど)TTIPやTPP。反対する人は数多くおりEUではすでに100万人以上が反対に署名しています。詳しくは読者の皆さんの判断に委ねるとして、デモの様子をお伝えします。
4月18日にはヘルシンキだけでなく、世界中でデモが行われ、日本でも同日TPP反対デモが行われたようです。
YLEの伝えるところによるとヘルシンキのデモには800人(AFPによれば1000人)ほどが参加。Kamppiの前の広場からEsplanadi公園を回って、Kansalaistoriまで行進しました。現在フィンランドで行われている国会選挙に立候補している人たちも何人かデモの中に見られました。
デモが始まる前には、スーツ姿の人がTTIP賛成派の人のふりをして演説、言われるがままに騙された人々が目隠しをして登場。その後「みんな目を覚ましましょう!」と目隠しを取って行進が始まりました。
行進を先導するのはその日の朝完成したという巨大な木馬。もちろん「トロイの木馬」を表しています。
短いものの動画も撮影したのでご覧あれ。
警察に付き添われ(騎馬隊も!)デモ隊は平和裏に進んでいきました。
最後に、英語のTTIP反対動画と、日本語で初音ミクが謳うTPP反対動画も掲載しておきましょう。
(abcxyz)
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